
水ようかんといえば夏の甘味、と思われがちですが、「福井の水ようかん」は冬の風物詩。毎年11月1日に発売される、食通の間では知られた冬の味覚です。日本橋三越本店では2017年から取り扱いをスタートし、2021年からはイベントプロモーションを開始。毎年楽しみにしてくださるお客さまも多い人気催事となりました。今年もいよいよシーズン到来!注目の新作も登場します。
なぜ冬に水ようかん?素朴なギモンにお答えします
福井の水ようかんは、大正時代から愛される庶民の味。一般的な練羊羹とくらべて糖度が低く、常温では日持ちしないため、冬の寒い時期につくって室外の寒い廊下や縁側を冷蔵庫がわりにして保存されていました。古くから「こたつとみかんと水ようかん」が福井の冬の定番。水分たっぷり、とろけるような食感とやさしい甘さで、スルスル食べられてしまう魅惑の味わいです。
まずは今年のニューフェイスをチェック!
2月に開催された「あんこ博覧会®」で大人気!福井の水ようかんに新風を吹き込んだ「いちごミルク 冬水ようかん」が菓遊庵に初登場します。白あん、練乳、ストロベリーチョコの絶妙な組み合わせと、ツルリとした喉ごし。リスのイラストで人気の藤岡ちささんによるパッケージデザインにも注目です。
黒糖の甘み:☆☆☆☆☆
なめらかさ:★★★☆☆
菓遊庵 初登場
<福ノ和>いちごミルク 冬水ようかん 1,080円(240g/1枚)
食べくらべたい!気になる全ラインナップをご紹介
専門店<えがわ>の、THEスタンダード「えがわの水羊かん」
黒糖の甘み:★★★☆☆
なめらかさ:★★☆☆☆
<えがわ>えがわの水羊かん 740円(240g/1枚)
バランスのよさ◎甘納豆の釜で直焚きした
「久保田の水羊かん」
黒糖の甘み:★★★☆☆
なめらかさ:★★★☆☆
<久保田製菓>久保田の水羊かん 670円(250g/1枚)
喉ごしのよさとあっさり感で人気急上昇!
パティシエがつくる「金進堂 水羊かん」
黒糖の甘み:☆☆☆☆☆
なめらかさ:★★★★★
<シュトラウス金進堂>金進堂 水羊かん 740円(240g/1枚)
黒糖好きならこれ!味わう水ようかん「丸岡家 水ようかん」
黒糖の甘み:★★★★★
なめらかさ:★☆☆☆☆
<丸岡家>丸岡家 水ようかん 670円(240g/1枚)
若旦那が小豆からつくる上品な味わい
「阿んま屋の丁稚ようかん」
黒糖の甘み:★☆☆☆☆
なめらかさ:★★★★☆
<阿んま屋>阿んま屋の丁稚ようかん 690円(240g/1枚)
和菓子職人が手がける黒糖とあんこの絶妙な味わい
「やまうち でっち羊かん」
黒糖の甘み:★★★★☆
なめらかさ:★★★☆☆
<やまうち>やまうち でっち羊かん 760円(240g/1枚)
和三盆と皮むきあんの上品な喉ごし「和三盆糖 冬水羊かん」
黒糖の甘み:☆☆☆☆☆
なめらかさ:★★★★★
<福ノ和>和三盆糖 冬水羊かん 1,180円(240g/1枚)
お店によってさまざまな特徴や味のこだわりがある「福井の水ようかん」。いろいろな味を食べくらべて、ご贔屓の味を見つけてみませんか?
福井の水ようかん
□2023年11月1日(水)~11月7日(火)
□日本橋三越本店 本館地下1階 菓遊庵プロモーション/菓寮 福ノ和