呉服
2019/02/20 UP
日本3大友禅のひとつ「加賀友禅」。加賀友禅の特徴は、写実的に自然を写したデザイン。加賀友禅作家は常に自然や風景に向き合い、「きもの」というキャンバスに写し取ります。
「加賀友禅」とは
草花の「虫喰い」の様子がそのまま描かれているのは、自然を重んじた加賀友禅らしい表現です。
濱田泰史 作 加賀友禅訪問着「兼六園」
また、加賀五彩と呼ばれる抑えめの彩色は、華やかな京友禅とは違った魅力があります。刺繍や泊を使わない分、ぼかしやグラデーションで立体感や奥行きを出し、優しい着姿を演出します。
加賀友禅と呼ばれるものは全て、加賀染振興協会に落款登録されている作家が手掛けているきものです。趣向を凝らした構図や彩色に作家の込めた想いが感じられます。
新しい伝統を生み出す
三越好みの加賀友禅
三越ではお客さまの声を元にした「三越好み」の加賀友禅をご提案しています。
中出学 作 加賀友禅訪問着「清澄」
色やデザインなど、着る方のお気持ちを加賀友禅作家に直接お伝えし、一点一点丁寧に製作されました。
一川 忍作 加賀友禅訪問着「心音」
こちらの写真のきものは、『三越 きものゴコロ』のネット投票で一位になったオリジナル加賀友禅の訪問着。
鶴見晋史 作 加賀友禅訪問着「四季彩」
三越と協働でオリジナルの加賀友禅を作り出して早8年。お客様の声が作家の知恵と技に変わり、新しい伝統を生み出し続けています。
※作品写真は、イメージです。品切れの際はご容赦ください。
本館4階呉服特選サロンでは、加賀友禅の訪問着を常設でご紹介いたしております。
ぜひ直接ご覧くださいませ。
初めてのきもの選びで不安な方は、「きものファッションコンサルティングサービス」をご利用ください(サービス料:無料)。コンシェルジュが、きもののことを知っていただくためのサポートをいたします。
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