JAPAN SENSES

2025年5月14日(水)〜5月27日(火)

日本橋三越本店 本館・新館 各階

古の日本に生まれた数多の歴史と文化に寄せられた、
先人たちの技術と日本ならではの美意識は時を経ても色褪せないもの。
その技と意匠を受け継ぎながら、“ものづくり”に向き合う伝統の流儀と温故知新の出会いをお楽しみください。
日本の伝統と文化を未来に繋ぐクリエーションが、日本橋三越本店に会します。

繋ぎ人
−誇れる文化を未来に−

日本の伝統文化や古来の技をそのままに、あるいは近代のエッセンスを加えて
日本に留まらず世界に発信する匠たちをご紹介します。

森口邦彦の意匠が宿る「MINORI缶」

森口邦彦の意匠が宿る「MINORI缶」

重要無形文化財「友禅」保持者の森口邦彦氏によって着物のために創られたデザインを、
三越のショッピングバッグに表現した“実り”が誕生して2024年に10年を迎えました。
初夏の美味しさを詰め込んで新たな実りを感じていただける手土産「MINORI缶」としても登場します。

古の美しさに魅了されたガラス工芸作家

古の美しさに魅了されたガラス工芸作家

粘土で作った原型に石膏を流し、出来た型にガラスの粉を詰めて焼きあげる
鋳造ガラスの技法「パート・ド・ヴェール」。日本でも古くから取り入れられていた技術に、
現代の意匠を添えて表現します。

綴れ織織元×西陣織伝統工芸士

綴れ織り織元×西陣織伝統工芸士

西陣織の中でも高度な技術が必要とされる「爪掻本綴織」。その緻密で絵画的な美しさと技術を後世に遺す
ため、綴れ織りの若手育成を目的に発足した《つづれ織一の会》から、4つのブランドをご紹介いたします。

  • 志村ふくみ

    ※画像はイメージです。

    70年にわたり染織の道を極めた重要無形文化財「紬織」保持者(人間国宝) 志村ふくみ氏。独自の感性で染めた多彩な色糸を、卓越した技術で織り上げた作品群を展覧いたします。後進の育成にも力を注いだ志村ふくみ氏から影響を受けた、多くの門弟の作品も一堂に揃え、氏が創りあげたこだわりの世界をお楽しみいただけます。

    重要無形文化財「紬織」保持者(人間国宝)
    志村ふくみ生誕100年記念
    志村の系譜 -受け継がれる技巧-

    ■5月14日(水)~5月20日(火)
    ■日本橋三越本店 本館4階 呉服特選サロン

    【略歴】
    滋賀県生まれ。染織家、随筆家。
    31歳のとき母・小野豊の指導で草木染と紬糸による織物を始める。
    1958年、第5回日本伝統工芸展で、紬織きもの「秋霞」が奨励賞を受賞したのち、
    1968年には京都嵯峨野で自らの工房を構える。
    2013年には芸術学校アルスシムラを娘・洋子、孫・昌司とともに開校。
    2024年11月、100歳を迎える。
    重要無形文化財保持者、文化功労者、文化勲章受章。

  • 十五代 酒井田柿右衛門

    世界に誇る名窯、柿右衛門窯の15代目当主による5年ぶりの個展。「濁手」といわれる柿右衛門の独特な乳白色により、色彩が映えた美しい色絵で多くの人を魅了します。本展では、新作となる「百日紅」をはじめ、「向日葵」「ミヤマキリシマ」など、新モチーフの作品も揃え展覧いたします。

    十五代 酒井田柿右衛門
    濁手 苺文 壺 6,050,000円

    ※作品につきましては、展覧会前のご予約も承っております。掲載した作品が展覧会初日に既に成約の場合がございますので、予めご了承ください。

    十五代 酒井田柿右衛門 展

    ■5月7日(水)~5月19日(月)
    [最終日午後5時終了]
    ■日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊

    【略歴】
    1968年 佐賀県有田町生まれ
    1991年 多摩美術大学絵画学科(日本画専攻)中退
    1994年 十四代酒井田柿右衛門に師事
    2010年 第45回 西部伝統工芸展 初入選
    第57回 日本伝統工芸展 初入選
    2013年 重要無形文化財保持団体「柿右衛門製陶技術保存会」会長就任
    2014年 十五代酒井田柿右衛門を襲名。

  • 久保 修

    現代美術の最前線で活躍する切り絵作家 久保 修氏。パステルやアクリル絵の具、砂や布、和紙などの材料を取り入れた独自の切り絵作品を生み出します。2009年には一時的に拠点をニューヨークに移し各国で個展を行うなど、日本文化の伝道師として注目されています。

    久保 修
    「海辺の町」 104,500円

    (ジクレー/ 65×53.5cm)

    久保 修 作品展

    ■5月14日(水)~6月3日(火)
    ■日本橋三越本店 本館6階 アートフレーム&ソリューションズ

    【略歴】
    1951年 山口県美祢市生まれ
    1999年 郵政省ふるさと切手に採用される
    2005年 年賀葉書の料額印面デザインに採用される
    2006年 年賀葉書の料額印面デザインに採用される
    2008年 ニューヨークにて展覧会を開催

  • 鈴木良夫

    枯れてしまった黒松盆栽に新たな命を吹き込んだ盆栽アート。枝葉を付け替え鮮やかに染色した現代的で個性的な趣が楽しめます。青年時代から趣味の一つに“盆栽”があったという作家、鈴木良夫氏の感性と職人の技が融合した、生命力と芸術的な美が共存する作品です。

    [初出店]
    <TOUFU TOKYO>
    RE BONSAI™(真柏・紺青色) 385,000円

    (真柏/約幅30×奥行28×高さ30cm)
    ※水やり、メンテナンスは不要です。
    ※すべて1点につき、交換は出来ません。

    ■5月14日(水)~5月27日(火)
    ■日本橋三越本店 本館5階 スペース#5

    【略歴】
    1978年 東京都江戸川区西葛西生まれ
    2021年 RE BONSAI™創設
    枯れてしまった盆栽に命を吹き込む盆栽アーティストとして活動

  • 八代 江津子

    ナンタケットバスケット発祥の地ナンタケット島で認められた日本人初のバスケット作家 八代 江津子氏が会長を務める「New England Natucket Basket Association」の認定インストラクターによる作品をご紹介。鯨のモチーフを象嵌した象牙のプレートが目をひく、愛らしくて爽やかなバスケットを伝統の製法で創りあげています。

    <グレイミスト>
    ナンタケットバスケット(6"Round Purse)
    638,000円

    (籐・象牙・天然木(メープル材・ローズウッド・ブナ)/日本製)

    ■5月21日(水)~5月27日(火)
    ■日本橋三越本店 本館5階 スペース#5

    【略歴】
    1994年 初めて訪れたナンタケット島でバスケットに出会う
    ナンタケットバスケット制作の第一人者 アラン・リード氏に師事
    1999年 New England Nantucket Basket
    Association 設立
    バスケット制作および教育活動を通して、女性の自立と幸せをサポート
    2005年 日本人初 ナンタケットライトシップバスケット美術館に作品展示
    2023年 島の歴史博物館に作品が常設

  • <クレプリ ツモリチサト>

    デザイナー津森千里氏と日本の技術が創る<クレプリ ツモリチサト>が登場。ブランドを象徴する生地は、日本古来の縮緬技術をベースに織りあげたクレープ織を製品染めで仕上げる手法を採用し、ツモリチサト制作の歴代アーカイブから日本橋三越本店にちなんだ天女のイラストを配しました。

    <クレプリ ツモリチサト>
    エムアイカード会員さま限定販売
    半袖ドルマンTシャツ 天女柄
    <10点限り>28,600円

    (綿100%/フリーサイズ(M~L対応)/ホワイト)

    <クレプリ ツモリチサト>POPUP STORE

    ■5月14日(水)〜5月20日(火)
    ■日本橋三越本店 本館2階 イベントスペース

創造の地
−風土に根付くもの−

江戸の時代から親しまれてきた日本食や、日本産業が創り上げる暮らしのアイテムなど。
その土地の魅力が詰まったプロダクトをご紹介します。

屋台生まれの、江戸三大名物グルメ

屋台生まれの、江戸三大名物グルメ

東京湾で獲れた海の幸から生まれた「天ぷら」「すし」「うなぎ」
今となっては“特別なごちそう”となりましたが、いずれも外食文化が花開いた江戸時代に、庶民の味として
食べられていたもの。国内外の美食家たちを唸らせる日本の味をお召しあがりください。

大阪のものづくり

大阪のものづくり

大阪万博の開催を皮切りに盛り上がりを見せる大阪のものづくり。
大阪府知事が「大阪製ブランド製品」に認定したブランドやメーカーをご紹介いたします。
個性的な技術を持つ大阪の町工場とものづくり企業の思考から生まれるユニークなアイテムが揃います。

  • 山崎麻織物工房

    日本の五大上布として知られる麻織物の「能登上布」
    ただひとつ現存する能登上布の織元<山崎麻織物工房>が、伝統を踏襲しながらつくる夏きものや洋装、小物をご紹介します。期間中は能登上布に関する資料展示を行いながら、制作過程やものづくりにかける思いを未来へ繋ぎます。

    a.帽子 <1点限り>60,500円

    (麻100%)

    b.能登上布着尺 <1点限り>217,800円

    (麻100%)

    c.ストール <1点限り>25,850円

    (麻100%)

    d.角帯 <1点限り>77,000円

    (麻100%)

    <山崎麻織物工房>

    能登上布 YAMAZAKI NOTOJOFU
    能登の自然と共に歩む手仕事の継承
    ■5月14日(水)~5月27日(火)
    ■本館4階 男のきもの

  • 遊び飾り

    日本三大人工美林と称される静岡県遠州地域の「天竜の桧」を素材に、絵馬製造の技術を応用して木製の「遊び飾り。を創作。端午の節句や七夕など、日本の歳時や風情を楽しみながら木の温もりを身近に感じられるお飾りです。本型のBOXで収納いただけます。

    <遊び飾り>
    遊び飾り。
    <各月5点限り>12,000円

    (静岡県産ヒノキ材/土台:約幅21×奥行11×高さ2cm)

    <Happy 1st Birthday Fair>

    “かざる×贈る”をテーマに、生まれて初めての誕生日にふさわしいアイテムを揃えます。
    ■5月14日(水)~5月27日(火)
    ■本館7階 プロモーションスペース

  • 縫製品

    江戸末期から縫製技術とともに発展してきた和歌山県の産業文化をはじめ、海島綿など上質素材を使用した日本が誇る縫製品に改めて注目。着用感にこだわった特徴的なフォルムや着心地を意識して作られた、日本の老舗肌着工場や紡績工場の白Tシャツをご紹介します。

    a.<TAKEMURA>
    海島綿Tシャツ 16,500円

    (綿100%/M・L)

    b.<木村メリヤス工場>
    バックハイネックTシャツ 7,920円

    (綿100%/M・L)

    c.<039LAUNDRY>
    アメリカン・シーアイランドコットンTシャツ
    17,600円

    (綿100%/S~XL)
    ■本館2階 肌着・靴下・ナイトウェア

継ぐ意匠
−愛すべき日本の技術と感性−

日本の色彩、味、心美。やまとの精神が紡いできた衣食住にまつわる伝統のカタチを選りすぐりました。
高貴な「藍」の色合いや四季折々の装い、手塩にかけた一折の美味が揃います。

日本の“藍色”を未来へ伝えるジャパンブルー

日本の“藍色”を未来へ伝えるジャパンブルー

藍染めの長い歴史の中で築かれた古来の染色技法を取り入れながら、
現代にも馴染む濃淡さまざまな藍染め作品を取り揃えました。

手のひらに息吹く日本の四季

手のひらに息吹く日本の四季

菓子職人の手わざが光る日本伝統の上生菓子。小さな銘菓に込められた職人の想いを感じながら、
愛でて味わう菓子の趣をご堪能ください。

ブームの予感!? 海外勢からも注目のBENTO

ブームの予感!? 海外勢からも注目のBENTO

日本食の歴史は「べんとう」にあり!とも言えるほど、日本人に親しみのあるお弁当。
その昔は、上流階級だけの贅沢品だったそうですが、時代とともに花見や紅葉狩り、芝居見のお供となり
現代のカタチに。一折にこだわりを詰めた“お手持ち会席”をお召しあがりください。

  • トークイベント「三越劇場見学会SP~建築編〜」

    “建築”という視点で東京のまちを再発見する「東京建築祭」。日本橋三越本店では、「日本橋のまちにおいての三越劇場の役割と歴史」をテーマに、建築マニアの三越劇場副支配人・齊木由多加氏と、伝統の技を受け継ぐ松本ステインドグラス製作所の松本一郎氏によるトークイベントを開催します。2016年に重要文化財指定を受けた三越劇場。ルネサンス様式を取り入れた重厚で華麗な空間の中でトークをお楽しみください。

    [三越伊勢丹限定]
    トークイベント「三越劇場見学会SP~ステンドグラス編〜」

    参加費:2,200円
    お問合せ:0120-03-9354 直通
    ■5月19日(月) 午後2時~4時30分
    ■本館6階 三越劇場

  • 遖(あっぱれ)加工デニム

    スタイリッシュなフォルムが美しいこだわりのデニムに、刺繍やパッチワークなど職人のクリエーションをふんだんに散りばめた遖(あっぱれ)加工デニムをご紹介。今回は、好評だった刺繍デニムの限定復活や、伝統的なモカシン製法にこだわるカナダの老舗ブランド<ローレンチャンチーフ>とのコラボレーションによるシューズも登場します。

    <45R>
    パンツ
    107,800円

    (綿100%)

    <45R>「デニム祭」

    ■5月14日(水)〜5月20日(火)
    ■本館1階ステージ

  • YOORYUU

    日本の伝統技術を守りながら進化させる<プランテーション>のモノづくり。滋賀の伝統織である楊柳織を進化させた、ブランドを代表する「YOORYUU」シリーズは、楊柳織独特の「シボ」が美しく、弾むように揺れる着心地が特徴です。今回は、春の花をテーマにカラフルな新シリーズやユニセックスアイテムも特別にご用意いたします。

    <プランテーション>
    ワンピース 36,300円

    (綿100%/全10色/M)

    ブラウス 29,700円

    (綿100%/全10色/M・XL)

    Tシャツ 25,300円

    (綿100%/全10色/M)

    <プランテーション>
    COLOR YOORYUU POPUP STORE

    ■5月21日(水)〜5月27日(火)
    ■本館2階 イベントスペース

  • <スコッチグレイン>

    日本人の足に合う木型づくりや、革選びにこだわり続けている<スコッチグレイン>。職人の高い技術が必要とされる「グッドイヤーウエルト製法」を取り入れ、履くほどに馴染む心地良い靴づくりを行っています。この製法では、靴底を付け替えるオールソール修理が可能なため、1足を長く大切にご愛用いただけます。期間中は、ショップ展開のみの「オデッサ」シリーズや「モデナ」など、ブランドを代表するモデルを限定展開いたします。

    <スコッチグレイン>
    紳士靴
    50,600円

    (牛革/24.0~27.0cm)

    <スコッチグレイン>モアバリエーション

    ■5月14日(水)〜5月27日(火)
    ■本館2階 紳士靴/スコッチグレイン

  • 日本らしいモチーフのコレクション

    お土産にも好適な日本らしいモチーフのコレクションをご紹介。実在した力士をモデルにした愛らしいデザインが目をひくコースターは、一人前力士を格付ける「関取」のように、滴る雫を受け止める“力強さ”が魅力です。箸置きは、葛飾北斎の富嶽三十六景から、五景をモダンなデザインに落とし込みました。特に希少な赤富士の風景は、縁起の良いものとされています。

    a.<箔一>
    福招き箸置き 富士五景 8,800円

    (5種入/ユリア樹脂・金沢箔/約3.8×3.8×0.7cm)
    ■本館5階 クリエーターズテーブル/箔一

    b.<toumei>
    関取コースター 4枚入 3,300円

    (アクリル樹脂/約直径9×厚さ0.3cm)
    ■本館5階 和食器

技と文化の伝承
−ふれる愉しみ、磨かれる感性−

確かな知識と技術を現代に受け継ぐ日本の芸術や、古来の風習にならう季節の祭事を知る。

第65回 東日本伝統工芸展

第65回 東日本伝統工芸展

■5月14日(水)〜5月19日(月)
[最終日午後6時終了]
■日本橋三越本店 本館7階 催物会場

いけばなの根源 池坊展

いけばなの根源 池坊展

■5月21日(水)〜5月26日(月)
[最終日午後6時30分終了]
※ご入場は、各日終了30分前まで
■日本橋三越本店 本館7階 催物会場

特別展示 神田祭と日本橋

特別展示 神田祭と日本橋

-明神さまと氏子・室町一丁目會の繋がり-

■5月7日(水)〜5月19日(月)
■日本橋三越本店 本館1階 中央ホール

掲載の情報につきましては、諸般の事情により予告なく変更・中止させていただく場合がございます。予めご了承ください。
必ず事前に日本橋三越本店のホームページ、または当ページをご確認いただき、ご来店ください。

※価格はすべて税込です。
※数に限りがある商品もございますので、品切れの際はご容赦ください。
※画像は一部イメージです。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。