G7広島サミットでも注目。国産絹のすばらしさを次世代に伝える<三煌>

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2023年1月のTHE STORIESでもご紹介した純国産絹の<三煌>。5月に開催されたG7広島サミットでは、国際メディアセンター内の政府広報展示で日本を代表する純国産絹として紹介され、和文化の魅力を世界に発信しました。日本のものづくりを未来に伝えるプロダクトとして、再び注目を集める<三煌>の魅力を紐解きます。

絹本来のしなやかさを生み出すため、蚕から改良

「シルクのよう」と形容されることもあるように、絹の魅力はなんといっても肌ざわりのよさ。絹といえばスルリとなめらかな質感を思い浮かべますが、昔からの国産絹を知るお客さまからは、「外国産の絹はごわつきを感じる」というお声をいただくことも。そんなときにおすすめしているのが、純国産絹の<三煌>です。

<三煌>白生地
<三煌>白生地 308,000円(絹100%/一反)
※染め、お仕立てについては係員にお問い合わせください。
□日本橋三越本店 本館4階 きものサロン

<三煌>の特徴である絹本来のコシのあるなめらかさ、美しい光沢を生み出しているのは、原料となる糸の細さ。蚕の品種から改良し、従来品種より2〜3割程度細い糸を生み出す「白繭細一号(はっけんほそいちごう)」を誕生させました。

繭イメージ

糸が細い分、使う繭の量が多いのも特徴。1本の生糸に約9個(通常は約7個)の繭を使用して製糸するため、密度が高くコシのある生地に仕上がるというわけです。

繭工程
細く繊細な「白繭細一号」の製糸作業は、繰糸速度を通常より約30%落とすことで、糸への負荷を軽減している。

糸イメージ

うっとりするような肌ざわりのよさはもちろん、シワになりにくく、美しいドレープを生み出す<三煌>。その魅力は実際に触れてみてはじめてお伝えできるもの。日本橋三越本店の店頭にいつでもご用意していますので、ぜひ足をお運びください。
三越伊勢丹では、国産絹のすばらしさをいまに伝え、未来に残すための活動を、これからもつづけてまいります。


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