【連載】金曜日のサステナブル
第1・第3 金曜日更新
“サステナブル”ってなんだろう…?
サステナブルに興味を持ち始めた主人公のKAKIちゃんと飼猫の小梅が、身近なことからサステナブルなコトやモノにチャレンジしてみる連載企画「金曜日のサステナブル(金サス)」。
KAKIちゃんと小梅(猫)のサステナブルな週末日記をお届けします。
3月3日(金) スニーカーを履いて春のお出かけを楽しもう!
最近はずいぶん日も長くなって、少しずつ暖かくなってきた。もう春はすぐそこ!春になったら、お花見はもちろん、友達とショッピングをしたり、ハイキングに行ったり…たくさんお出かけするんだ。
お出かけのお供に、歩きやすくておしゃれなスニーカーが欲しいんだけど、環境に配慮したものもあったりするのかな?
小梅「KAKIちゃん、そういうことなら伊勢丹新宿店に行ってみようよ。本館2階の靴売場では、さまざまなブランドの環境に配慮したスニーカーを取り揃えているみたいだよ。」
KAKIちゃん「そうなんだ!いろいろ比較できるなら、私にぴったりなスニーカーが見つかるかも。さっそく行ってみよう!」
小梅「<ステラマッカートニー>は、2001年のブランド設立以来、レザー(皮革)やリアルファー、フェザー(羽毛)、動物由来の接着剤(ニカワ)を使っていないんだって。<アディダス>とコラボレーションしたこのスニーカーも、素材の一部に自然に配慮したポリエステルを使っているんだって。」
KAKIちゃん「白スニーカーはトレンドにもなっているし、春ファッションに合わせたいな!」
KAKIちゃん「<コールハーン>は、環境に配慮をする「チェンジフォワード(TM)」という取組みをしているんだね。ソールには、天然のタンポポ由来のゴムを25%以上使用。アッパー部分にも、ペットボトルを原料にした、リサイクル素材を使っているんだ。」
小梅「タンポポがゴムの原料になるなんて、驚き!分厚いソールが歩きやすそうだね!」
KAKIちゃん「フランス発祥ブランドの<ベジャ>のスニーカーはオールホワイトのデザインが素敵!白いアッパーは牛革で、ウルグアイの農場で生産され、ブラジルでなめされているんだって。革をなめす工程でも有害な化学薬品は使わず、その結果水の使用量を約40%、塩の使用量を約80%削減したそう。靴ひもはオーガニックコットンを使用していて、ブラジルとペルーの生産者と直接契約することで、生産者の地位向上にも取り組んでいるよ。」
小梅「1892年にフランスで創業したシューズブランド<パトリック>が、新たなラインとして立ち上げた<パトリック プロアクト>のスニーカー。環境に配慮したモノづくりを行うことをテーマにしているんだって。足に触れる靴の裏側の素材は、リサイクルポリエステルなんだね。ソールには、廃材クルミ殻の入った合成ゴムを使っているよ。クラシックなデザインで、大人な足元を演出してくれそう。」
KAKIちゃん「伊勢丹新宿店本館2階の靴売場には、他にも環境に配慮されたスニーカーがたくさん。こんなにあるとは思わなかったから、迷っちゃうな。でも、迷いながら選ぶのも楽しいね!」