注目のミクロワイナリー〈ガルバラ〉のプロセッコ|
イタリア展

注目のミクロワイナリー〈ガルバラ〉のプロセッコ|イタリア展

世界遺産にも登録される土地で生まれる、
特別なスパークリング

「プロセッコ」は、フランスのシャンパーニュ、スペインのカヴァと並び称されるイタリア生まれのスパークリングワイン。イタリア北部、ヴェネト州からフリウリ州にかけての9県、約25,000ヘクタールの限られた地域で造られています。 プロセッコのなかでも上位に格付けされる「コネリアーノ・ヴァルドッビアデーネ・プロセッコ・スペリオーレDOCG」が栽培生産されるヴァルドッビアデーネ-コネリアーノ丘陵地帯は、2019年にユネスコ世界遺産の文化的景観として登録。急傾斜の丘と森が重なり合うような地形を、16世紀から長い時間をかけて人々が英知と努力で切り拓き完成させた「英雄たちのぶどう栽培地」とも呼ばれているゾーンで、段々畑のようなテラス状の畑が細かくパッチワークのように組み合わさり、美しく壮大な景観が広がります。


世界遺産にも登録される土地
 

最高峰のプロセッコが生まれる「カルティッツェ」

そのなかでも標高300m以上の急勾配斜面に位置し「黄金の五角形」と呼ばれるわずか107ヘクタールの特別区画「カルティッツェ」は、最高峰のプロセッコを生み出すと言われているエリア。カルティッツェのぶどう栽培の歴史は14世紀にもさかのぼり、当時より優れたワインの生産地であることが文献に残されています。 高標高ならではの昼夜の寒暖差から豊かな酸味を備え、急斜面に長時間降り注ぐ陽光によって理想的なタイミングでぶどうが完熟。カルティッツェのプロセッコは、りんごやシトラス、洋ナシのほかアプリコットやバラなどの複雑なブーケと骨太でミネラリーな味わい、アーモンドプラリネのようなビターなアフターテイストが魅力です。


最高峰のプロセッコが生まれる「カルティッツェ」
 

「カルティッツェ」のミクロワイナリー〈ガルバラ〉の一本

カルティッツェのさらに中核のサント・ステファノ村に、勾配、日照条件を兼ね備えた2ヘクタールの畑を擁するワイナリーがあります。現オーナーのミルコ・グロット氏の曽祖父が、1850年代に「痩せて乾いた土地」という意味の方言「ガルバラ」の名で知られていた荒地を命がけで切り拓き美しい畑に育てたもの。 厳しくも美しい栽培環境の中、急斜面にしがみつくように土を掘り起こし、摘み取ったぶどうを籠にのせて自分たちで運び、伝統的な手法で丁寧にプロセッコを造り続けています。限られた畑で生まれる宝物のようなぶどうを使い、〈ガルバラ〉で生産されるプロセッコはわずか数千本。今回なかなかお目にかかることができない一本を特別にご用意しました。


ミクロワイナリー オーナーのミルコ・グロット氏
 
 
 
ロンカイエ・スイ・リエーヴィティ
カルティッツェではじめて造られた、ゼロドサージュ、残糖ゼロのプロセッコ。フレッシュな辛口でありながら、海洋性ミネラルのコクと完熟ぶどうのまろやかさが、優雅な深みを与えています。
〈ガルバラ〉プロセッコ スーペリオーレ カルティッツェ ブリュット ゼロ
5,280円(イタリア製/白発泡/750ml)

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ロンカイエ・スイ・リエーヴィティ
カルティッツェの果汁だけを使い、瓶内シュール・リー発酵で仕上げた一本。グレーラ種ならではのフルーティでフローラルな香りが満喫できる、フレッシュな食中ワインです。
〈ガルバラ〉ヴィーノ ビアンコ フリッツァンテ コル フォンド
2,420円(イタリア製/白微発泡/750ml)

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