あなたのお好みは?
伊勢丹のシュトーレン・テイスティングチャート
熟成された香りが広がるしっとり食感
〈アカシエ〉シュトーレン
埼玉県の北浦和と浦和に広々とした店舗をもつ名店〈アカシエ〉。オーナーパティシエ興野燈氏がつくるシュトーレンは、箱をあけた瞬間から広がる芳醇な香りに期待が膨らみます。
フルーツは、レーズン、オレンジ、レモン、チェリー、パイナップル、リンゴ、グレープフルーツをラム酒にしっかりと漬け込み、その熟成した豊かな香りが心地よい。クルミ、アーモンドと食感の違うナッツもたっぷり入っています。スパイスはカルダモン、アニス、シナモン、ナツメグなどのブレンドが絶妙。生地はバター、マジパンを練り込み、しっとりとコクのある仕上がりです。薄くスライスして日々、味の変化も楽しみたい王道の味わいです。
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濃厚なチョコレートの魅力を表現した
〈シャンドワゾー〉シュトーレン ショコラ
埼玉県川口市にあるパティスリー&ショコラトリー〈シャンドワゾー〉のオーナシェフ村山太一氏がつくる、チョコレートの魅力をあますことなく表現したシュトーレン。
しっとりとしたチョコレートの生地にはオレンジやレモンなどの柑橘系のフルーツ、杏、ジンジャーを加えて焼き上げています。小麦粉が少なく感じるほど、チョコレートが主役のリッチな味わいです。柑橘がもつほろ苦さと爽やかな香りが、味わいのアクセント。またジューシーな杏の甘酸っぱさがチョコレートと好相性です。焼き上がりにバターをたっぷり染み込ませ、ザッハトルテのグラズールをイメージしてチョコレートでコーディング。
電子レンジで5秒ほど加熱すると生地がよりしっとりとして、バター、マジパン、チョコレートの風味がより一層際立ちます。
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ジューシーなドライフルーツが魅力
〈パティスリー・ドゥ・シェフ・フジウ〉シュトーレン
東京都日野市で長年愛され続ける名店〈パティスリー・ドゥ・シェフ・フジウ〉。フランス伝統菓子をこよなく愛するオーナーシェフ藤生義治氏が作るシュトーレンは、スパイスとフルーツの熟成した香りが印象的。
またドライフルーツは小さくカットせず混ぜ込んで、ふっくらと熟成したフルーツの食感を思う存分楽しめます。まるごとワインでコンポートした乾燥黒いちじくと白いちじくもに杏も加わったジューシーな一品。マジパンを中心に忍ばせ、スパイスのかぐわしい香りとバターの優しい味わいは、赤ワインと合わせたい美味しさです。
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贅沢に大粒マロンを忍ばせ、黒コショウがアクセント
〈パッション ドゥ ローズ〉シュトーレン マロン
東京・白金高輪にある〈パッション ドゥ ローズ〉。オーナーパティシエの田中貴士氏がつくる、心華やぐスイーツが魅力のお店です。
大粒の栗のコンポートを中心に忍ばせた贅沢なシュトーレン。自家製オレンジマーマレード入りのしっとりとしたオリジナル生地には、レモンやカレンツ、レーズンやオレンジなどの洋酒漬けのフルーツがたっぷり。またピリッとした黒コショウの香りがアクセントとなり、後味も爽やか。フルーツとナッツを混ぜ込んだ生地を、さらに別のプレーンの生地で包みこんで焼き上げているので、生地のしっとりさが違います。
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噛みしめるほどにカカオの味わいが広がる
〈ラヴニュー〉シュトレンショコラ
ワールドチョコレートマスターズ2009で優勝経験を持つ、平井茂雄氏がオーナーシェフを務める〈ラヴニュー〉。シェフの地元・兵庫県神戸市にお店があり、遠方からも訪れたくなるお店です。
ラム酒風味のドライフルーツと、香ばしくローストしたナッツ、マジパンをふんだんに使用したスパイス香るシュトレン。ガトーに近いしっとりとした口当たりの生地に、チョコレートのダイス(細かく砕いたチョコレート)がところどころに隠れ、かみしめる程にカカオの香りが広がります。
バターを含んだ粉砂糖をまとい中心にはマジパンを忍ばせ、アーモンドのコクをプラスしたリッチな一品。浅煎りのコーヒーと一緒に味わいたい。
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フルーツの香りが広がる優しい味わい
〈モンサンクレール〉シュトーレン ミニョン
東京・自由が丘に本店があり、誰もが知る人気店「モンサンクレール」。オーナーパティシエ辻口博啓氏が魅せるシュトーレンの特徴は、なんといっても多彩なドライフルーツ。クランベリー、アプリコット、レーズンを、ラム酒にじっくりと漬け込み、白いちじくとプルーンはシナモンやバニラ、アニスなどのスパイスと共に赤ワインでコンポート。他にもオレンジピール、レモンピール、チェリー、グレープフルーツなどを混ぜ込んでいます。
スパイスはほのかに香る程度で、フルーツの味わいがしっかり感じられるシュトーレンは、温かい紅茶と共に楽しみたい。ボックスも可愛く、優しい味わいのシュトーレンです。
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和の要素を取り入れ、香り広がる新食感シュトーレン
〈パティスリーレセンシエル〉Lange de Noël
東京・茗荷谷にある、香りをテーマとしたお店〈パティスリーレセンシエル〉。基本を大切にしながら、新たなスイーツの世界を表現される牛島源希氏のお店です。
オレンジやレーズンなどのペースト状にしたドライフルーツを練り込み、いちじくのプチプチとした食感がアクセント。ピスタチオの素材本来の甘みも印象的です。ナツメグ、クローブ、トンカ、山椒、生姜など和の要素も取り入れたお店独自のスパイスはさまざまな香りが重なり、爽やかな余韻を残してくれます。
まわりにまぶした和三盆の上品な甘みとほろりと崩れるような食感の生地は、煎茶と合わせたくなるような繊細な味わいです。
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カカオ香る発酵生地を存分に味わいたい
〈ピエール マルコリーニ〉マルコリーニ シュトーレン
ピエール マルコリーニは、本店のあるベルギーをはじめ、ロンドン、パリ、モナコとグローバルに活躍を広げるショコラティエ。
独自のカカオ発酵生地を焼成後、たっぷりのバターにくぐらせて時間をかけて熟成。カカオ豆そのものの香りが引き立つ発酵生地は、ほろ苦く風味豊か。また赤ワインに漬けこんだレーズンをメインに、ドライのいちじくやチェリーなどふんだんにフルーツを練り込んでいます。
日が経つごとにフルーツとカカオの生地がなじみ、風味が増すので、少しずつスライスしながら味わいたい。クラシックな製法をいかしながら、カカオにこだわる〈ピエール マルコリーニ〉ならではの一品です。
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爽やかな柑橘香る生地を楽しむ
〈ル・デタイユ・デュ・グルニエ・ア・パン〉シュトーレン
フランスのロワール地方・アンジェに本店を構え、パリでも人気のブーランジュリー&パティスリー〈ル・グルニエ・ア・パン〉が手掛けるブランド 。
中心にマジパンを入れた生地は、パン屋の味ともドイツの伝統製法とも異なる独特の食感。しっかりと焼き、ほろほろと口の中でほどけながら粉の味を噛みしめるタイプ。カルダモンの香りのあとにシナモンが上品にフワリと香ります。サンマスカットレーズン、オレンジピール、レモンピールを練り込んだ、柑橘の爽やかな風味が広がる生地そのものを楽しむシュトーレンです。ぜひミルクティーと一緒に味わいたい。
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梅酒で漬け込んだドライフルーツが爽やか
〈ポワン エ リーニュ〉シュトーレン
フランス語で「点と線」をあらわす「POINT ET LIGNE(ポワン エ リーニュ)」は、国産良質小麦を使用し、保存料や添加物不使用など、素材にこだわる東京発のブーランジェリーです。
しっとりとした生地は、ピリッと辛味のあるスパイスを効かせ後味が爽快。小麦粉に対してサルタナレーズンなど6種のフルーツを贅沢に250%も配合。ドライフルーツは梅酒に漬け込んで、ふっくらとして繊細な風味。梅酒がフルーツの味わいをさらにジューシーに仕上げています。
オレンジピールの香りもきいていて、さっぱりとした後味。1本1本職人が仕上げる丁寧な仕上がりのシュトーレンです。
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噛みしめるほどスパイス香る
〈ブリコラージュ ブレッド&カンパニー〉シュトーレン
店名の「ブリコラージュ」は元はフランス語で、英語では「DIY」、つまり「Do It Yourself」。欲しい時間や場所があるなら、自分たちの手でその世界を作ってしまおう。そんな想いが込められています。
お店のパンと同様に国産小麦全粒粉をメインに使用し、ライ麦を配合した生地は、滋味深い小麦の風味とスパイスの香りが広がります。洋酒漬けのドライフルーツやナッツ、ピスタチオが加わった、みっちりと密度の濃い生地の風味と食感をじっくりと噛みしめるスタイル。シュトーレンを初めて食べる方も、毎年食べる上級者の方も、生地の美味しさが堪能できるはず。
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堅焼きの香ばしい生地と熟成フルーツが調和
〈ツォップ〉ツォップオリジナルシュトレン
千葉の松戸にある名店〈ツォップ〉。オーナーシェフ伊原靖友さんは毎日300種類のパンを焼き、「かならずお気に入りのパンが見つかるお店」をコンセプトに掲げています。
シュトレンは6か月以上香辛料とともにじっくりと漬け込んだ、木の実やドライフルーツをたっぷり使用。生地もほどよく気泡が入り発酵の加減が絶妙です。しっかりと堅焼き焼成してあり、粉の旨みと焼き味も感じられます。
できたての、さくっとした食感も魅力。時間をおくごとにドライフルーツと生地、スパイスが調和し、しっとりとした仕上がりに変化。サイズも大きめなので、少しずつスライスして長い時間楽しめる大満足の逸品です。
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