初節句にもご自身用にも。素朴さと手軽さが魅力の「奈良一刀彫」の雛人形

初節句にもご自身用にも。素朴さと手軽さが魅力の「奈良一刀彫」の雛人形の画像

桧などの素朴な木肌に、雅な彩色。初節句のお祝い品としてはもちろん、大人の女性が自分のためにお求めになることも多い奈良一刀彫のお雛さま。春の訪れをいち早く感じる季節のお人形を、今年も一堂に取り揃えました。

素朴な木の風合いと雅な色彩の妙

桧、桂、楠などを素材に、ノミで豪快に彫りあげる奈良一刀彫。金箔や岩絵具などで極彩色を施しながら、優美さと品格を感じさせるのが特徴です。

「奈良一刀彫人形展」

日本橋三越本店では昭和26年から「奈良一刀彫人形展」を開催し、その魅力をご紹介してきました。

雛人形
荒木義人氏の作品は、桃や桜のつぼみのような楚々としながらも凛としたお顔が特徴。
荒木義人作 内裏雛(彩色)セット 429,000円(内裏雛:約幅34×奥行10×高さ12 cm、ぼんぼり:約直径4.5×高さ17.5 cm、台:幅55×奥行30×高さ2cm)

お部屋や飾るシーンに合わせて選べるバリエーション

木のやさしい温もり、雅な色彩が魅力の奈良一刀彫ですが、雛人形で人気の秘密はほかにも。それは、飾りやすさと片付けの手軽さです。マンションなどではなかなか飾れない段飾雛も、奈良一刀彫なら台座となる箱にすべて収納可能。

段飾り
荒木義人作 段飾雛 夢(小) 1,100,000円(約幅45.2×奥行37.5×高さ51cm)

場所を取らずに飾ることができる立雛など豊富な種類を取り揃えていますので、お部屋や飾るシーンに合わせてお選びいただけます。

二人雛
荒木義人作 立雛 8寸(赤) 374,000円(約幅(男雛と女雛を並べたとき) 22×奥行5×高さ24cm)

節分を過ぎた立春から飾ることのできる雛人形。初節句のお祝いはもちろん、季節を感じるお飾りとしてご自身用にお楽しみいただくのもおすすめです。記事でご紹介した荒木義人氏をはじめ、奈良県工芸協会会員の皆さまの作品が一堂に会する「奈良一刀彫雛人形展」をお楽しみください。

荒木さん
荒木義人氏
「上品でかわいらしく、生き生きとした雛人形を目指して制作に励んでおります。ぜひ会場で、奈良一刀彫の魅力を感じてください」
【出品作家(予定)】
荒木義人、太田佳男、太田佳奈子、瀬谷桃源、土井志清、青紫園晃、平井和希、守田朋浩、義山、神泉、鐵山、祐誠

奈良一刀彫雛人形展
□2024年1月10日(水)~2月20日(火)最終日午後5時終了
□日本橋三越本店 本館6階 美術工芸サロン
※「奈良一刀彫雛人形展」につきましては、会期前のお取り置き、ご約定は承っておりません。


※価格はすべて税込です。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。