ワンランク上のウエディングゲストに!
キホンはおさえてアレンジを楽しむ
大人のドレススタイル
ウエディングゲストの装いは友人やネットの情報を参考に、「無難」を選択するという方が多数だと思います。ですが、年齢を重ねるとともに「自分らしさを演出したい」、「アレンジを楽しみたい」という意見もあり、三越日本橋本店 本館3階にもそんな女性からのご相談が増えています。「フォーマルの情報はあふれているので、なにを信用していいのかわからない」という声も。今回はシーン別におすすめするブライダルファションをご紹介。周囲のゲストともちょっと差がつく、基本マナーはおさえながらもファッショナブルな装いをお楽しみください。
1.知っておきたい!フォーマルのキホンのキ
ファッションについて
肌の露出を避ける袖付きが基本ですが、ストールやボレロなどの羽織りがあれば半袖でも問題なし。ただしニットやファーはNG。ミディアムドレスは起立時に膝が隠れる丈を選ぶこと。カラーは落ち着いたものがベターです。
雑貨・アクセサリーについて
ネックレスは19時以前は派手なデザインは避けパールネックレスを。19時以降はきらびやかなラインストーン系を選んで。バッグはサテン系生地がおすすめで、スパンコールやビーズ付きならより華やかな印象に。シューズはつま先が隠れ、かかともフルフェイスのものを選んで。レザーシューズはNGです。「時間を気にしている」と思われることから腕時計はNG。リングはお好みでOKです。
基本のドレスとして選びたいのがベーシックカラーの代表格のネイビー。シルエットが美しく、繊細なレース仕様の一着ならエレガントな雰囲気も高まります。袖付きなら羽織りいらずです。
2.ホテルブライダルはフォーマルの基本を押さえて
格式のある会場でのホテルブライダルは、フォーマルの基本をしっかりと守りたい。ドレスアップスタイルであっても落ち着いた印象を意識して、半袖の場合はストールで肌の露出を抑えて。
知的で上品なブルードレスでも、繊細なコードレースが立体的に浮かび上がる一着は、まるで宝石を纏っているかのような華やかさ。きめ細かいストールとの相性もぴったり。
3.レストランブライダルはカジュアルな雰囲気にアレンジも
基本を守るに越したことはないけれど、ちょっとカジュアルな雰囲気もOKなのがレストランブライダル。思い切ってノースリーブのドレスでも大丈夫ですが、もしご不安な方はストールを忍ばせておくとよろしいかもしれません。親戚が集まるならかっちり感を、お友だち同士ならキメすぎなくても問題ありません。
ノースリーブでも、襟付きならフォーマルな雰囲気もグッと高まります。レーシーなブルードレスの清楚な表情を、白襟がいちだんと際立たせるドレスです。
ピンクゴールドという華やぎとフェミニンさがミックスしたドレスは、ブライダルシーンに彩りを添えるにふさわしい一枚。ストールもゴールド系で統一すれば、より洗練された印象に。
4.リゾートブライダルは開放的に個性的に楽しむ
暖かく、開放的な場所が選ばれることが多いリゾートブライダル。気候や気温によってストールや羽織りなしでも大丈夫で、露出についても気にする必要がないほどルールはありません。色や柄も明るいドレスで楽しんでください。
鮮やかなブルーのプリントドレスは、リゾートブライダルだからこそ選びたい澄んだ青空の下で映えるデザイン。
アシンメトリーの裾のカッティングが歩くたびに揺れて、女性らしさを演出。デザインも個性的なドレスで周囲と差をつけたいのが、リゾートブライダルです。
フォーマルシーンでの基本をしっかりとおさえて、そのうえで自分らしいアレンジを楽しむのが大人のセンスです。ぜひ、参考にしてみてください。