レストラン担当者が自ら実食レポートでお届けする【ミツコシ★レストラン探訪】シリーズ。今回は〈特別食堂 日本橋〉(以下・〈特別食堂〉)をこよなく愛する八尋アシスタントバイヤーが初挑戦。洋食メニューから〈東京會舘〉の味を手軽に楽しめるクリスマスコースをご紹介します。「〈特別食堂〉はお料理のおいしさはもちろん、雰囲気がとってもあたたかくて寛げるので何度でも来たくなるんです。お子さまや若い方のフランス料理デビュー、なんてときにもぴったりかも。今日はしっかりお料理の素晴らしさをお伝えします!」
前菜の「海の幸のゼリー寄せ」は、生ウニ、ズワイガニ、甘エビなど豪華な海の幸をコンソメでゼリー寄せにして、周りにホタテやイクラ、エディブル・フラワー(食用花)をあしらった華やかな一皿。「カラフルでキレイ!これはテンションがあがります」と目を輝かせる八尋さん。洋食部門の伊藤調理長によると「三角のゼリーがツリー、周りはリース。海の中のクリスマスを表現してみました」とのこと。
「コンソメの風味が濃厚!〈東京會舘〉といえばチキンのダブルコンソメが代名詞ですが、ゼリー寄せもコンソメの旨みがしっかり感じられます。ふるふるの滑らかなゼリーと、ぜいたくな海の幸が口の中でほどけて・・・たまりません!」
続いてスープ。「かわいい!上に載っているパイ皮がベルの形ですよ。クリスマスらしくて楽しいですね」。こんがりと焼かれたパイにザクッとスプーンを入れると「うーん、香ばしい!パイのバターの香りと、中のスープの香りがいっぺんに広がります」。
パイもスープもアツアツ。スープは複数のキノコや玉ねぎを使い、トリュフの香りを忍ばせた滑らかなクリームポタージュ。「沁みわたる・・・!焼き立てのパイ皮をちょっとスープに落として一緒に食べるとさらに幸せです」
いよいよメインが登場。大きなお皿に沢山のお料理がにぎやか!「今回のポイント、魚料理と肉料理をワンプレートに盛りつけたメインディッシュです。“もっと手軽に短い時間で、でもしっかりおいしいお料理を楽しみたい”というご要望にこたえて作られたスタイルなんですよ。一品ずつが小ぶりで、食べやすいボリューム感も嬉しいですよね」。
魚料理は「サーモンと白身魚のきゃべつ包み ニューバーグソースとクリームバンブランソース キャビア添え」。「すごく好きな味!キャベツの中に、サーモンで包まれた白身魚のすり身が入っています。ソースがとってもおいしい。クリーミーな白ワイン風味のソースは濃厚なのに後味がよくて、海老の風味のソースを混ぜると甘みが増して味が変化します」。肉料理は「牛フィレ肉とチキンの盛り合わせとプティサラダ」。「フィレがやわらかい〜!チキンソテーもあってクリスマスムード満点です。長芋のソテーに紫芋ピューレを絞った付け合わせも素敵。リンゴとツナのサラダもさわやかでほっとする味わいです」
「いよいよデザートへ。テーブルに置かれた瞬間「かわいいっ・・・!」とハートを捕まれた様子の八尋さん。「生の国産いちごを煮てエキスを抽出したいちごスープに、いちごスライスを浮かべ、いちごムースを載せたいちごづくしのデザートです。クリスマスカラーで愛らしく仕上げました」と石川製菓長。
「ムースがなめらかでふわふわ〜!いちごのフレッシュな香りがすごい。最高の締めくくりです!」
実食レポート、いかがでしたか?「おいしさを言葉で伝えるって難しいですね」と恐縮ぎみの八尋さん。しかしその幸せそうな笑顔と食べっぷりは、見守っていた伊藤調理長と石川製菓長も、料理人冥利につきたのではないかと思われるほど、おいしさを物語っていました。「もともとお席がゆったりしている〈特別食堂〉ですが、現在はさらに席数を減らし、安心して過ごしていただけるよう対策しています。手軽なコースなので、ランチにもおすすめ。今年のクリスマスは平日なので、ランチでさくっとクリスマス祝いするにもぴったりです。ぜひ食べに来てください!」
※価格はすべて税込みです。
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