自分にとって一番心地の良い場所は、眠るだけでなく、自分を整える時間をもたらす。
自分の感性に寄り添い、肌に触れ、暮らしに親密感と充足感をもたらすアイテムの数々を選び取ってください。
今回はエッセイストの上野 朝子さん、「press room alice daisy rose」主宰の黒田 トモコさんをお迎えし、お二人がおすすめするアイテムもあわせてご紹介します。

出店ブランド

上野さんのおすすめ

＜YAMMA/ヤンマ＞

日本では16年前から会津木綿の洋服を製作。受注制で販売している＜ヤンマ＞。2年前からジェンダーレスな新レーベル＜ヤンママン＞をニューヨークでスタートしました。会津木綿の素朴な質感と機能性、透明性の高い製造背景が、欧米人の間でも話題になり、セレブリティにも注目されるなど、人気が高まっています。今回のイベント用に、ブルックリンを意識した普段よりポップなカラーバリエーションと柄のアイテムを制作・展示します。ほかでは買えないアイテムをぜひお楽しみください。

＜Coral & Tusk/コーラル＆タスク＞

＜コーラル・アンド・タスク＞はデザイナーのステファニー・ハウズリーが2007年にニューヨーク・ブルックリンで立ち上げた刺繍のブランド。
デザインのプロセスはいつもステファニーのスケッチから始まり、旅や自然、動物など、ストーリー性のある刺繍が特徴で、インドのファクトリーにてデザインに忠実に丁寧な製造を行っています。
動物愛に溢れるステファニーが描く動物たちはユーモラスな可愛らしさがあり、麻素材の大人っぽさとデザインの可愛さのバランスは絶妙。クッションやキルトはお部屋の雰囲気を壊すことなく良いアクセントになってくれます。

＜HATORI/ハトリ＞

＜ハトリ＞のデザイナー・中川 聡子は、ニューヨークのFIT(ファッション工科大学)で靴や鞄の制作と美術史を専攻。メトロポリタン美術館で、武士の甲冑(かっちゅう)の美に魅せられたのをきっかけに、縅し(おどし)の技法を独自に発展させ、現代の生活に根ざしたオブジェクトとして2017年にバッグを発表。伝統的な技術と現代のニーズを融合させたトレンドに左右されない持続的なラグジュアリーアイテムとして、ファッション関係者をはじめ、多くのニューヨーカーに注目されています。

＜8.6.4/エイトシックスフォー＞

＜エイトシックスフォー＞は、ニューヨークを拠点に「シンプルで飾らない生き方を大切に考える人」に向けて、主にジュエリー・バッグ・ビーニー・レザー製品などを展開しているブランドです。ミニマルで実用性のあるデザインをベースに、洗練された遊び心のあるデザインが特徴的。ジュエリーはすべてニューヨークにてハンドメイドで製作しています。
全米にファンが広がる＜エイトシックスフォー＞のジュエリーの素材(ブロンズ・シルバー・ゴールド)の中から、会場ではブロンズとシルバーのリングやネックレスなどを展示。ニューヨークから来日するデザイナーのアドバイスとともにお買いあげいただけます。

黒田さんのおすすめ

＜LO/ロー＞

イギリス ノッティンガムで生まれた＜ロー＞は、建築家トレーシー・ロングワースとクリエーティブディレクター アラン・アブードが手掛けるヴィーガンフレグランスキャンドルです。
＜ロー＞はトレーシーのごく個人的な記憶の断片を香りで表現しています。それは彼女の最も大切な想い、時間、心の片隅に映し出す風景です。最愛の父の思い出とともに静かに深く育まれたものづくりは、環境に配慮しながら天然由来の原材料で手作業を積み重ね、やがて幸せな記憶を紐解く9つの物語の香りとなりました。リサイクルのコンセプトを丁寧に捉えデザインされたパッケージとご紹介いたします。

＜Tabrik/タブリク＞

どこの国かはわからない西と東が混在したところ。
自由を纏い、場所を変え、時を経ても袖を通してもらえるもの。

各地の職人さんによる織りや天然染めに、時代を超えた手仕事の美しいものを織り交ぜて、
着る人のその傍に無造作に重ねられていくような物づくりを目指しています。

＜…et R/エテール＞

自然からいただいた素材、色彩から装身具を創作。植物の形をそのままに写しだし色を引き出す染色。天然繊維から織り上げる織物。千紫万紅に想いを馳せる形。染色・織物・加工により自然から派生する装身具です。＜エテール＞を身に纏えば街の喧騒の中でも、一人の大事な時間も、自然や植物に包まれ豊かで穏やかな気持ちになれることを願います。

その他のおすすめ

＜Cul de Sac-JAPON/カルデサックジャポン＞

＜カルデサックジャポン＞は、「青森ヒバ」の材木屋で生まれ育ったデザイナーがヒバの魅力を広めるべく設立。力強く優しいヒバの香りや、シンプルで美しいデザインのアイテムがもたらす心地良さを感じて欲しいという思いでプロダクトを製作しています。
今回のPOPUPでは、これからやってくる梅雨シーズンには欠かせない除湿のアイテムや、店舗限定で行っているヒバチップの詰め放題、そして丸太スツール・サイドテーブル・ペットテーブルなど、実際に見てお選びいただきたい一点物のアイテムも必見です。

＜tribe/トライブ＞

＜トライブ＞は40年近く、世界各地の先住民や少数民族の生活のための手仕事を扱ってきました。今回は「遊牧民」の暮らしから生まれた「トライバルラグ」をご紹介します。遊牧民とは「風のように生きる人々」です。彼らの生活の必需品であるトライバルラグは、道具としての「機能」と精神性を含んだ「美」を併せ持つ『用の美』と言えます。
現代のインテリアアイテムに欠かせない敷物や掛け布など「新しい世界と出会うきっかけ」となれば幸いです。

＜CURIONOIR/キュリオノワール＞

＜キュリオノワール＞は、2011年にティファニー・ウテヒラにより創業された、ニュージーランドを拠点とするフレグランスメゾン。ウテヒラのルーツ、先住民族マオリの誇り高き伝統と文化へのオマージュとして、記憶を呼び起こす香りと、希少なアートピースを創り出しています。
上質で濃密なエッセンスのみを使用したエキストレドパルファムは、少量の香水を指先にとり、肌に直接なじませ纏います。香りは纏うひとの肌で変化し、長く親密に持続します。一つひとつ熟練の職人が仕上げたフレグランスキャンドルもあわせてご紹介します。
2023年11月日本上陸。物語を纏うかのような香りをご体感ください。

＜Sans Ceuticals/ソンズ シューティカルズ＞

豊かな大自然・美しい水・マヌカハニーや先住民族マオリ伝統のハーブなど、美と健康の可能性を広げるエッセンスの宝庫、ニュージーランド。2009年オークランドで誕生した＜ソンズ シューティカルズ＞は、環境を損なうことのない製品づくりと、少数精鋭・多機能が魅力のスキン＆ヘアケアブランドです。
顔も髪も体も一本で全身を保湿し輝かせる高濃度ビタミンオイル、サロンのように効果的なフェイスケアをお家で叶えるピーリングマスクなど、確かな結果はもちろん、日々のセルフケアをシンプルで楽しい時間にしてくれるラインナップをご紹介します。

＜SILKKI/シルッキ＞

桐生の機屋が作るシルクに特化したライフスタイルブランド＜シルッキ＞。春夏秋冬いつでも私たちの体を快適な温度に保ってくれるシルクのアイテムをお届けしています。
今回は定番のシルッキパンツ・インナーやソックスはもちろん、ホームウェアもラインナップ。これからの季節が楽しくなるような、ナチュラルカラーのブランケットストールなど、春夏の新作もたくさんお届けいたします。使いやすくて心地良い、＜シルッキ＞のアイテムをぜひお楽しみください。

＜qiri/キリ＞

オリジナルテキスタイルの開発から服づくりが始まる＜キリ＞。繊維のまち群馬県桐生市を拠点に、手仕事や技術の可能性を追求しながら、新たなテキスタイルを生み出し続けるブランドです。古いものや、自然の儚くやわらかな情景から着想を得て作られるテキスタイルは、優しくしなやかに紡ぐ日々へ向けて、シンプルながら着心地や着回しを大切にした服へと形作られています。

＜entwa/エントワ＞

「日常と発見をつくる」
体の動きに沿う、曲線を取り入れたシンプルなデザイン。
遊びは素材と小さなディテールで。いつまでも想像力が膨らむ、ほんの少し特別な日常着を。やわらかな雰囲気のものから、ユニセックスで楽しめるオーバーサイズのものまで、スタイルに合わせて楽しめるシャツ。そこにバルーンシルエットの心地良いボトムスを合わせる、＜エントワ＞の定番スタイル。今回のイベントでは軽やかなリネンのアイテムを中心に、シャツ・ボトムスに加えて革小物も。新しい季節を心地良く、共に楽しむラインナップをご用意しております。

＜POSIPOSY/プスプス＞

イラストレーター福田 利之の繊細・神秘的・自由でユーモアのある絵の世界が飛び出すプロダクト。ドリーミーな日常を。

＜TENNE HANDCRAFTED MODERN/テンハンドクラフテッドモダン＞

自由な発想で服作りを行うスタジオで経験を積んだのち、2004年に＜テンハンドクラフテッドモダン＞をスタート。立体裁断・裁縫・編物・染色・フィッティングといった服作りにおけるすべてのプロセスを自らの手で実践的に行い、インディペンデントな服作りをする。動きやすさや肌触りのよさといった機能性、手編みやハンドステッチなどのクラフト的要素を融合させながら、いままでのやり方にとらわれないアプローチでミニマルに表現。現代的な女性のライフスタイルに寄り添う、遊び心のある洗練された洋服を提案します。

＜forest sy dukke/フォレストシーデュッケ＞

ぬいぐるみメーカーのデザイナーを経て、2012年よりオリジナルの型紙で生き物などを制作しています。自然素材や、アップサイクルの素材を意識しながら暮らしになじむような、かたちをデザインしたいと考えています。

＜yagiasako glassworks/ヤギアサコグラスワークス＞

電気炉で焼成する“キルンワーク”にて、ガラスならではの豊かな色や独特の質感を生かしたテーブルウェアをデザイン、制作しています。
【淼syui/シュイ】
また2023年より、ジュエリーライン「淼syui」をスタート。暮らしや装いのなかで、ガラスを楽しんでいただけるようにものづくりをしています。

＜Bornholmの記憶/ボーンホルムノキオク＞

デンマーク・ボーンホルム島の手工芸学校へ留学したデザイナーが、2022年にスタートしたブランド。はじめてジュエリーメイキングと七宝焼を学び、夢中になった日々。そこで出会った人、自然、生き物たちとの共通の記憶をシルバーの形と七宝の色に重ねて表現。時を超え、人を超え、愛されていくようなシンプルなデザインを大切にしています。

＜KoKo/ココ＞

ひとりひとり
ひとつひとつ
「個々」を大切にするお店
デンマークのヴィンテージグラスを中心に
有名無名にこだわらず、美しいと思ったものをセレクトしています
気持ちがふわっと踊るモノを見つける幸せ
私のこころがその出会いを教えてくれる
同じ人はひとりもいない
同じモノはひとつもない

＜mittan/ミッタン＞

＜ミッタン＞は世界に遺る衣服や生地にまつわる歴史を元に、現代の民族服を提案しています。平面的な構造を再解釈し、天然素材が持つ本来の機能性と組み合わせることで、一過性の時代の流れにとらわれることのない、永く続く服を目指しています。
2013年のブランド設立当初から続けている修繕・染め直し、2021年に開始した買取、及び継続的な定番品の展開は、短サイクル消費・大量廃棄を前提としたアパレル産業の根幹的な問題である構造に対する反抗で、ブランドを設立した大きな意義となっています。
今回は夏でも快適に着用ができる製品を中心にご紹介します。

＜yasuhide ono/ヤスヒデ オノ＞

世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始。鉱物・金・銀・蝋引き紐、麻や手紡ぎの綿糸などを用いて、身に着ける人の日常に寄り添うアクセサリーを制作しています。
2013年福岡県宮若市に移住
2015年9月新月より同地にて「うつしき」というギャラリーを始動
日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ“心を装う”、“御守り”という機能を追求。

＜NADELL/ナデル＞

人・物・事の日々の出会い・関わりを大切に何よりも気持ちを込めた“ものづくり”を提案する
＜ナデル＞。
ものづくりの町・京都にアトリエと本店を構え、オーガニックコットンをはじめ、リネンやシルクといった天然素材の持つやさしさ・風合いを生かし、織りや縫製を行う日本のすばらしい職人技術を用いて、人にも地球にもやさしいものづくりを行っています。安全安心なものづくりは、作り手から消費者までの想いをつなぐ希望の光。それが＜ナデル＞が考える“エシカル”です。素材の選定からはじまる糸作り、生地開発・染色・パターン制作の企画を自社アトリエで担い、縫製を自社アトリエスタッフと国内の提携工場の職人たちとともに仕立てています。

＜Fil et bijou/フィルエビジュー＞

原点は、祖母から譲り受けた刺繍糸。
オリジナル技法「みすみ編み®」を用いて、刺繍糸とガラスビーズを使ったアクセサリーを制作しています。金属のような見た目とは裏腹に、実はとても軽くてやわらかな動きがあるのも特徴です。繊細でありながら日々使いやすいアイテムを展開します。手作業によって生み出された美しく輝くアクセサリーたちを、ぜひお手に取ってご覧ください。四季の移ろいを感じる長野県のアトリエよりお届けいたします。

＜FACTORY/ファクトリー＞

FACT IS OUR STORY
私たちが⼿がけるものは良いと信じているものではなく良いと判断したもの。
かすかな⼿がかりを頼りに現地に分け入り、暮らしを感じ、そのものに触れる。
そうしてたどり着いた良質な素材を⽇本に持ち帰り⽴体的なパターンに作り上げ、
⾃社の⼯房で織り・縫い・そして染める。
素材の調達にはじまり、一つひとつの過程に⽬を配り仕⽴てあげるのがFACTORYのものづくりです。

＜itashiori/イタシオリ＞

籐素材を主に、植物造形をしている＜イタシオリ＞です。天然素材ならではのおおらかさを纏った手提げ籠、装身具をご提案します。一点一点異なる表情をお楽しみください。

＜工房枕の森/コウボウマクラノモリ＞

福岡県北九州の工房でオーダーメイド枕製造を手掛ける＜工房枕の森＞。「枕は頭を支えるものではなく、首元を支えるもの」この発想をもとに枕の内部構造と奥行きが浅く横に細長いコンパクトな形状を独自開発しました。上質な眠りに欠かせない枕。職人が一点一点細部までこだわり、あなただけのオーダー枕を期間限定にて承ります。

出店ブランドオンラインストア販売のお知らせ

2023年4月に開催した「2023 ILD HOTEL “time of grace”」、2023年9月に開催した「HOTEL VILHELMS × YORK.」、2023年10月に開催した「“Warmth and Wellness” ILD Hotel」、2024年1月に開催した「“blessing of nature” ILD hotel」でご参加いただいたブランドのオンラインストア商品をご紹介いたします。「上質で心地良く暮らす」ためのウェア・寝具アイテム・ケアアイテム・フレグランスアイテムなどを取り揃えています。