2023-2024年メンズ手袋おすすめブランド5選!サイズの測り方から人気アイテムまで、手袋選びを徹底ガイド!
紳士はコートのポケットに手を突っ込んで歩くべからず!冬の必須アイテムの一つ「手袋」は、実用性もさることながら、大人の男性なら上質でおしゃれなものを選びたいもの。そこで今回は、伊勢丹メンズがおすすめする「メンズ手袋ブランド5選」をご紹介します。
ビジネスシーンに相応しいエレガントな手袋から、タウンユースでも活躍するカジュアル手袋、はめたままスマートフォンを操作できるなどの機能性を備えたものまで、幅広いテイストとグレードの商品をピックアップ。プレゼントにもおすすめの冬の名脇役「手袋」は、ぜひ伊勢丹新宿店 メンズ館でお探しください。
1.手のひらをぐるりと一周測った長さが、あなたの手袋のサイズ
手袋のサイズは、手の平を上に向け利き手の親指の水かき部分にメジャーの始点をあて、小指の付け根と手首を結んだ線の、手首側から3分の1の点を通り、手の甲を周ってメジャーの始点まで結んだ一周の長さをセンチメートル単位で表したものです。
ブランドごとに多少サイズ感は異なりますが、手袋のサイズ選びの目安にしましょう。革の手袋は着用しているとご自身の手に馴染み、少し伸びてくる場合があります。手袋をはめた時の着け心地など好みもありますが、最初はジャストフィットで選ばれることをおすすめします。
2.手袋に使われる素材やデザインによって、雰囲気もさまざま
主な手袋に使用される素材
- ウール
- カシミヤ
- 鹿革
- ペッカリー革
- 羊革など
縫製仕様の違い
- 内縫い仕様:スマートな印象を与えます。
- 外縫い仕様:カジュアルな印象を与えます。
手袋を着用した時のボリュームを抑えたい時は、ライニングがないデザインをお選びください。厚さを抑え、見た目をよりすっきりと、手先をエレガントに演出することができます。
ビジネスシーンにおすすめなのは内縫い仕様です。シャープでエレガントなシルエットになります。反対に外縫い仕様は、メンズらしい武骨な雰囲気を演出できます。オフの日、カジュアルなコーディネートの日におすすめです。
手袋豆知識
革手袋のお手入れ
羊革(シープ)は薄くて美しい革ですが、水に濡れるとシミができやすいので注意。また、靴や鞄に使う防水・撥水スプレーの使用は避けてください。スプレーをかけて色が変わると革が硬くなります。
手袋を着用した後は、手首側と指先側の両端を持ってパンパンと伸ばしてください。手袋の革は、「横に伸びて、縦には伸びない」ように原皮から裁断しているので、型崩れ防止になります。
選び方
手袋を選ぶときに悩むのが「色」。男性は、靴やバッグと色を合わせることが多く、女性はコートやバッグと合わせることが多いそうです。ドライビンググローブを選ぶときには、車体の色やシートの色と合わせるのもオシャレです。
冬になると、オールマイティーに一つの手袋を使いがちですが、できれば、雨の日用、お出かけ用、自転車用、運転用など使い分けるのがベストです。
シーズンが終わったら
手袋の革はカビに弱いので、シーズンが終わったら、内側のタグを洗濯ばさみではさんで、風通しの良い場所で陰干しをします。そしてクローゼットにそのまま収納してください。PP(ポリプロピレン)袋などに入れて収納するとカビが発生することもあります。
また、購入したときに付いてくる指の形の台紙は捨てずに、収納するときに使うと、靴のキーパーのように型崩れ防止になります。
3.メンズ手袋おすすめブランド5選!
世界中のジェントルマンに愛される<デンツ>
1777年、英国ウスターシャ州ウースターにて、設立者ジョン・デントが初めて一組の手袋をカッティングし、自身の名を冠して創業した<デンツ>。革の鑑別と裁断技術に優れた<デンツ>が作り出す手袋は、手にしていることを忘れてしまうようなフィット感を持つことから“シークレットフィット”と称されます。特に、人気のペッカリー革を使った手袋は、使い込むほど手に馴染んで経年変化も美しい、憧れの一品です。
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<DENTS/デンツ>
左から
手袋 (表:羊革、裏:シルク100%) 型番:15-1068 33,000円 商品を見る
手袋 (羊革・裏地なし) 型番:15-1026 26,400円 商品を見る
手袋 (表:羊革、裏:カシミヤ100%) 型番:15-0007 36,300円 商品を見る
手袋 (表:羊革、裏:カシミヤ100%・スマートフォン対応) 型番:15-1116 39,600円 商品を見る
手袋 (鹿革) 型番:15-1131 36,300円 商品を見る
手袋 (ペッカリー革) 型番:15-1043 88,000円 商品を見る
□伊勢丹新宿店 メンズ館5階 シャツ・ネクタイ・シーズン雑貨
□三越伊勢丹オンラインストア
<デンツ>の表側に使用される皮革は、熱帯雨林に生息する野生の猪豚に似た哺乳類ペッカリー革、北米産の鹿革(ディアスキン)、砂漠地帯に生息する羊革(ヘアシープ)など。いずれもグローブの素材に適したレザーで、着け心地の違いからそれぞれを使い分けるジェントルマンもいるほど。素材によって印象が異なるので、身に着けるシーンや、ファッションのテイストに応じて選んでみては。
スタイリッシュでスマートな印象<メローラ>
イタリア ナポリで創業した手袋ブランド<メローラ>。流行に左右されることなく、長い歴史の洗練を経て行き着いた、クラシックなスタイルを踏襲。専門職人がナポリ郊外の自社工場で、すべての工程を熟練の技術で仕上げています。細身のシルエットと美しい革の風合いで、エレガントな手元を演出してくれます。
オストリッチ、ペッカリー、羊革など多彩な表革に、カシミヤなど心地良く温かい裏地を組み合わせて、愛着に応えてくれる<メローラ>のグローブ。職人の手技によって生み出されるフィット感とエレガントな手のシルエットを楽しめます。イタリアで語り継がれるクラシックスタイルは、長く使い続けることができる名品です。
大人スタイリングにぴったりな<リステリ>
高い技術でフィット感のあるグローブを世に送り出す<リステリ>は、独自の色使いや素材のコンビネーションなど、ファッション性の高さでもユーザーからの支持が高いブランドです。
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<RESTELLI/リステリ>
手袋 (表地:カシミヤ100%、裏地:カシミヤ100%、皮革部分:羊革) RE23F/S/09 各27,500円 商品を見る
□伊勢丹新宿店 メンズ館5階 シャツ・ネクタイ・シーズン雑貨
□三越伊勢丹オンラインストア
柔らかく温かいカシミヤ生地を使用した<リステリ>のグローブ。カジュアルな表情ですが、手首部分のレザーのパイピング仕様で上品な雰囲気も漂わせます。ニットならではの明るいカラーバリエーションがあるのも魅力で、オンからオフまで幅広いスタイリングによく馴染みます。
カシミヤのぬくもりに包まれる<ピセア>
<ピセア>は、内モンゴルで生産される高水準のカシミヤを使用するニットブランド。原料を生み出す土地に敬意を払い、自らの手で現地の植樹活動に取り組み、その樹の名前からブランド名を授かっています。整毛、紡績、染色、ニッティングまでのすべてを一貫した品質管理のもとで生まれる、カシミヤの魅力をふんだんに活かしたコレクションです。
フリーサイズのオープンフィンガーモデルは、シンプルだからこそベビーカシミヤの魅力がストレートに伝わってくるアイテム。ふんわりとした温かさ、柔らかさで、手を包み込んでくれます。
カラーバリエーションが楽しい<バトナー>
ニットウェアの産地として知られる山形県で、さまざまなメゾンブランドやアパレルメーカーの製品を手がけてきたファクトリー・奥山メリヤスのニットウェアブランド<バトナー>。ニッティング、リンキング、ステッチング、プレシング、チェッキング、大きく分けると5つの工程によってニットウェアは完成しますが、<バトナー>のニットには奥山メリヤスが培ってきたノウハウと技術がギュッと凝縮。原料から製品に至るまですべての工程を高いクオリティで管理し、次の世代へと受け継がれるモノを作り続けています。
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<BATONER/バトナー>
手袋 (毛100%) BN23F/S/BN23FI008 各6,600円 商品を見る
□伊勢丹新宿店 メンズ館5階 シャツ・ネクタイ・シーズン雑貨
□三越伊勢丹オンラインストア
奥山メリヤスの技術を惜しみなく集約し、「SIGNATUREシリーズ」のために開発したSOLIDWOOLという糸を使用したハンドウォーマー。暖かみのあるウールでありながら、厚すぎずすっきりとした仕様。ダレにくく、毛玉が気になりにくい素材で、美しい編み目が作りの良さを感じさせてくれます。
Text:Makoto Kajii
Photo:Tatsuya Ozawa (Studio Mug)