日本橋三越メンズお悩み解決ラボ
日本橋三越メンズお悩み解決ラボでは、店頭でお客さまからよくいただくお悩みにお答えしていきます。
#6は「お洗濯方法」について。
横浜でクリーニング店「LIVRER YOKOHAMA(リブレ ヨコハマ)」を経営するかたわら、国内外の有名アーティストの衣装クリーニング行う〈#洗濯ブラザーズ〉式のセンタクノシカタに沿ってお洗濯方法を解説します。キレイに洗えるだけでなく、同時に服を傷めず長持ちさせられるのが、〈#洗濯ブラザーズ〉式センタクノシカタの特徴です。
新しい生活様式で欠かせなくなったマスクから、冬に大活躍のカシミヤニット、次のシーズンも気持ちよく着たい白Tシャツまで、お家で楽しくお洗濯しましょう!
〈#洗濯ブラザーズ〉とは・・・茂木貴史(写真左)、茂木康之(中央)、今井良(右)の3人で結成し、毎日の洗濯を楽しくハッピーにするための活動をするプロ集団。横浜でクリーニング店「LIVRER YOKOHAMA(リブレ ヨコハマ)」を経営するかたわら、劇団四季、シルク・ドゥ・ソレイユ、クレイジーケンバンドなど国内外の有名アーティストの衣装クリーニングを行う。また、オリジナルのナチュラル洗剤を開発し、好評を博している。
毎日の生活に欠かせなくなったマスク。使い捨ての不織布製ではなく、布製を愛用し始めたけれど、正しいお洗濯方法がわからないという方も多いのではないでしょうか。皮脂汚れやお化粧の汚れをキレイに落として、毎日清潔に保ちましょう。
〈使用するアイテム〉
・洗濯したいマスク
・歯ブラシなどの柔らかいブラシ(洗濯ブラシ)
・洗い桶
・タオル
・ハンガー&ピンチ
・洗剤(今回使用した洗剤は〈リブレ ヨコハマ〉ランドリーディタージェント ビーチ)
・プレウォッシュスプレー(今回使用したスプレーは〈リブレ ヨコハマ〉プレウォッシュスプレー)
①プレウォッシュ(予洗い)
特に皮脂汚れが付きやすい内側の鼻や口元に接する部分へプレウォッシュ液を吹きかけます。ブラシで叩いて汚れを浮かし10分置きます。
②洗濯液の準備
30度以下のぬるま湯に洗剤を分量通り~やや少なめに入れ、よく混ぜます。事前に洗剤を撹拌(かくはん)してから衣類を入れることで、縮みや生地の傷みを防ぐことができます。
③押し洗い
3~5分押し洗いをします。さきほどプレウォッシュをした部分はよく揉んで汚れをとります。
④すすぎ洗い
きれいな水に換えてから3~5分すすぎ洗いをします。洗剤成分が生地に残らないよう、プレウォッシュをした部分はよく揉んで落とします。
⑤脱水
手で押して水を切り、タオルドライします。
⑥干す
シワをよく伸ばし、干します。
美しい光沢となめらかな着心地で暖かく冬には欠かせない、カシミヤ素材のニット。風合いを損ねないように正しくお洗濯しましょう。
〈使用するアイテム〉
・洗濯したいニット
・洗い桶
・歯ブラシなどの柔らかいブラシ(洗濯ブラシ)
・洗濯ネット&ヘアゴム
・平干し用ネット もしくは ハンガー2本
・ファブリックシェイバー
・おしゃれ着用洗剤(今回使用した洗剤は〈リブレ ヨコハマ〉シルク&ウール ディタージェント)
①毛玉をとる
毛玉が発生している部分は、お洗濯前に毛玉を処理しておきます。
②洗濯液を作る
中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)を水に溶かし、細かい泡になるように水と洗剤を撹拌させ洗濯液を作ります。
③前処理
目立つ汚れがある部分は洗濯液をつけたブラシで叩きます。生地の風合いを損ねないように、こすらずにトントンと叩きましょう。
④押し洗い
裏返しにしてから水の中に完全に沈めます。洗濯液に浸したまま3分押し洗いをします。
⑤脱水
両手で水から上げて、捻らずやさしく手で押して水をきります。その後洗濯ネットに畳んで入れ、洗濯機で1分脱水をかけます。ネットに空間が余っていると摩擦により生地が傷むため、余りを結ぶかヘアゴムで固定をします。脱水をすることで繊維に残った汚れが落ちます。
⑥すすぎ洗い
脱水後、きれいな水で④と同じくすすぎ洗いをします。
⑦脱水
再び⑤と同様に水を切ってからネットに入れ、洗濯機で1分脱水します。
⑧干す
平干し用のネットで干します。ネットが用意できない場合は厚手のハンガーを二本用意します。干す際も裏返しのまま干し、裾側もハンガーに通すことで重さを分散させ型崩れが起きないようにします。腕の部分は伸びないようにハンガーへかけます。
お気に入りの白Tシャツ、収納から出すと黄ばんでいた…と悔しい思いをされたことがある方もいらっしゃるのでは?
永く愛用できるように、お洗濯方法をマスターしましょう!
〈使用するアイテム〉
・洗濯したいTシャツ
・歯ブラシなどの柔らかいブラシ(洗濯ブラシ)
・洗濯ネット&ヘアゴム
・厚手のハンガー
・洗剤(今回使用した洗剤は〈リブレ ヨコハマ〉ランドリーディタージェント ビーチ)
・プレウォッシュスプレー(今回使用したスプレーは〈リブレ ヨコハマ〉プレウォッシュスプレー)
①プレウォッシュ(予洗い)
洗濯を始める10分前にプレウォッシュをします。裏返しにし、特に汚れが付着している襟回り・脇・胸元にプレウォッシュ液を吹きかけてブラシで叩きます。こすらず、繊維に溜まった皮脂汚れを叩き出すイメージでトントンと叩きます。
②洗濯液の準備
30度以下のぬるま湯に洗剤を入れて、よく混ぜ合わせます。
③洗い
裏返しの状態のまま洗濯液につけます。目に見える汚れはブラシで叩いて、汚れを落します。
「洗濯液に沈める→上げて軽く絞る→沈める」を繰り返すと繊維から汚れが出ていきます。これを5~6分続けます。
④脱水
捻らず手で押しながら水をきり、ある程度脱水したのち洗濯機で1分脱水します。プリントや付属品のついているTシャツなどは袖を内側に折り畳んでネットに入れ、脱水します。袖を内側に畳むことで、袖の伸び・首元のヨレが防げます。洗濯ネットに空間が余っていると摩擦が起きてしまうため、ヘアゴムで固定します。
⑤すすぎ洗い
きれいな水に換えて、洗剤成分と汚れが落ちるように3~5分押し洗いと同じ要領ですすぎ洗いを行います。
⑥脱水
④と同じように再び1分脱水します。
⑦干す
裏返しのまま、形が崩れないよう厚手のハンガーにかけて干します。
・脱いだ衣類は通気性の良いカゴで保管
洗濯槽の中に衣類を入れておくと、湿気によってにおいの原因となる雑菌が繁殖します。脱いだ衣類は通気性の良いカゴに入れておきましょう。
・黄ばみとにおいの発生を防ぐプレウォッシュ液の作り方
洗濯用液体洗剤(弱アルカリ性のもの)と水を1対1で混ぜ、スプレーボトルに入れてよくかき混ぜれば完成。作り置きはせずに1週間以内に使い切りましょう。
▼こちらでご紹介した〈リブレ ヨコハマ〉の洗濯用洗剤は、三越伊勢丹オンラインストアでご購入いただけます。
https://www.mistore.jp/shopping/brand/list?brand=044484
▼〈#洗濯ブラザーズ〉式センタクノシカタは日本橋三越本店 紳士雑貨公式インスタグラムのIGTVでも動画でご紹介中。
instagramにて更新中です。
https://instagram.com/mitsukoshi_nihombashi_mens_acc
▼日本橋三越本店 本館2階紳士雑貨ではオンライン接客サービスを行っています。
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