朝起きてから夜寝るまで生活に欠かせない時計。紀元前に誕生した時計は、時代ごとに形を変え、さまざまなブランドやデザイナーたちが多種多様なデザインを生み出してきました。今回は、シンプルなデザインから個性的なデザインまで、＜THE CONRAN SHOP/ザ・コンランショップ＞が世界中から選りすぐった、機能だけではない魅力溢れる時計をご紹介します。

＜NEWGATE CLOCK/ニューゲイトクロック＞のナンバー スリーレールウェイ

英国のクロックブランド＜NEWGATE(ニューゲート)＞のNumber Three Railway(ナンバー スリー レールウェイ)は1950年代から60年代にかけて鉄道の駅で使われていた時計に着想を得たミニマルなデザインが特徴です。マット仕上げのフレームと太いインデックス、スペード型の針が印象的。英国らしいクラシカルな上品さの中にもモダンなエッジが効いています。お部屋のポイントとしてやギフトにもおすすめです。

＜NEWGATE CLOCK/ニューゲイトクロック＞のミスタークラーク

MaMR CLARKE(ミスタークラーク)も1990年に創業した英国のNEWGATE(ニューゲート)のデザイン。スカンジナビアの雰囲気が漂うプライウッドのフレームと、ミニマルなインデックスのデザインは、お部屋に温もりを与えてくれます。リビングや寝室・オフィスなどさまざまな場所に溶け込むシンプルで飽きのこないデザインをお楽しみください。

＜VITRA/ヴィトラ＞のボール クロック

スイスの家具メーカーのVitra(ヴィトラ)が復刻を手がけるBall Clock(ボール クロック)は、1948年から1960年の間にアメリカのデザイナーGeorge Nelson(ジョージ・ネルソン)がデザインした、時計コレクションの1つです。彼のデザインは、それまで必要とされていたインデックスの数字をなくした、装飾的でオブジェのような存在感が特徴。ミッドセンチュリーを象徴するアイコンの1つであるBall Clock(ボール クロック)は時計としての機能だけではなく、個性的なフォルムが、お部屋を洗練された空間に仕上げてくれます。

＜A.JACOBSEN/アルネヤコブセン クロック＞のステーション

1943年にデンマークのデザイナーArne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)によってデザインされたStation(ステーション)。視認性が高く、誰が見ても一目で時間がわかるようにアラビア数字のフォントをインデックスに使用し、ドイツの技術規格に基づいて制作されました。その後高く評価されたデザインは、デンマークの鉄道駅に使用され、瞬く間に国内に広がりました。デンマークでは最もポピュラーな時計のデザインと言えます。読みやすい文字盤はリビングやダイニング・寝室などあらゆるお部屋で活躍してくれます。

＜A.JACOBSEN/アルネヤコブセン クロック＞のバンカーズ

BANKERS(バンカーズ)もデンマーク建築のモダニストと呼ばれた、Arne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)によるデザイン。1971年に彼が設計したデンマーク国立銀行のトータルデザインの1つとして製作されました。インデックスは12個のブロックでできており、1～12まで美しい螺旋を描いています。ミニマルなデザインの中に映える文字盤の中心の赤は、BANKERS CLOCK(バンカーズ クロック)の魅力をより一層引き立てます。モダンなテイストやシンプルな空間におすすめです。