<フリッツ・ハンセン>×黒沢 祐子
優美なシルエットとブルーの相性を楽しむ。

photo by TAKEMI YABUKI
ウエディング&ライフスタイルプロデュサーの黒沢 祐子さんは、華やかで心温まるようなパーティーを数多く手がけるとともに、暮らし全般についても豊かな感性を発揮しています。現代のライフスタイルを見据えながら、2つの椅子を個性的なカラーリングによって彩りました。

大学卒業後、OLを経てウエディングプランナーに転身。彼女の手がけるウエディングは、新郎新婦の「らしさ」を引き出し、参列ゲストの記憶に残る唯一無二の世界観が特徴です。フリーランスのウエディングプランナーとして高い評価を得た現在は、年間10組さま限定でトータルコーディネートをお手伝い。オンリーワンウエディングに20年以上こだわり続けてきた中で、新郎新婦のその後の生活を豊かにする空間やライフスタイルに興味を持ったそう。
2020年鎌倉移住をきっかけに、ライフスタイルにも活動を広げ、その直感力やセンスで個人宅のインテリア相談やパーソナルコーディネート、自宅でのワークショップ開催や洋服をプロデュース。また、2022年からはオンラインサロン「Y's room」を主宰するなど幅広く活躍しています。
そんな黒沢さんは以前から<フリッツ・ハンセン>が大好きで、自宅でも椅子「セブンチェア」を愛用しています。今回は自身のテーマカラーでもあるブルーを取り入れ、アルネ・ヤコブセンの2種類の椅子を新鮮に彩りました。
※本企画は、終了いたしました。
FRITZ HANSEN 150th Celebration
三越伊勢丹オンラインストア先行販売のご案内
□2023年5月24日(水)午前10時~6月6日(火)午前10時
※品切れの際はご容赦ください。予めご了承ください。
※詳細はこちらをご覧ください。
店頭イベント情報
□2023年6月7日(水)~6月13日(火)
□伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージ
アルネ・ヤコブセンの椅子を、以前から自宅でお使いだったと聞きました。
「セブンチェア」をずっと前からダイニング用に使っていました。また「ドロップチェア」も、いつか欲しかった椅子です。だから今回のお話があって、この2つの椅子でやってみようとすぐに思いました。
どんなアレンジをしたのでしょうか?
どちらの椅子もブルー系のファブリックで彩っています。私自身がテーマカラーをブルーにしてきたのと、ウエディングではサムシング・ブルーといって青いものを身につけると幸せになれるという言い伝えがあるので、そこがインスピレーションです。
セブンチェアのほうは「ユウコ・ブルー」と呼ばれているちょっと強めの濃いブルーの張り地にしました。直感で、セブンチェアにはこれがぴったりだと。一方、ドロップチェアは、ミントグリーンを思わせる優しいトーンのブルーにしてメリハリをつけました。
セブンチェアのブルーはとても鮮やかで、意外性のある組み合わせですね。

攻めた感じの色合いですよね(笑)。前から見た印象はジャーンという感じですが、背面はグレーのレザーで2面性があります。
この椅子は結婚式で新郎新婦のメインテーブルに合わせるイメージもありました。やがて新居で使っていくと、ファブリックもレザーも経年変化しながら思い出が刻まれていきます。また座面と背面の印象が違うことで、置く場所によっても雰囲気が違って見え、生活に取り入れる楽しみが増えそうです。両面がブルーだと空間を選んでしまうかもしれません。
生活に取り入れたシーンを意識して、ファブリックが決まっていったんですね。
オブジェとして見て楽しむ椅子ではなく、家の中で親しんでもらう椅子を考えました。
私はウエディングのほかにライフスタイルを提案するお仕事もしているので、飾るよりも使う視点でデザインを見ているんです。ただ、セブンチェアはダイニングのイメージですが、ドロップのほうは若い方が玄関にひとつ置くだけでも素敵だと思います。

セブンチェアやドロップチェアをデザインしたアルネ・ヤコブセンの魅力はどんなところだと思いますか?
シルエットやカーブの美しさがとても好きです。中性的、と言うのかな。アルネ・ヤコブセンの椅子の中でもこの2脚については、どんな人の部屋にあっても馴染む印象があります。
私の自宅の椅子は、実はすべてデンマーク生まれのものです。北欧のインテリアはシンプルでナチュラル、長く愛されるデザインが多い印象です。
自宅にあるセブンチェアはどんなタイプですか?
ウッドの座面のものをずっと使っています。10年くらい前、今に比べるとファッションがコンサバだったので、黒・白、あとは違う木のものを6脚ほど購入しました。当時はモノトーン系のインテリアにしていたんです。今はもっといろいろな色や素材を取り入れた空間にしていて、それでもセブンチェアはよく合います。
とても気に入っているんですね。
ただ長く座り続けるなら、シートにパッドがある方がやっぱり快適。今回、ファブリック張りにしたのは、それも理由です。座っている時に滑らないのもいいんです。
<フリッツ・ハンセン>の家具は、長く使うほど魅力がわかります。引っ越すたびに新しいおうちに連れて行って、仲良く旅をするような、一緒に生きているような感覚。そんな時間の中で家具も育っていきます。数年前に一度、椅子の脚が取れてしまったことがありました。日本は湿度の変化が激しいので、稀にそういうことがあるそうです。でも、いいなって思ったんです。家具の素材の木が生きているということだから、素敵だなって。
かえって愛着が湧いたんですね。
はい、そういう感じです。壊れてもお直しできるので、サステナブルでもありますね。
ドロップチェアについてはどんなところが好きですか?
セブンチェアは私の日常の一部になっていますが、ドロップチェアはただ眺めるような置き方もいいですよね。コンパクトでかわいい形なので、お気に入りの本やバッグの定位置として。デスクやテーブルにも合わせられますが、インテリアのアクセサリーのような使い方もおすすめです。
またブルーのセブンチェアとドロップチェアをセットで使ってもきれいです。白い丸テーブルを4脚で囲むようなセッティングは、とてもおしゃれ。アットホームな雰囲気になります。
2種類の椅子から、さまざまなコーディネートの想像が膨らんでいきます。
私自身、興味の対象が幅広いので、いろいろミックスして世界観をつくっていくのが好きなんです。人と人、人とものの関係をつくることを仕事にしていますし。ブルーのファブリックとグレーのレザーを掛け合わせた椅子があるだけで、「こんな椅子は見たことないね」という会話が自然に生まれるかもしれない。それって素敵なことですよね。
FRITZ HANSEN 150th Celebration
□2023年5月24日(水)午前10時~6月6日(火)午前10時
<フリッツ・ハンセン>×黒沢 祐子のコラボレーション商品を、エムアイカードをお持ちの方のみ三越伊勢丹オンラインストアにて先行販売を行います。
※ご購入には「三越伊勢丹WEB会員」及び「エムアイカード情報」のご登録が必要です。事前に登録されることをおすすめします。
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※品切れの際はご容赦ください。予めご了承ください。
※オンラインストア先行販売商品発送時期は、商品によって異なりますので、ご注文画面にてご確認ください。
※ご予約の際は、「ご購入に関する注意事項」を必ずご確認ください。
□2023年6月7日(水)~6月13日(火)
□伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージ
※事前の入場予約・購入についての注意事項・イベント案内などの詳細は、2023年5月24日(水)から、特設ページにてご案内を予定しております。
※掲載の情報につきましては、諸般の事情により予告なく変更・中止させていただく場合がございます。予めご了承ください。必ず事前にホームページを確認してからご来店ください。