良い空間作りは、良い香り選びから。おすすめルームフレグランス10選!香りマニアなイセタニスタの愛用品リスト
身に纏う香りと同じくらい、日々過ごす空間の香り選びは大切。自分にとって心地良い匂いであることは絶対だし、来客者にだって“良い匂いがする〜”って言われるような部屋にしたいな。ということで、匂い選びに余念がない、香りマニアなイセタニスタに愛用中のルームフレグランスをリサーチ!フレグランスコンシェルジュも納得の10銘柄を玄関や寝室などスペース別で紹介します。記事末の“ルームフレグランス選びにまつわるQ&A”もお見逃しなく!
お客さまによる伊勢丹新宿店公式サポーター<イセタニスタ>は、伊勢丹のお買物と楽しみ方のプロフェッショナル!それぞれの価値観から独自の視点とスタイルで伊勢丹新宿店の魅力を伝えていきます。
【玄関編】
あの高級ホテルのフロントで採用されている
シックな香りを自宅の玄関にも取り入れて
「イタリアのフレグランスブランド<LABORATORIO OLFATTIVO(ラボラトリオ・オルファティーボ)>が手がける“ビアンコ フォオーレ”は、白い花々が織りなす繊細なフローラルに、フレッシュな果実と海の香りのアクセントがきいたクリーンで洗練されたフレグランス。マンダリンオリエンタルのフロントの香りとしても採用されているもので、僕も自宅の玄関に置いています。そんなに強い匂いではなく、自分が出入りする際や人が来たときに品よくふわっと漂うところがいい。比較的好みが分かれず、万人ウケする匂いだと思います」
【リビング編】
リビングには、ほのかに香るオーシャンノートを。
スタイリッシュなボトルデザインもお気に入り
「リビングには<LINARI>のルームフレグランスを置いています。穏やかなオーシャンノートには、シトラスにラベンダー、ゼラニウム、ウッドが絶妙に調和していて、落ち着きのあるほのかな芳香が空間に漂います。開封してからの香りの持ちも良くて、使用環境にもよると思いますが、約6~8カ月は使えるはず。また、自宅のインテリアに調和するスタイリッシュなボトルデザインも気に入っています」
\あつきさん Instagram @atk_exc /
衣食住、多方面にアンテナを張るイセタニスタ。ショップで気になったモノはくまなくチェックして、友人たちとの情報交換も欠かさない。お部屋の香り事情は、玄関とリビングにこだわりのルームフレグランスを設置しており、最近は寝室のための香りをリサーチ中。
【ベッドルーム編】
ベッドタイムを演出する香り、見つけました!
アメニティとして導入しているホテルが多いのも納得の一品
「スキンケアや香りのプロダクトを通して健やかなライフススタイルを提案する<タン>。このエッセンシャルオイル“AW0817”は、リフレッシュしたいときや、リラックスしたいときに選びたい、オレンジ、タンジェリン、ナツメグ、サンダルウッドの香り。私はこれをベッドルームに置いていて、眠る数時間前に付属するシナモンのポプリに精油を滴下して、漂う芳香を楽しんでいます。ポプリのケースには蓋ができるので、香りを控えたい日の調節やホコリを防げるところもお気に入りです。」
\のりこさん Instagram @nori_beppu /
仕事柄、日々香水を身につけたり、しっかりと香るルームフレグランスを常用したりすることが難しいのりこさん。それでも、ここぞ!という日にはナチュラルな香りを身にまとったり、自分の時間にゆったり過ごせる香りアイテムを揃えて楽しんでいる。自分なりのスタイルで香りと向き合うイセタニスタ。
心地よい睡眠環境を演出する
柑橘ブレンドのアロマミスト
「天然精油を使用した<スリー>のホームフレグランス3種の中で唯一の柑橘系ベースの香りで、一番人気のものだそう。私は寝る前に本品をまくらにスプレーして、ピローミストの様に使っています。匂いが浅く、すっきりとした香り立ちなのでルームフレグランスビギナーの人もおすすめ。ただ、それゆえに比較的すぐに香りが飛んでしまうので、私はやや多めにふりかけています(笑)。店員さんからリラックスタイムにおすすめの良い香りだと聞きました」
\かおりさん Instagram @kaaaorri /
フレグランスアイテムは、気に入ったものをリピートして愛用するスタンスのかおりさん。使い続けることで愛着が湧き、マイスタンダードな香りとして大切にするのも香りマニアならではの嗜み方。とはいえ、時には新たな香りもトライしてみたくなるので、他のイセタニスタのレコメンドをチェックするのが楽しみ!
インテリアとしても人気の<マドエレン>は
ベッドルームで楽しむのもおすすめ
「ルームフレグランスといえば人気の<マドエレン>も外せません。ぱっと名前は浮かばなくとも、ショップやギャラリースペースなどで本品を見たことある!という人も多いのでは? 私が所持しているのは“TERRE NOIRE”という、黒い土をイメージした、甘さとスパイシーさが同居する香り。シックな缶ケースの中に入っている溶岩石(石は他の種類もある)にフレグランスの液体をかけて、香りを空間に漂わせます。私はベッドの足元にある台に置いていて、月に数回、この香りが嗅ぎたい!と思った日に蓋を開け、前述の様に使用します。ちなみに使わない時は蓋をしておくと◎」
\ゆりえさん Instagram @kyuri0524 /
料理が好きなので、リビングは常に“美味しいもの”の匂いをさせておきたい!なのでルームフレグランスは、トイレと寝室にだけ置いているという友理恵さん。香りモノのリサーチは伊勢丹新宿店だけでなく、様々なセレクトショップまでくまなくチェック!今回は数あるお気に入りの中から特に推しな2点(トイレ編・寝室編)をレコメンド。
【トイレ編】
トイレの香り選び、どうしてますか?
私が推すのは、このウッディな香りです
「アーティスティックな香りを手がける<LABORATORIO OLFATTIVO>の“ZEN-ZERO ゼンゼロ(座禅)”という、なんとも集中できそうな名前のルームフレグランスを我が家ではお手洗いに置いています。ジンジャー、シダーウッド、サンダルウッドがベースになっており、座禅のような深いリラックス感のある、フレッシュなスパイスとウッドの香り。私にとってトイレは集中したい(笑)場所でもあるので、まさにこの香りは最適。一般的にトイレ用フレグランスとして売られている香調とは異なりますが、おすすめします」
\ゆりえさん Instagram @kyuri0524 /
料理が好きなので、リビングは常に“美味しいもの”の匂いをさせておきたい!なのでルームフレグランスは、トイレと寝室にだけ置いているという友理恵さん。香りモノのリサーチは伊勢丹新宿店だけでなく、様々なセレクトショップまでくまなくチェック!今回は数あるお気に入りの中から特に推しな2点(トイレ編・寝室編)をレコメンド。
【シーンレス編】
掃除の後や気分転換したいときにシュッと一吹き!
深呼吸したくなる、ウッディ&ナチュラルな森の芳香
「<アスレティア>らしいウッドノートを堪能できるこのルームミストは、元々店頭の香りとして採用されていたものだそう。キーアロマであるセダーウッドに加え、稀少なブッダウッドやサンダルウッドがブレンドされています。私的にこれが一番リラックスできる匂いで、日常的に愛用中。スプレータイプなので香りを楽しみたい時に気軽に使用できます。部屋の掃除の仕上げにシュッと一吹きして、空間をリフレッシュさせる使い方もおすすめ。あと、ルームフレグランスとしては、比較的価格が手頃なところも良いですね」
\まよさん Instagram @myo330harp /
仕事柄、出張が多かったり、旅先に滞在したりすることもしばしば。だからこそステイするホテルの部屋を自宅と同じ香りに整えて心身リラックスできるように、手軽に持ち歩けるスプレータイプのルームフレグランスを選ぶことが多いという麻葉さん。最近は、気分がON!になる香りを探しているそう。
生花みたいなフレッシュな香り
フリージアの香りで心を整える
「まるで本物のフリージアのブーケを思わせるようなフレッシュで繊細な甘い香りに、ひとさじのスパイシーさを感じるこの香りがたまらなく好き! 本当は常に生花を家に飾っておきたいけれど、切らしてしまうこともあって。そんな日にもこのキャンドルは活躍。私は<ディプティック>のフリージアの香りを嗅ぐと心が整うように思います。また、今日は頑張るぞ、という時に嗅いで、パワーチャージすることも。また、レギュラーサイズよりお手頃な“ミニキャンドル”はトライアルにもおすすめのサイズ感なので、気になる人はまずこちらを購入してみては?」
\さとみさん Instagram @sato0223s /
キャンドルは焚かずに置いておくだけでもほのかな香りが楽しめるから好き!というさとみさん。同居するパートナーとは香りに対する志向が異なるため、ディフューザーや強い香りのするものは基本的に室内には置いていないそう。キャンドル以外のルームフレグランスは、主にスプレータイプの製品を選びそろえたり、就寝前にはピローミストを使ったりしながら日々空間の香りを満喫。
みずみずしく甘い香りに癒される
デスクワークの相棒
「甘味のあるカシスの実の香りにローズのフローラルな香りのアクセントがきいたフレグランスです。シンプルに言うと、みずみずしくて甘い香り。会社のデスクに置いていますが、私のところを訪れる人に必ずと言っていいほど“良い香り〜!”と言われます。また、タイムレスなデザインのボトルは、オブジェとしても美しく、視覚的にも癒される。ディフューザーの瓶とフレグランスの液体はセパレートになっているので、少しずつディフューザーに注ぎ足しながら使うと香りが変化しにくいはず。リフィルも展開されているので、本体を一回買えば、詰め替えて使えるという点もグッドです」
\かおりさん Instagram @kaaaorri /
フレグランスアイテムは、気に入ったものをリピートして愛用するスタンスのかおりさん。使い続けることで愛着が湧き、マイスタンダードな香りとして大切にするのも香りマニアならではの嗜み方。とはいえ、時には新たな香りもトライしてみたくなるので、他のイセタニスタのレコメンドをチェックするのが楽しみ!
同じ香りで統一して、
様々なアイテムを適材適所で使いこなすのもあり!
「我が家は<ディプティック>の“フィギエ(イチジク)”の香りを複数アイテムで愛用していて、家全体がフィギエの香りになっています。ウッディでミルキーなこの香りは、同ブランドのベストセラーであるオードトワレ・フィロシコス(イチヂク)の香りを空間のフレグランスとしても楽しめるように調香されたもの。うちでは犬を飼っていますが、来訪者に犬のにおいが気にならないね!と言われるので、すごく部屋の香りを整えてくれているようです。ディフューザーやキャンドルなど置くタイプに加え、特に匂いが気になるときはそのスペースにルーム スプレーも使います」
\mihoさん Instagram @mi_po_2006 /
ルームフレグランスは、<ディプティック>のフィギエのシリーズを偏愛! ディフューザーやミストなど、同じ香りで数タイプのアイテムを所持している。愛犬と生活を共にするうえで、日常の気になる匂いもこのフレグランスがあると、ほぼ気にならなくなるそう(本人談)。現在は基本的にひとつの香りを愛用しているゆえ、最近は香りのレイヤードに興味津々。
暮らしの中でもっと香りを楽しむための
ルームフレグランス選びにまつわるQ&A
Q1. 場所ごとにおすすめの香りはありますか?
A.「まず、その香りを使う空間や場所、その香りによって演出したいシーンをイメージして選んでみてはいかがでしょうか。インテリアとの調和から、香らせるアイテム(ディフューザー、キャンドル、ルームスプレーなど)や、お好みの香りを選んでも素敵ですよね。」フレグランスコンシェルジュ・飯塚さん
以下、どんな香りを選んだらよいかの参考に。
玄関:生花を飾るのはとても華やかで素敵なのですが、枯れてしまうのが悲しいですよね。でも、生花のかわりにプリザーブドフワラーはいかでしょうか。そのお花と香りをリンクさせて演出させるのです!(例えば、薔薇のプリザーブドフラワーと<ジョー マローン ロンドン>のレッド ローズ セント サラウンドディフューザーを一緒に置いてみる)まるでその香りがプリザーブドフラワーから香っているような演出ができますよ。
バスルーム、トイレなど:爽やかな香りや、清潔感を感じる香りが似合いそうです。
マイルーム:季節に合わせて、インテリアを替えるタイミングで香りも替えてみてはいかがでしょうか。
リビング:家族が集まる場所なので、好みがわかれにくいシトラス系のフレグランスがおすすめ。
ゲストルーム:来客者の好みに合わせてセレクトするとベター。
クローゼット:室内全体をお気に入りの香りで統一するのも素敵ですが、部分使いもおすすめ。 例えば<ゲラン>オーデ ランジュリーはランジェリーにも使えるリネンフレグランス。上品で優しいふんわりした香りが、引き出しを開ける度に感じられ、ほんのり移る残り香のヴェールを身に纏うような楽しみがあります。
自家用車:同乗する人や行先、乗っている時間などを考慮し、香りもセレクトすると、ドライブも一層楽しい時間になると思います。<ジョー マローン ロンドン>のカーディフューザーは香りのリフィルを本体にセットして、車のエアコンの 送風口に取り付けて使用する手軽さ。香りのビーズも種類を揃えておけば、選ぶ楽しさもあります。
Q2.寝室におすすめのリラックスできるルームフレグランスは?
<ドットール・ヴラニエス > -BOBOLI <ボーボリ>
A.「ボーボリ庭園の花や緑からインスパイアされたフレグランス。
レモンやオレンジフラワーを中心としたフレッシュなフローラルノートに、柘植などのグリーンノートが優しく重なり、ジャスミンやサイプレスが美しい香りのハーモニーを奏で、寝室におすすめです。」ドットール・ヴラニエス担当
Q3.森林の中にいるようなルームフレグランスでおすすめ教えてください!
<ドットール・ヴラニエス> -GREEN FLOWERS<グリーン フラワー>
A.「グリーンティーとイランイラン、ジャスミンなどの芳しい花々のエッセンスがみずみずしく調和したナチュラルなグリーンノートがまるで森林にいる気分にしてくれます。」ドットール・ヴラニエス担当
Q4. 使いかけのルームフレグランスを放置中……使いきれない時の工夫は?
A.「長期間の保管をすると香りが変化してしまう可能性は高いです。もし、少しの間だけお休みしたい香りがありましたら、ボトルからリード(スティック)は外し、ボトル口をしっかり密封するようにして保管して下さい。」フレグランスコンシェルジュ・飯塚さん
Q5. ルームフレグランス、季節ごとのおすすめは?
A.「気分や、季節に合わせてインテリアを替えるタイミングで香りも替えてみてはいかがでしょうか。例えば、湿度が高くなる季節はシトラス系の香りで気分もスッキリ、夏は夏らしく、プルメリアの香りで南国のイメージを演出したり、秋冬は少しスパイシーな香りやウッディ系、グルマン系の香りで温かみを演出するなどがおすすめです。」フレグランスコンシェルジュ・飯塚さん
A.「季節により、体調や好みも変化しますので、四季を楽しむように、その季節に合ったフレグランスをお楽しみください。(例えば、春は華やかなフローラル、夏はすっきりとしたマリンノート、秋は落ち着きのあるウッディ、冬は甘みが濃厚なフルーティなど)」ドットール・ヴラニエス担当
フレグランスコンシェルジュ
飯塚 美佐江さん
伊勢丹新宿店本館1階/化粧品 フレグランスショップにてフレグランス セールススペシャリストとして活躍する飯塚さん。お客さまの好みやご要望を伺いながら、香りのアイテムを幅広く提案するプロフェッショナル。 自身も香りフリークで、おうち時間では毎日様々は香りのアイテムを使い分けて楽しんでいるそう。中でも、キャンドルの幻想的な炎の揺らぎで、お部屋をムーディな雰囲気にするのがお気に入り。
ドットール・ヴラニエス
厳選された最高品質のエッセンシャルオイルを使用し、フィレンツェのラボでひとつひとつ丁寧に作られた DR. VRANJES〈ドットール・ヴラニエス〉のルームフレグランスは、空間を自然な香りで満たすと同時に、洗練されたインテリアを完成させます。
※価格はすべて税込です。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
\あつきさん Instagram @atk_exc /
衣食住、多方面にアンテナを張るイセタニスタ。ショップで気になったモノはくまなくチェックして、友人たちとの情報交換も欠かさない。お部屋の香り事情は、玄関とリビングにこだわりのルームフレグランスを設置しており、最近は寝室のための香りをリサーチ中。