【2024年秋冬】注目レザーアウターをメンズ館スタッフが着こなし解説
サッと羽織るだけで力強く存在感のある装いを叶えてくれるレザーアウターは、男性が一度は憧れるアイテム。近年は暖冬により着られる時期が長くなり、さらに需要が高まり多彩なモデルが展開されるようになっています。そんなレザーアウターの人気に応え、メンズ館でもブランド数やバリエーションを拡大。
本記事では、定番から新ブランドまで、今季注目のレザーアウターをご紹介。大人の装いに精通するスタッフがアウターの着こなし方を実践し、スタイリングのポイントを解説します。
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1.EMMETEI/エンメティ〉シングルブレストライダース「JURI」
<エンメティ>の定番レザーアウターとである「JURI(ユリ)」。シンプルなデザインときめ細かいラムレザーによる滑らかな革の質感が、エレガントな雰囲気を醸し出します。今季メンズ館では初めて展開する「VERDE」のカラーは、グリーンのレザーやガンメタジップが、抜群の洒落感を演出します。
「グリーンのレザーは取り入れるだけで洒落感のある装いに」
2.〈ARMA/アルマ〉シングルジャケット「KALE」
昨シーズンよりメンズ館で展開をスタートしたオランダ発のレザーブランドの<アルマ>。山羊革を贅沢に使い、レザーファクトリーのメッカ・トルコで生産を行いながらも価格は10万円台前半という、コストパフォーマンスの高さも魅力。洒落っ気たっぷりのホワイトベージュのカラーリングは、ブラックやネイビーなどのベーシックなアウターの次に手に入れる一着としてもおすすめです。
「洒落感の高いベージュアウターはファッショナブルな装いを意識」
3.〈CINQUANTA/チンクワンタ〉ムートンライダースジャケット
1973年に創業した〈チンクワンタ〉は、フィレンツェ郊外のエンポリに工房を構える、世界最高峰のレザーファクトリーブランドの一つ。本作は、米軍フライトジャケットB-3をベースにデザインした、最高級ムートンとホースハイドレザーのアウターです。男らしくボリューミーで存在感はたっぷりながらも、ややスリムなシルエットへと調整し、現代的に着やすいサイズ感にアレンジされています。
「ムートンジャケットはミリタリーパンツでラギッドにコーデ」
4.〈ALTACRUNA/アルタクルーナ〉シングルムートンジャケット
メゾンブランドのレザーウェアを長年手掛けてきた老舗ファクトリーが、2020年にイタリア北部・ヴィチェンツァを拠点に創業した〈アルタクルーナ〉。表面の滑らかさ、軽やかでリラックスした着心地、そしてスマートでモダンなシルエットなど、ムートンアウターの難所と言われているポイントを改善した高品質な作りが魅力です。
「都会派ムートンはスマートさを打ち出してコーデ」
5.〈cinqnoir/サンクノワール〉ステンカラーブルゾン
ピレネー山脈に生息する世界最高峰の羊による「エントルフィーノ革」を用いた一着。抜群のドレープ感に加え、シワの回復力やストレッチ性なども備えた軽やかで快適な着心地が特徴。ラグランスリーブの肩周りやゆったりめなシルエットが特徴で、男らしい見た目ながら今らしいリラックスした雰囲気でも着こなせます。
「ハードなレザーアウターこそクリーンな装いに」
6.〈cinqnoir/サンクノワール〉ドリズラージャケット
「エントルフィーノ革」のドラムダイヌバックを用いたドリズラージャケット。ジップや袖崎、裾、両脇のポケット部分に施されたスムースレザーの切り替えがスパイスになっています。ヌバックの落ち着いた印象と、スムースレザーのアクセントのバランスが絶妙な一着。
「マットなヌバックにはあえて艶やかなインナーを」
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Text:Shinji Hashimoto
Photographer:Tatsuya Ozawa(Studio Mug)
Post by ISETAN MEN'S net
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