アーカイブコレクションで振り返る＜ジョージ ジェンセン＞の軌跡

伝統と革新を融合し、北欧のデザイン界をリード

金細工職人として修業を積み、彫刻家としての教育を受けたジョージ ジェンセンが、コペンハーゲンに銀細工工房を設けたのは1904年。三越が「デパートメントストア宣言」を発し、日本初の百貨店となった年です。以来、「美と機能を兼ね備えた革新的なデザインを創造すること」を信条に、デンマークの伝統を活かしながら先進的なデザイン理論を取り入れ、20世紀の北欧デザインを牽引してきました。
感性豊かなアーティストであった彼の工房には、銀細工師、宝石職人、デザイナーなどさまざまな才能が集まり、次々と新しいアイデアを生み出していったといいます。

三越創業350周年を記念した特別コレクション

ジョージ ジェンセンが他界した後も、工房の哲学は多くの芸術家を魅了。1953年に建築家であるエドワード・キンドラーセンとその妻のトーベ・キンドラーセンによってデザインされたのがButterfly Collectionです。350周年を迎える三越の新たな出発を祝うかのような蝶のモチーフ。オリジナルデザインを大切にしながら、デンマークのデザインチームが現代風にアレンジを加えました。

特別なノベルティやアーカイブの展示コーナーも

Butterfly Collectionのほかにも、＜ジョージ ジェンセン＞の特徴的なセッティングでダイヤモンドの輝きを引き出した新作や、人気のフュージョンコレクションもご紹介。お買いあげいただいた方への特別なプレゼントもご用意しております。

展示コーナーでは、アールヌーボーの装飾が施された初期の作品から、1930年代のアールデコ、近年のコンテンポラリーなデザインまで厳選されたアーカイブコレクションもご覧いただけます。ぜひこの機会に＜ジョージ ジェンセン＞の世界をご堪能ください。