素材へのこだわりが詰まった<クリッパン>のブランケット・スローで今年の冬を暖かく

ホームテキスタイルブランド<KLIPPAN/クリッパン>は1879年に北欧スウェーデンで創業したブランド。創業以来、一貫して天然繊維にこだわり続けています。<ミナ ペルホネン>のテキスタイルデザイン“CHOUCHO”や、スウェーデンの自然から着想したモチーフなど、デザインの豊富さも魅力ですが、実はブランケットに使用するウール素材にもこだわりを持って製造していることをご存知でしょうか。心地良い冬の暮らしを実現するための素材へのこだわりをご紹介します。
素材へのこだわり。世界水準で使う人に配慮したウール

140年以上ウールを見る眼・選ぶ眼を代々養い続けている<クリッパン>。技術と品質に哲学を持っているブランドだからこそ安心・安全な製品をお届けできます。
<クリッパン>のウールブランケット・スローは、350を超える有害化学物質を対象とした厳しい分析試験をクリアした安心な繊維製品の証であるエコテックス®スタンダード100のうち、36カ月までの乳幼児に対して安心して使用できる繊維製品に与えられる「製品クラスⅠ」の認証を得ています。
生きたウールの力
ウールには「ラノリン」と呼ばれるろう(ウールワックス)が表面を覆っているため汚れがつきにくいという特徴があります。またウール自身が呼吸しているため通気性があり、湿気を吸湿してくれます。ウールは肌寒い秋冬に使うものと考えられていますが、実は暑さ、高湿度にも適した素材で、過酷な環境で使用する登山ウェア・靴下などのアウトドア用品の素材にも使われています。
メリノウールを使った「プレミアムウール」
ウールの素材に詳しくない方でも、一度は「メリノウール」という言葉を聞いたことがあるのでは?白く繊細な毛質のため、軽やかで、肌触りが良いことが特徴で、羊毛の中でも最も高級な素材の一つとして扱われています。<クリッパン>では貴重なメリノ種のウールを採用し、メリノウール60%・ラムウール40%の混紡で包まれるような肌触りを実現しています。
スウェーデン産のウールを、スウェーデンのブランドが創る。「ゴットランドウール」

「スウェーデンのウールを!」という声にこたえて、<クリッパン>が採用した初のスウェーデン産ウールです。ゴットランド島はスウェーデン南部に位置する、スウェーデン内の最大の島で、さかのぼること1000年以上前のバイキングの時代から羊が飼育されていました。
シルクのような光沢と深みのある美しいグレートーン
ゴットランド島の人口は約5万人。この島で8~10世紀から現在まで飼育されてきたのが、ゴットランド羊です。くるくるとカールした巻き毛と光沢のある毛並みを持ち、ゴットランド島には約5万頭、スウェーデン本土には約10万頭のゴットランド羊がいます。ゴットランドウールは、美しい光沢と、明るいグレーからブルーグレーのグラデーションが特徴です。<クリッパン>のゴットランドウールはゴットランド島とスウェーデン本島から原毛を仕入れ、紡績糸から最終製品までを自社工場で一貫生産しています。空気をたっぷり含んで織り上げたゴットランドウールの肌触りと北欧の心地良さをぜひ体感してください。
<クリッパン>の素材へのこだわりが詰まったアイテムが今年の冬を暖かく過ごすヒントです。合わせて、秋冬おすすめのデザインを三つご紹介します。
1.“ヴィンガ”(ラムウール)
ビルギッタ・B・ビョルクが手がけたデザインです。「ヴィンガ」は北欧スウェーデンのイェーデボリの島にある灯台の名前。このデザインはその近郊の海を思い描いて作られています。シンプルなチェック模様は時代も国境も超えて愛されている定番柄。どんなお部屋にも合わせやすいベーシックなデザインです。
2.“ウェーブ”(リサイクルウール)
<クリッパン>の副社長パニラ・ルースと工場デザイナーによるデザインです。心地良い波の音、どこまでも続く水平線、美しい海をいつまでもという思いを込めたデザインです。ブラッシング加工の優しい肌触りをお楽しみください。
3.“マーガレットローズ”(シュニールコットン)
1954年、スウェーデンのグラフィックデザイナー、オーレ・エクセルがストックホルムの百貨店NK(エヌコー)のためにデザインしたファブリックを、<クリッパン>がシュニールコットンでよみがえらせました。“マーガレットローズ”という名前は、「高貴で美しい女性」という意味が込められています。50年代らしい曲線は、シックでいながらポップでクールなデザインです。
お気に入りの素材・デザインは見つかりましたか?今年は<クリッパン>で暖かくお過ごしください。