その季節に初めて収穫・漁獲されて市場に出回る「走り」、最も多く店頭に並ぶようになる頃の「盛り」、そして、「来年もまた食べられますように」と願って食べる「名残」。ひとつの食材を時季に分けて楽しむという風習も、私たち日本人独特の素敵な感性といえそうです。今回ご紹介するのは「走り」の代表格「新茶」。若葉ならではの清々しい香り、豊かな甘みを、ここちよい季節の中でお楽しみください。

新茶の中の新茶「大走り」、入荷します

＜日本橋 和の茶 伊藤園＞大走り知覧新茶　3,240円 (70g)

□日本橋三越本店 本館地下1階 日本橋 和の茶 伊藤園
［販売期間］2022年5月4日(水･祝)から

新茶の中でもとくに早く生産されるものを「大走り(おおはしり)」といいます。ここにご紹介する「大走り」は、国内最大級のお茶の産地として知られる鹿児島県南九州市産の「知覧茶」。産地のみならず、希少な品種、育成方法、製法などにこだわる日本茶専門店＜日本橋 和の茶 伊藤園＞がおすすめする「新茶の中の新茶」です。

新緑の風景が思い浮かぶような爽やかさ

＜松北園＞緑のみぎり　1,620円 (100g)

□日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子・お茶
［販売期間］2022年4月末頃から

その名の「緑のみぎり」とは「緑の頃」のこと。青葉薫る季節をイメージしたコンセプトブレンド茶です。求めたのは「爽やかな清涼感と深いながらもサラッとした旨み」。その条件に合う鹿児島県産の茶葉を集め、それぞれに合った精選加工と火入れを行って仕上げました。

これこそ「宇治新茶」といえる銘茶です

＜松北園＞宇治新茶秀印　2,160円 (100g)

□日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子・お茶
［販売期間］2022年5月中旬頃から

宇治茶の伝統を守り続けて三百有余年の＜松北園＞からご紹介する「宇治新茶秀印」は、宇治新茶正統派の山吹色の水色、後をひく爽やかな特徴ある香気、繊細かつバランスの取れた旨みとまろやかな渋みが特徴。老舗ならでは、この時期ならではの色・香り・味わいをご堪能いただけます。

ティーバッグで楽しめる、摘みたて新茶

＜一保堂茶舗＞新茶ティーバッグ　1,620円 (56g/7g×8袋入)

□日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子・お茶
［販売期間］2022年5月中旬～6月中旬

4月末から5月初旬に摘まれる＜一保堂茶舗＞の「新茶」。時間とともに失われやすい「青々しいフレッシュな香気」はまさに旬のもの。摘みたてほやほや新茶ならではの“青い香り”と“若々しい味わい”をご堪能いただけます。また、今回ご用意したのは、準備も後片付けも手間いらずのティーバッグ。本格的な味わいを手軽にお楽しみいただけます。