アートギャラリー
〇上記作品
「Swimmers」
2023年
アクリル、キャンバス
120号変形(80.3 × 194.0 cm)
※価格はお問い合わせください。
これまでの経験の中で、見てきたものについて、どのくらい正確に記憶しているだろう。
絵を描く時、その問いの答えが明確になった。「見てきたもの」=「視覚的なイメージ」を再現できない事で、自分が、物事をどれだけ大雑把に捉え、それを「記憶」と決めた、揺らいだ世界の中で暮らしているのかを認識した。
「視覚」を拠り所にするほど、「記憶」は頼りない。
人に対しても同様に、再現性を持たない、揺らいだ景色として向き合うしかない。
長年会っていない同級生の顔も、昨日テレビで観たヨコヅナの姿も、同じような揺らぎの中で、私は「記憶」している。
国本 泰英
〇上記作品
「Swimmer」
2023年
アクリル、キャンバス
F3号(27.3 × 22 cm)
私は図工と体育が好きな子供でした。
水泳は特に好きな種目だったわけではありませんが、夏休みのプールや、授業でプールサイドに並び、皆で順に泳いだりしたのを思い出します。
更衣室からプールに向かう道中での「まず消毒液をくぐる」という儀式は非常に辛かったのですが、同時にその先の冷水に飛び込む覚悟を与えてくれるものでもありました。
〇上記作品
「すもう」
2022年
アクリル、キャンバス
M50号(72.7 × 116.7 cm)
様々なスポーツに興味がありますが、相撲は中でも好きなもののひとつで、毎年11月は福岡国際センターに足を運び、観戦しています。
画面越しでの体験とは大きく異なった体験で、特に中入り前の「顔触れ言上」がお気に入りです。
なんとなく休憩時間のような雰囲気の中行われますが、行司さんの技術を存分に味わう事が出来ます。
最近は場内グルメも充実しており非常に楽しめます。
⾃⾝の⽣活を取り囲む情景や、インターネットや雑誌などから得たイメージの中から⼈を捉え描く、国本泰英氏。
伊勢丹新宿店での個展が初となる本展では、新作を中心にご紹介いたします。
■国本 泰英 Yasuhide Kunimoto
1984年、大分県出身。画家。
九州産業大学芸術学部芸術表現学科絵画専攻講師。
近年の主な展覧会として「MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館」 (2021・奈良県)、「回遊劇場-SPIRAL-」(2019・大分市)、「宮崎アーティストファイル シンプル展」高鍋町美術館(2018・宮崎県)。アーティスト・イン・レジデンスに「群青小高」(2021・福島県南相馬市小高区)。
他に、国内外アートフェアへの出品やコミッションワーク等を活動の中心としている。
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