伊勢丹新宿店 涼やかな夏の和菓子8選。あんみつ、フルーツ寒天、わらび餅…手土産にも!
5月は爽やかな初夏の風が心地よい季節。少しずつ暑さを感じるようになると、ひんやりした和菓子が恋しくなってきますよね。
2025年 夏の伊勢丹新宿店には、今だけ味わえる清涼感あふれる和菓子が勢ぞろい。そのなかから、バイヤーにおすすめの8品を教えてもらいました!
定番のあんみつやみつ豆から、フルーツを丸ごと使った華やかな一品、料亭仕込みの上品な口どけの生菓子まで。見た目も味わいも、これからの季節にぴったりのラインナップです。
手土産にすれば、喜ばれること間違いなし! 家族や友人と、初夏を感じるひとときを楽しんでみては?
まずは、蓮粉とわらび粉を使った料亭仕込みの上品な生菓子を2品ご紹介します。
【夏の涼やか和菓子①】<紫野和久傳>和三盆の甘みがやさしくほどける、京の生菓子

<紫野和久傳>れんこん菓子 西湖(8本竹籠入)4,104円(税込)【冷蔵保存】 ※販売期間:通年
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 粋の座(和特選)
創業150余年の歴史を持つ料亭「高台寺和久傳」の味を、贈り物や家庭で気軽に楽しめる<紫野和久傳>。
京都の料亭で食事の締めくくりとして供されてきた「西湖」は、蓮根のでんぷん「蓮粉」と和三盆糖を練り上げた、もっちりとした口当たりの生菓子です。笹のほのかな香りが広がり、和三盆糖のやさしい甘さがふんわりと残ります。ぷるんとした弾力がありながらも、口の中でそっととろけるような食感は、どこか懐かしくも新鮮な味わい。
暑い季節には冷やして、寒い季節は温めていただくのもおすすめだそう! どちらも食べてみたいですね。
【夏の涼やか和菓子②】<東京吉兆>伊勢丹新宿店でしか買えない! ふわっと柚子香る、料亭仕立てのわらび餅

<東京吉兆>柚子みつわらび餅(1人前)1,296円(税込)【冷蔵保存】 ※販売期間:2025年5月3日(土)~5月11日(日) ※各日20個限り、伊勢丹新宿店限定
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 粋の座(和特選)
日本料理の名店<東京吉兆>から、期間限定の和菓子が登場。
料理人が本わらび粉から丁寧に練り上げたわらび餅は、ふわっと広がる柚子の爽やかな香りと、上品な甘さの黒蜜が絶妙に絡み合い、後を引くおいしさに仕上がっています。
料亭ならではの技が光る、季節を感じる一品。思わず手に取りたくなる味わいです!
続いては、夏の定番人気。涼やかなあんみつと、みつ豆の3品をご紹介します。
【夏の涼やか和菓子③】<鈴懸>フルーツとメープルシロップが織りなす、新感覚のあんみつ

<鈴懸>あんみつ(1個) 756円(税込)【常温保存(召し上がる前に冷やしてください)】 ※販売期間:2025年4月14日(月)~9月下旬
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味(和菓子)
福岡・博多の人気和菓子店<鈴懸>から、彩り豊かなあんみつが登場。やわらかく仕上げた寒天に、白玉と色とりどりのフルーツがふんだんに。
仕上げには黒蜜…ではなく、特製メープルシロップをたっぷりかけるのです! ひと味違う、新しいあんみつのおいしさにハマってしまいそう…。容器に入ったまま手軽に食べられるのもうれしいポイントです♪
【夏の涼やか和菓子④】<仙太郎>余計なものはいらない、素材のそのものを楽しむ

<仙太郎>あづき寒天(1個) 648円(税込)【冷蔵保存】 ※販売期間:2025年5月10日(土)~8月下旬
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味(和菓子)
続いてご紹介するのは、これ以上シンプルな寒天菓子はない! という一品。京都・寺町仏光寺に本店を構える<仙太郎>は、生まれ育った風土が育んだものが体になじみやすいという「身土不二(しんどふじ)」の言葉を大切にしています。
「あづき寒天」は、丹波大納言小豆のかのこ、北海道甜菜糖、糸寒天、黒蜜だけで仕上げられています。削ぎ落とされたシンプルさのなかに、奥深い素材の味をゆっくりと味わえる一品です。
【夏の涼やか和菓子⑤】<鶴屋吉信>茶寮の味を自宅でも! 夏の涼を感じるあんみつ

<鶴屋吉信>まめかん露 小倉餡(1個) 756円(税込)【常温保存】 ※販売期間:2025年5月12日(月)~8月下旬
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味(和菓子)
京都・西陣に本店を構える<鶴屋吉信>から、夏にぴったりのあんみつが登場。ぷりぷりのつくりたて寒天の味わいを、そのままパックに閉じ込めました。北海道産の小豆餡と赤えんどう豆、国産のみかん、青かえでを型どった羊羹が夏らしい風情を一層引き立てます。
1食分が1箱に収められていて、常温で持ち運びもできるので、夏の手土産におすすめ。まめかん露 小倉餡の涼やかさを淡い色のイラストで表現しています。
冷蔵庫でしっかり冷やして、お気に入りの器に盛り付けて召し上がれ!
続いて、夏のフルーツを使った涼やかな寒天菓子をご紹介します。
【夏の涼やか和菓子⑥】<たねや>今年も食べたい! マンゴーソースと楽しむ爽やか寒天

<たねや>たねや寒天 マンゴー(1個) 540円(税込)【常温保存】 ※販売期間:2025年5月7日(水)~7月中旬
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味(和菓子)
滋賀・近江八幡で明治時代から親しまれている和菓子店<たねや>から、今年も期間限定の寒天が登場します。毎年「今年はどんな味だろう」と楽しみにしているファンも多い、<たねや>の季節の涼菓です。
今年はマンゴー! みずみずしい寒天に、マンゴーソースをかけていただきます。口に入れた瞬間、寒天がほろりとくずれて、マンゴーの濃厚な甘さが広がり思わずうっとり。
ひんやりとした透明感のあるビジュアルも魅力的で、暑い季節のティータイムにもぴったりです。
【夏の涼やか和菓子⑦】<老松>夏みかんの香りをとじこめた、涼やかな一品

<老松>夏柑糖(3個入) 5,562円(税込)【冷蔵保存】 ※販売期間:2025年5月7日(水)~7月初旬、材料がなくなり次第終了 ※オンラインのリンク先は販売開始日の午前10時から表示されます
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味(和菓子)
京都で最も歴史ある花街に店を構える、明治41年創業の京菓子店<老松>から、夏の風物詩ともいえる人気のお菓子をご紹介。
4月になると、委託栽培している山口県の萩や和歌山、舞鶴など全国の産地から酸味の効いた夏みかんが届けられ、早朝から夏柑糖の仕込みがスタートします。一つひとつ手作業で丁寧に中身をくり抜き、しぼった果汁に上質な寒天と砂糖を合わせて、素材の風味をそのまま活かしたシンプルな味わいに仕上げています。
年々生産量が減少しつつある夏みかん。育てる生産者の方々への感謝と、それを毎年楽しみにしてくださるお客さまへの思いが、このお菓子に込められています。
なお、オンラインストアでは3個入りの販売ですが、店頭では1個1,728円(税込 ※箱なし)から購入することができます。
【夏の涼やか和菓子⑧】<仙太郎>夏の贅沢、京都の寺町で愛される、晩柑を使った寒天菓子

<仙太郎>河内熟子(1個) 1,188円(税込)【冷蔵保存】 ※販売期間:2025年5月10日(土)~8月上旬、材料がなくなり次第終了
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味(和菓子)
待ちわびるファンも多い、京都の和菓子店<仙太郎>の夏限定の和菓子。河内晩柑(かわちばんかん)を丸ごと使い、見た目のインパクトはもちろん、柑橘ならではの爽やかな香りと風味が楽しめます。
河内晩柑の果汁に北海道甜菜糖、糸寒天と本葛を加え、果皮そのままの器に流してかためました。
しっかり冷やしていただくのもよし、凍らせてシャーベット状にするのもまた格別です。
いかがでしたか? ずっと受け継がれてきた味から、伝統と革新を感じさせる個性豊かな一品まで、幅広いラインナップでご紹介しました。年々大変になる、あつ~い夏の日々。涼やかな和菓子で少しでも心地よく過ごせますように♪