優雅な音色を体感しよう。<リュージュ>オルゴールギャラリー 音のある暮らし

優雅な音色を体感しよう。<リュージュ>オルゴールギャラリー 音のある暮らしのメインビジュアル

上質なオルゴールを聴きながら、リラックスする優雅なひとときをご提案します。150年以上の歴史を持つスイスのオルゴールメーカー<REUGE/リュージュ>。永きにわたり沢山の人々を魅了し続けるオルゴールは、親から子へ、子から孫へと世代を超えて受け継がれていきます。日本橋三越本店 本館5階では、2024年6月19日(水)~7月2日(火)の期間限定で<リュージュ>オルゴールをご紹介するイベントを開催予定。この機会に、大人の癒しの空間にふさわしい、重層的でラグジュアリーな音色をお楽しみください。

36弁シリンダーオルゴール

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    <リュージュ>36弁 Teddy (幅15×奥行15×高さ6.5cm) 132,000円 商品を見る

「36弁シリンダーオルゴール」は36音の櫛歯を持つオルゴール。針(ピン)の数は約200~300本で、主旋律を中心に1曲演奏します。連続演奏時間は平均7~8分。ボックスにクマのぬいぐるみの象嵌が施されている、宝石箱タイプの作品です。初めて<リュージュ>を手にする方へのギフトにもおすすめなコンパクトサイズのオルゴールです。可愛らしい1曲を演奏します。

72弁シリンダーオルゴール

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    <リュージュ>72弁 L'Auberson (約 幅20×奥行11×高さ7.5cm) 374,000円 商品を見る

「72弁シリンダーオルゴール」は72音の櫛歯を持つことから、ピアノ1台分とも称されています。約1200本の針(ピン)を使用し3曲収録、10分を超える連続演奏は安らぎのひとときを演出します。主旋律と副旋律の見事な調和は<リュージュ>ならではの編曲で、<リュージュ>の真骨頂とも言える代表的なオルゴールです。72弁オルゴールの中でも圧倒的な人気を誇る、クルミの無垢材を使用したオルゴール。スイスオーベルソンの職人が一つひとつ丁寧に仕上げたボックスは、バランスの良い音を響かせます。飽きのこないシンプルなボックスは、お部屋のインテリアも邪魔しません。72弁シリーズの中で選べる曲数が一番多いモデルです。

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144弁シリンダーオルゴール

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    <リュージュ>144弁 Dauphin (約 幅31×奥行16×高さ8cm) 715,000円 商品を見る

「144弁シリンダーオルゴール」は72音の櫛歯を2枚使用し、ピアノの連弾を思わせる複雑な演奏をします。2000を超える針(ピン)を使用し、3曲収録。装飾音も増え絶妙なハーモニーを奏でます。20分を超える連続演奏も魅力です。<リュージュ>定番のガラスオルゴールは、中のムーブメントも見えるスタイリッシュなデザインで人気のモデルです。イルカをモチーフにした脚も目を引きます。サブライム・ハーモニー(シリンダーオルゴールの型式の一つで、同じ調律の櫛歯が2枚並べて組み込まれたオルゴール)と呼ばれ、複雑演奏が魅力の144弁ムーブメントを、透明感あふれるガラス製ボックスに収めた作品です。

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<リュージュ>のオルゴールができるまで

<リュージュ>では、一つのオルゴールができるまでにおおよそ3カ月が必要です。職人たちは、各製造工程を通して、作品に魂を吹き込んでいきます。

Step1【編曲 Arrangement】

【編曲 Arrangement】イメージ画像

編曲者は、楽譜をオルゴールの針に置き換えます。技術にも音楽にも精通している、いわば音の魔術師なのです。

Step2【針打ち Drilling&pinning】

編曲に合わせて、シリンダーに小さな穴を開け、細い鋼線を穴に挿入し切削します。

Step3【シリンダー検査 Inspection】

【シリンダー検査 Inspection】イメージ画像

シリンダーは、一つひとつ、注意深く綿密に検査されます。ピンがまっすぐで不足していないか、ルーペを使い入念に確認します。

Step4【ガム引き Lining】

シリンダーの内側一面に樹脂を塗布します。こうして、すべてのピンが固定され、最高の音質が保証されます。

Step5【切断 Splitting】

オルゴールの音を奏でるコームは、金属の板をリュージュ社で独自に設計したフライスカッターで、櫛の形に切り抜いて造られます。

Step6【焼入れ Hardening】

800℃を超える釜で焼入れを行い、硬度を高めます。これにより高音域の澄んだ音色が生まれ、精錬され類いまれな音色の元ができるのです。

Step7【溶接 Soldering】

【溶接 Soldering】イメージ画像

コームの低音域に属する櫛歯の下には鉛を流し込みます。さらに中音域の丸みのある音色と低音域のお腹に響くような音色を育むため、職人が一本一本鋸で研磨します。

Step8【調律 Tuning】

【調律 Tuning】イメージ画像

オルゴールのコームは、ピアノと同じように調律する必要があります。職人はまず振動数を確認し一本一本研磨して正しい音程に調律します。

Step9【ダンパー(残響音の除去)Damping】

ルーペとピンセットを使用し、低音域の櫛歯の下にダンパーを貼り付けます。余分な振動を抑え、澄みきった音色を可能にします。

Step10【取り付け Fixing】

【取り付け Fixing】イメージ画像

ピンとコームの噛み合いは、音色を左右するデリケートな作業です。職人は、長年の培われた経験と音感だけを頼りに音色を創り上げます。

Step11【組み立て Assembling】

オルゴールの組み立ては、すべて手作業で行われます。さまざまな部品を組み合わせることで、心地良いテンポの美しい音色が構成されるのです。

<リュージュ>オルゴールギャラリー 音のある暮らし

□2024年6月19日(水)~7月2日(火)
□日本橋三越本店 本館5階 イベントスペース

ギフトにも最適なコンパクトタイプから、据え置き型の大型タイプまで、種類豊富にご紹介します。オルゴール試聴コーナーでは、オルゴールに収録されているすべての曲目をお聴きいただけます。10分・20分を超える連続演奏時間も魅力の一つであり、主旋律と副旋律の見事な調和や、ピアノの連弾を思わせる複雑な演奏をお試しいただけます。また、<リュージュ>社のオルゴール修理のご相談をイベント期間中のみ店頭にて承ります。

お問い合わせ:日本橋三越本店 本館5階 キッチン・生活雑貨
電話03-3274-8527 直通

※諸般の事情により、営業日・営業時間、予定しておりましたイベントなどが変更・中止になる場合がございます。必ず事前にホームページを確認してからご来店ください。

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ご来店の難しいお客さまや、大切な時間を有効に活用していただくためのサービスとしてLINEでのチャット接客を行っております。

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リュージュ社屋画像

<リュージュ>
1865年、シャルル・リュージュがフランス国境近くのスイス・サンクロアでオルゴール付き懐中時計の製造を始めました。REUGE社の歴史の始まりです。シャルルの息子、アルベール・リュージュがオルゴール工房を開きますが、その後世界恐慌や第二次世界大戦によりオルゴール不況の時代が訪れます。しかし、そのような苦しい時代をも生き抜き、REUGE社を高級オルゴールブランドへと導いたのがアルベールの息子ギド・リュージュでした。ギド・リュージュは、最愛の妻ジャクリーヌと共に、世界中を旅し、さまざまなアンティークオルゴールを収集しながら、製品開発に生かしました。世界中のお客さまとの出会いを大切に、また古き良き時代のオルゴールを復刻することを命題に進み、REUGE社は「世界最高峰のオルゴールメーカー」と称されるほどのオルゴール名門ブランドへと発展しました。すべてを機械任せにせず、手作業や昔ながらの技法にこだわり続ける。それがREUGEイズム。リュージュオルゴールをつくり続ける職人たちのプライドなのです。