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オンラインストアについて

アクセシビリティ

三越アクセシビリティポリシー

三越は、1914年に完成した本店新館に、国内の百貨店としては初めて、エレベーターやエスカレーターを導入するなど、高齢者や障害のある方々も安全にお買物ができる環境を創業以来めざしてきました。さらに近年では、サービス介助士の資格を持つ社員の配置や身体障害者補助犬の受け入れなど、店舗のバリアフリー化も積極的に進めております。

一方、インターネット利用者の飛躍的な増大に伴い、高齢者および障害をお持ちのお客様から、「ホームページの閲覧に不自由を感じる」とのご意見を多数いただくようになってきました。

このようなお客様のご要望にお応えするために、三越ではウェブで情報を発信していくにあたり、高齢者や障害者など、心身の機能に制約のある人でもウェブで提供されている情報に問題なくアクセスしご利用いただけることを可能とするために、以下のガイドラインに配慮したバリアフリーでなおかつアクセシブル(障害等の有無や利用環境に関係なく誰もが利用しやすいこと)なホームページの実現に努めてまいります。

※以前に作成したページの中には、このガイドラインに対応していない部分もありますので、必要に応じて、順次更新していくように努めております。

参考にしたガイドライン

インターネット技術の標準化を進める国際団体であるW3C (World Wide Web Consortium :http://www.w3.org/(別ウィンドウが開きます)) が提供しているウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン1.0 (Web Content Accessibility Guidelines : WCAG 1.0) への準拠を目標とします。特に、このガイドラインの中で対応が求められている項目のうち優先度の高い項目への準拠を必須とし、さらに優先度の低い項目においても準拠を目指すよう努力いたします。三越では、これらをまとめ三越用のガイドラインを作成いたします。なお、2004年6月20日に日本規格協会よりウェブ・アクセシビリティに関する JIS (「規格の名称」)が公示されました。三越では、本JISの重要であると思われる点については既に対応を進めておりますが、今後は更なるウェブ・アクセシビリティ向上のため、遵守していきたいと考えています。

評価に使用するツール

日本アイ・ビー・エム株式会社製 ホームページ・リーダー (http://www.ibm.com/jp/accessibility/soft/hpr.html(別ウィンドウが開きます))ホームページ・リーダーは画面の情報を音声に変えて読み上げることで、視覚に頼らず、インターネットの利用を支援する機能を持つ音声ブラウザです。ただしテーブル読み上げモードなど、ホームページ・リーダー固有の機能の使用は前提にしていません。出来るだけ多くの音声ブラウザや、特殊な支援技術を用いた環境でも利用可能であるように配慮しています。

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画像

製品の外観を伝えたり、タイトル文字を目立たせたり、美しく表現するために画像が多くの場面で使われています。しかし、視覚に障害のあるかたにとっては、画像だけでは意味が伝わり難い場合があります。
三越のサイトでは、全ての画像に、それを音声に変えて聞き出せるよう適切な文字情報(代替テキスト)を付加するようにします。

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音声や動画

音声による情報は視覚に障害のあるかたには問題ありませんが、聴覚に障害のあるかたにとってはバリアを生むことがあります。また、動画は視覚に障害のあるかたにとってバリアを生むことになるだけでなく、聴覚に障害のあるかたにとっては、動画に含まれる音声についても配慮しないと、バリアを生むことになります。
三越のサイトでは、聴覚に障害のある人にも、視覚に障害のある人にも配慮して、字幕や副音声、あるいは内容を要約した文書を用意するなどし、その音声や動画が伝えたかった内容を、等しく伝えるようにします。
こうした配慮は、外国人や子供、あるいは騒音の激しいところで画面を見ている人、音を出せない環境にいるかたにとっても有益な配慮として知られています。

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色、形や位置

色を判別することが困難なかたは日本人の場合は、男性の5%(女性は1%未満)にも達すると言われています。例えば、「赤色の部分がバーゲンの対象品です。」と言った表現は、操作の大きなバリアとなります。また、視覚に障害のあるかたや、認知や記憶に障害のあるかたにとっては、形や位置による表現は、便利である場合と、そうではない場合があります。例えば、視覚に障害のあるかたにとっては「右上のボタンを押してください」あるいは「丸いボタンを押してください」という表現はバリアの原因になる場合があります。一方で、こうした表現は画面を見て操作する利用者にとっては分かりやすい場合もあります。
三越のサイトでは、こうした表現を単独で用いることはせず、必ず他の方法と併用するようにします。例えば、「赤い色で必須と書かれたボタン」というような表現を用いることで、色が分かる人はすぐに色で判別し、音声で言葉を聞いている人は「必須」と聞こえることで該当するボタンを知ることができるようにします。

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構造と表現

ホームページには、見出しであることや、箇条書きで書かれていることを、明確に定義する方法が用意されています。これらには文字を大きくしたり、強調したりする効果もあるので、見出しでもないのに、これらの効果を利用する場合があります。しかしこれらの利用方法は内容が正しく伝わらなくなる場合があります。
三越のサイトでは、見栄えを制御するテクニックと、見出しや箇条書きといった構造を表現するテクニックを使い分けることで、それらの情報を活用している利用者にとっても、わかりやすいページを作成します。こうした配慮は、翻訳ソフトや検索サイトの結果にも良い効果をもたらします。

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表組み

表は目が見える人にとっては便利なものですが、視覚に障害のある方にとっては理解が困難な要素です。碁盤の目のように、縦横が綺麗にならんでいる表であれば良いのですが、一部が結合されていたりすると、途端に表をイメージすることが難しくなります。
三越のサイトでは、複雑な表を使用することは避け、また、見出しがどれであるのかが分かるように配慮します。

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フォーム

入力する部分があった場合、目が見える人は、何を入れれば良いのかを、その部分の左右あるいは上下を瞬間的に見て説明文章を見つけたり、配置から内容を類推したりします。しかし、音声でページを聞いている人には、瞬間に全体を見るということは不可能で、大抵の場合は、その部分の左側、次に右側、場合によっては、上に戻って、あるいは下に進んで、何度も操作をしながら初めて何を入れれば良いのかに気づきます。
三越のサイトでは、操作に必要な説明は出来るだけ左側に配置するようにしています。しかし、現在は右側と左側に分割されてしまっている場合もあります。これについては、将来、改善していきたいと考えています。

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操作や入力

四肢などに不自由がありキーボードやマウスの操作が困難なかたや、音声ブラウザで聞きながら操作しているかたにとっては、制限時間のある操作は大きなプレッシャーになります。ミスを許さないページは、さらに大きなプレッシャーを与えてしまいます。画面を見ることの出来ない利用者にとっては、画面を見ることを前提にしたマウスの操作は出来ません。いろいろな都合で、マウスを使えないかたは意外に多いものです。
三越のサイトでは、操作には十分な時間を常に提供します。また、何かの申し込みをするような場合には、確認の画面を設けることで、余計なプレッシャーを感じていただかなくとも済むように配慮します。また、マウスではなく、キーボードだけで全ての操作が可能なように配慮します。

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点滅や移動

画面全体を激しく点滅させるとてんかんを引き起こす場合があります。また、画面の一部が点滅する、あるいは文字やアイコンが動き回るようなページは、若い人には好まれる場合もありますが、むしろ使い難いと感じるかたが多いようです。
三越のサイトでは、画面全体を点滅させるようなことはしないのはもちろんとして、部分的な場合でも点滅を多用したり、文字やアイコンを移動させたりすることはしません。

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言語

利用者によっては、そのページが日本語なのか、中国語なのか、韓国語なのか、英語なのか、何の言葉で書かれているかの情報を利用して、その言葉で読み上げさせたり、翻訳を試みたりする場合があります。文章中においても、例えば英語で書かれた詩があるような場合は、英語で読ませたいと考えます。
三越のサイトでは、そのページが何語で書かれているのかをページ内に含めます。(画面には表示されません。) また、ページの途中において、他の国の言葉を使う場合もページ内に含めます。

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ページタイトル

音声ブラウザなどでは、最初にページのタイトルを読み上げます。もしこの時、誤ったページタイトルが付けられていたり、十分でないタイトルが付けられていたりすると、利用者はそのページを見ることを止めてしまうか、誤ってそのページを操作してしまう可能性があります。
三越のサイトでは、どのページにも適切な名前を付けるようにします。

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簡潔明瞭な文章

利用者は多様化しています。その分野の専門家でないとわからないような言葉遣いや略語などは、著しくそのページの理解を妨げることがあります。また、「決_定」というように、文字の間にスペースを入れて表現すると、音声ブラウザでは「けってい」ではなく「けつ さだめ」と読み上げてしまうなど、正しく読まない場合があります。
三越のサイトでは、英語は出来るだけ使用せず日本語を用い、専門用語や略語を多用しないようにします。見栄えのために、文字の間にスペースを入れるようなことも避けます。

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ナビゲーション

音声ブラウザの利用者などは、操作時間を短くするために、リンク箇所だけを聞きながら操作する場合があります。このような場合、「ここをクリック」とだけ聞こえてきても、どこにリンクするテキストなのかは判別できません。
三越のサイトでは、このような表現はせず「申し込みの為にはここをクリック」というようにして、音声情報だけでも何処にリンクするのかを推測できるようにします。

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ポップアップ

ポップアップして表示される画像は、四肢などに麻痺があり一つ一つの操作に時間がかかるかたにとっては、余計な作業を必要とする原因となり、操作困難なものです。あるいは音声ブラウザの利用者によっては、新規のウインドウが開いたことに気が付かず、画面に複数のページが表示されてしまい、どれがどれだか分からなくなるようなこともあります。
三越のサイトでは、ポップアップするようなページの使用は出来るだけ控えます。新規にページをどうしても開く必要がある場合には、「別ウィンドウが開きます」というように事前に通知するように配慮します。

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フレーム

フレームは、音声ブラウザによっては、最初にどのフレームを操作対象とするのかを選ばなくてはいけなく、操作が煩雑になり理解を難しくします。
三越のサイトでは、原則、フレームは使用しません。

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新しいインターネット技術への対応(Java Script, Java Applet, Flash, PDFなど)

新しい技術は、よりよいサービスの提供のためには必要不可欠なものです。しかし、利用者によっては、新しい技術が利用可能でない環境にいることがあります。このような場合、まったく同等の操作方法を提供することは難しいかもしれませんが、どのような方法であっても、最終的には同じ結果が得られるように配慮することが求められています。
三越のサイトでは、新しい技術と思われる技術には常に代替のコンテンツを提供します。しかしながら、米国の改正リハビリテーション法508条で示されている考え方に従い、それら技術がアクセシブルであると認められる場合には、代替手段を提供しない場合があります。具体的には、JavaScriptについては、いまやほとんどの環境で利用可能であるとして、これに代替を提供することはしません。(その代替を用意することが難しくない場合には、代替を用意するように配慮します。)

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アクセシブル化が困難な場合

どのような配慮をしてもアクセシブルにすることが難しい場合があります。
三越のサイトでは、インターネット技術で全てを解決することは求めず、Eメール、電話、ファックスなどの人的なサポートも含めて、全ての利用者が同等のサービスが得られるよう、サポートを行います。

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その他の配慮項目

ホームページを作成するときに文法に正しく則って作成することは大変重要です。音声ブラウザなどは、正しい文法で作られていることを前提にして、音声で読み上げるからです。
三越のサイトでは、チェックツールなども活用し、常に高い文法の品質を保ちます。

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アクセシビリティの維持・向上のための活動

たとえ、アクセシビリティに対するポリシーやガイドラインを持っていても、アクセシビリティを理解したスタッフがそろっていても、アクセシビリティを保ち、かつ向上させるには様々な困難があります。
三越では、ページの評価・企画・作成・保守といったライフサイクルの中で、それぞれアクセシビリティの観点から何をしなくてはならないのかを定めます。例えば、テスト方法を定めたり、チェックシートを用意したりします。定期的な教育なども行います。また、皆様からのご意見やご指摘を検討し反映する仕組みを設けています。アクセシビリティに関するご意見・ご要望はお問い合わせフォームからお寄せください。

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