＜ザ・コンランショップ＞
CHAIR マニア PART2

昨年好評だった「CHAIRマニア」を＜THE CONRAN SHOP/ザ・コンランショップ＞伊勢丹新宿店で再び開催します。今回は、誰もが一度は目にしたことのある名作シリーズを中心に、見た事あるけど座ったことはない！さり気なく使っていたけど詳しくは知らない！チェアを深堀りしてご紹介します。ぜひこの機会にお気に入りの一脚を見つけてみてはいかがでしょうか。

1938年に発表されたリトル ペトラは、1930年代にファンキススタイルと呼ばれ、デンマークを代表する建築家のヴィゴ・ボーセンの代表作のひとつです。つい触れたくなるような丸みのある有機的なフォルムと座面が低く開放的でオブジェのような雰囲気がどんなシーンにもアクセントとなるラウンジチェアです。

クラシックチェアのひとつである「STANDARD」は、フランスのデザイナーであり建築家、そしてエンジニアでもあったジャン・プルーヴェによるデザインです。椅子に座った時、後脚に最も負担がかかるという椅子の本質を見抜き、スタンダードチェアのデザインに生かしました。シンプルな構造ながらも、座るとしっかりとサポートされているような感覚のため、負担の掛からない楽な姿勢を保てるのがこの椅子の特徴です。

1933年アルヴァ・アアルトによりデザインされたスツール60は、座面と三本の脚という最小限の要素で形作られています。円形の座面の裏に直接脚を取り付けるとてもシンプルな構造で、椅子としてだけでなく、ローテーブルや、インテリアアクセサリーを飾る台として、さまざまな使い方ができます。スタッキングも可能で、いくつ持っていても場所をとらないところも魅力です。

1940年代後半に椅子の巨匠と呼ばれる、デンマークの家具デザイナー、ハンスJ.ウェグナーがデザインしたCH24。Yチェアとも呼ばれ、デニッシュモダンの代名詞として世界中に広がりました。デザイナーである前に一人の木工職人であった彼は、常に木材への敬意を払い特徴を生かしたディテールや、職人技巧を際立たせるデザインを500脚以上製作したことが「椅子の巨匠」と言われる所以。無駄を削ぎ落とした美しいフォルムと、素材の風合いは世代を越えて愛され、多様な場所やスタイルに馴染んでくれます。

フリッツ・ハンセン社を代表しベストセラーであるセブンチェアは、1955年にデンマークデザイン界の巨匠、アルネ・ヤコブセンによりデザインされました。曲線的なシェルのシルエットと、そのフォルムを際立たせる、華奢でありながらも丈夫なスチールパイプ製のベースが特徴的なセブンチェアは、家具の歴史におけるアイコン的存在です。時代を超越したシンプルでスタイリッシュなデザインはどんなシーンにも馴染むインテリア性の高さがうかがわれます。

ザ・コンランショップ

世界中から厳選した家具や照明、インテリアアイテム、ギフトに加え、オリジナルのアイテムも多く揃えるホームファニシングショップです。

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