ご飯でご飯が⾷べられる!?コウノトリも住める環境で栽培されたお⽶「いのちの壱」

ご飯でご飯が⾷べられる!?コウノトリも住める環境で栽培されたお⽶「いのちの壱」の画像

⼀度は絶滅してしまった⽇本のコウノトリですが、海外から譲り受けた若鳥の⼈⼯飼育に取り組み、平成17年に自然界に放鳥しました。現在では300⽻を超えるコウノトリが日本の空を飛んでいるそうです。⽣息地である兵庫県豊岡市で、コウノトリたちの命の源になっているのが「コウノトリ育む農法」です。今回、銀座三越ではコウノトリも住める環境で栽培された「いのちの壱」というお⽶を量り売り。「コウノトリ⽶」は三越伊勢丹でも過去に販売したことがあるのですが、SDGsへの関⼼度の⾼まりから、あらためて知っていただき応援したいというバイヤーの想いから実現しました。

コウノトリのエサ場をつくる「コウノトリ育む農法」

⽇本のコウノトリは昭和46年に⼀度絶滅をしています。最終⽣息地であった兵庫県豊岡市の⼈々は昭和40年からコウノトリを捕獲して、人工飼育をスタートしました。しかし、産卵はするもののふ化することはありませんでした。昭和60年に豊岡市は、当時のソ連から若⿃ 6 ⽻を譲り受け、平成元年に念願叶ってヒナが誕生。6⽻が100羽になり放⿃する段階までこぎつけました。コウノトリが自然界で生きていくためには、たくさんのエサが必要です。そこでエサとなる生きものいっぱいの田んぼを作ろうと始まったのが「コウノトリ育む農法」です。

コウノトリのエサ場をつくる「コウノトリ育む農法」

地元の⼦供たちも育む農法であることにバイヤーが共感

農薬や化学肥料に頼らず冬のあいだも田んぼに⽔を張り、夏もオタマジャクシが カエルになるまで⽔を抜かないなど「コウノトリ育む農法」には、コウノトリの⾷を支える⽣態系構築のためのさまざまな決まりがあります。地元の豊岡市では⼩中学校の給⾷に「コウノトリ育む農法」で栽培されたお⽶ が提供され、⼩学⽣もコウノトリや⾃然、命の大切さについて学んでいます。このように「コウノトリ育む農法」は、コウノトリだけでなく、地域の子供たちも育んでいます。

地元の⼦供たちも育む農法であることにバイヤーが共感

⾷べ応えのある⼤粒のお⽶だけに⼝に広がる濃い⽢み

「いのちの壱」は、⼀般のお⽶に⽐べるとひと粒の⼤きさが約1.5倍という⼤粒品種です。それだけのお⽶のひと粒ひと粒が味わいを主張し、⼝に含んだ瞬間に 、濃い⽢みと⾹ばしさがじゅわっと広がります。炊き⽴ての「いのちの壱」をおかずに、ご飯を⾷べられるほど⼝福感のある味わいが特徴なだけに、ごはんのお供のお漬物やイカの塩⾟などがあれば、何杯でもおかわりしたくなります。

⾷べ応えのある⼤粒のお⽶だけに⼝に広がる濃い⽢み

⽣産者である「チームいのちのいっちゃん」はわずか4軒

豊岡市では、コウノトリ育む農法による「いのちの壱」の栽培に平成28年からチャレンジしています。 コウノトリ育む農法で「いのちの壱」を栽培するのは、いのちの壱⽣産者の名称となっている「チームいのちのいっちゃん」に所属する4生産者のみ。この農法に⻑年 に渡り携わる、名人⽣産者です。銀座三越ではその⼀⼈である、平峰さんが栽培した⽞⽶を1㎏から量り売りをいたします。ご注⽂をいただいてから店頭で精⽶し、お好みにあわせて3分搗き、5分搗き、7分搗きなどお選びいただけます。

<銀座 米屋彦太郎>特別栽培米 兵庫県但馬産コウノトリ育むお米 平峰英子さんのいのちの壱量り売り玄米 2,160円(1kgあたり)

<銀座 米屋彦太郎>特別栽培米 兵庫県但馬産コウノトリ育むお米
平峰英子さんのいのちの壱量り売り玄米 2,160円(1kgあたり)
□銀座三越 本館地下3階 グローサリー
※店頭での精米となります。
※精米いたしますと約1割がヌカとなるため重量が減ります。予めご了承ください。

※価格はすべて税込です。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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