【連載】金曜日のサステナブル

第1・第3 金曜日更新
“サステナブル”ってなんだろう…?
サステナブルに興味を持ち始めた主人公のKAKIちゃんと飼猫の小梅が、身近なことからサステナブルなコトやモノにチャレンジしてみる連載企画「金曜日のサステナブル(金サス)」。
KAKIちゃんと小梅(猫)のサステナブルな週末日記をお届けします。
4月21日(金)自然と人とを繋ぐ、三越伊勢丹の養蜂活動
最近、都心でもビルの屋上を活用して養蜂活動を行っているところが多いらしい。実は伊勢丹新宿店、日本橋三越本店の屋上でも養蜂活動を行っているんだって!
都心ではちみつなんて採れるの?と思ったけれど、新宿エリアは新宿御苑、日本橋エリアは皇居や上野恩賜公園などが近く、蜜源が豊富だというから驚き。
各店での養蜂活動がどんなものなのか気になって調べてみたよ!
■伊勢丹新宿店
伊勢丹新宿店関連ビルの屋上での養蜂の様子。
屋上では夏の暑さ対策としてサツマイモを栽培し、その葉っぱを巣箱の日よけに活用。酷暑でもミツバチたちが活動しやすくなるよう工夫をしている。
伊勢丹新宿店では、新宿区障害者福祉事業所等ネットワーク「しんじゅQuality」©︎との協業で、障害者の就労機会の創出や地域の方々との交流を目指して2021年の3月から養蜂活動をスタート。 5群(5つの巣箱)で養蜂活動をはじめて、3年目を迎えた今年はより一層規模を拡大。巣箱を10群まで増やしたそう。
また、ミツバチは寒さが苦手なため暖かな地域に引越しての越冬も多い中、この冬は屋上での越冬に成功!一年を通して伊勢丹新宿店関連ビルの屋上では、ミツバチが暮らしているんだって。
採れたはちみつ<MIEL ISETAN SHINJUKU>という名前で展開され、さまざまなブランドとのコラボレーションによるスイーツやドリンクを、伊勢丹新宿店と三越伊勢丹オンラインストアにて期間限定で販売しているよ。
<MIEL ISETAN SHINJUKU>の関連アイテム
しんじゅQualityみつばちプロジェクト×ISETAN <MIEL ISETAN SHINJUKU>
■日本橋三越本店
日本橋三越本店の屋上での養蜂活動の様子。
一方、日本橋三越本店では、はちみつ専門店<L'ABEILLE/ラベイユ>と協力し、2016年から「日本橋はちみつ倶楽部」として養蜂活動がスタート。日本橋産のはちみつの製造・販売にとどまらず、日本橋の緑化計画のお手伝いや、自然環境へ関心を持つきっかけづくりになることを目指して取り組みをはじめたんだって。
ここ最近では、日本橋地区の企業との協業ではちみつを使用したスイーツを製造したり、近隣の小学校の生徒さんと一緒に巣箱のペインティング・ワークショップも行ったそう。ミツバチが自然だけでなく、人と人との繋がりも作っているなんて素敵だね!
完成したはちみつは、日本橋三越本店で「日本橋のはちみつ」として販売されているよ。
< L'ABEILLE/ラベイユ>
日本橋のはちみつ 1,296円 (36g)・3,996円 (125g)
■日本橋三越本店 新館地下2階 ラベイユ
※現在は店頭のみのお取り扱いとなります。
※画像は125gです。
この春夏に採れたはちみつは、伊勢丹新宿店、日本橋三越本店ともに、秋ごろを目安に三越伊勢丹オンラインストアと各店舗にて展開するそう。 はちみつを使用した限定スイーツなども登場する予定みたいだから、そちらも楽しみ!