Instagramで注目を集める三越伊勢丹公認インフルエンサーが手がける「品格」アイテム

三越伊勢丹の公認インフルエンサーとして活躍する小野澤 亜南が、尊敬するクリエーターやセレクトショップとコラボレーションし手がけた渾身の秋冬アイテム。こだわりぬいたアイテムから見る、小野澤の思う「品格」とは。

1.今手に入れたい「品格」ロングジレ

小野澤：今年の秋冬シーズンに注目しているアイテムはロング丈のジレ。スタイリングに変化を与えてくれるアイテムとして、今手に入れたいアイテムの一つです。

そんなロングジレを「エレガントなものにしたい」と思ったことが本企画のきっかけでした。＜Satoru Sasaki＞を手がける佐々木さんとのコラボレーションは今回が2回目。佐々木さんとの出会いはイセタンサローネで、バイヤーを通じてご紹介いただきました。私が個人的に尊敬しているデザイナーのアトリエで佐々木さんがデザインアシスタントの経験を積んだという背景もあって、すぐに意気投合したんです。

その後、「一緒にモノづくりをしたい」という気持ちで私からオファーさせていただき、一点のシャツが出来上がりました。こちらのシャツは三越伊勢丹オンラインストアで2分で完売するなど大きな反響を呼びました。第二弾となる今回のロングジレも自信のあるアイテムとなっています。

小野澤：ウエストラインを少し落としてマニッシュなシルエットにして、裾にかけてコクーンシルエットにすることでパンツやスカートなどボトムスを選ばないデザインにしています。着丈は徹底してロングに、良質なウールギャバジンをたっぷり使用することでラグジュアリー感を出すことにだわりました。

一見するとデザイン性が強いと感じますが、袖を通していただくとシルエットの美しさを実感いただけると思います。背面はいくつも細かいパターンに分けているので立体感があり、ジレ特有の平面さはありません。これは「自分の本来の体のラインを美しいと感じてほしい」という気持ちが込められています。

こちらのロングジレはシンプルなスタイリングで生かせるアイテムだと思います。デイリーシーンでは、シャツやブラウスに合わせてクリーンな印象に。年末のパーティーシーンではノースリーブやシースルーのアイテムを合わせ、足元はヒールで華やぎスタイルにも。

2.上質な日常着になるファーカシミヤカーディガン

小野澤：エターナルなアイテムとして注目しているのが上質素材のカーディガン。コロナ以降、たくさんのアイテムを手に入れるよりも上質な素材と丁寧なモノづくりで作られたアイテムを日常で大切に着たいというマインドになりました。例えばカシミヤを使ったカーディガンは、暖かく保温性もありながら軽さも実現している、実用的で日常に寄り添ってくれるアイテムです。

このカーディガンは伊勢丹新宿店のプライムガーデンで販売されていたアイテムを復活させたもの。当時このアイテムを購入し、本当に使いやすいと感じたことからタイトなスケジュールの中さまざまな人の協力を得て出来上がりました。

小野澤：素材ならではの上質な着心地をご実感いただけるカシミヤ100％のカーディガン。毛足の長いふわふわとした見た目と、大きなマーブルボタンがポイント。
ちょっとした小物を入れられるポケットをセットしました。ボディをゆったりと包み込むビッグシルエットで着るだけでこなれた印象を感じます。素材に対して価格を抑えた点もポイント。良い素材は手入れ次第で長く愛用できますし、物を大切にする気持ちを養ってくれると思っています。

3.こだわりを感じるエレガンス派ブラウス

2022年秋冬にデビューしたブランド＜deres/デレス＞。ディレクターの世界観に深く共感したことから、今回の三越伊勢丹オンラインストアで先行予約販売が実現しました。＜deres/デレス＞はシーズンレスなデザインと長く愛用できるように素材にこだわったブランド。そこには洋服好きだからこそ感じる、高揚感とストーリー性がディテールとして散りばめられています。

図案からオリジナルで作成したブラウスは繊細な刺繍が特徴。襟だけではなくカフ部分にも刺繍が施されている贅沢なデザインです。
肩から袖先に向かって美しい膨らみが出るように丁寧にタックとギャザーを入れ、さらに袖には切り替えを入れています。
一着でシルエットの美しさを楽しむのはもちろん、ジャケットやセーターなどのインナーとしても活躍すること間違いなし。使いやすさと美しさを考えぬいたエレガンスを感じる一着です。