街にクリスマスのイルミネーションが輝きはじめるこの季節は、何となく人恋しくなる人も多いのではないでしょうか。
近年では新しい感性を取り入れた「現代の美人画アート」が静かなブームを迎えています。
そんな現代の美人画アートを得意をする作家の中から、今注目を集めている男女2名の作家の版画アートをご紹介します。
性別も世代も違う2人のそれぞれの視点から描かれた新感覚の美人画をお楽しみください。
池永 康晟 (Yasunari Ikenaga)
1965年に大分県に生まれ、現代美人画アートを牽引する池永氏。
長年人物の肌色の追求を続け、そこに描かれた女性の肌と黒い髪、花の文様を中心とした布地には、それぞれの質感の違いが表現されています。人物の曲線と女性の眼差しからは、まるである物語の一場面を思い起こさせるようです。
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丁子 紅子(Beniko Choji)
1991年に埼玉県に生まれ、女子美術大学で日本画を学んだ丁子氏。
しなやかで美しい女性を描き、「心を人物という形に描き起こした美人画」と称される独自の世界観は、日本画家として評価を受けるだけでなく、自身でファッションブランド「Beniko Choji」を立ち上げるなど、さまざまなシーンで注目されています。
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~眼差しの行方~ NEO美人画アートの世界
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