“Break to Make” for Friedman Benda

“Break to Make”は「nendo makes. Daniel breaks.」をテーマに、アーティストのダニエル・アーシャム氏と、佐藤 オオキ氏が率いるデザインオフィスのnendoがコラボレーションしたプロジェクト。2023年4月のミラノデザインウイークにて発表され、このたび伊勢丹新宿店 本館5階センターパーク/ザ ステージ#5にて日本初お披露目をいたします。
「壊れることから逆算された」ものづくり
“Break to Make”破壊から生まれる創造
“Break to Make”コレクションが生み出された過程は、いたってシンプル。
nendoが作成した造形物を、ダニエル・アーシャム氏が部分的に壊すことで創られました。
「浴槽のようなものからはアームチェアや二人掛けソファが、細⾧いブロック状のものからはベンチやスツールが、そして、背の高い四角形状のものからはコンソールテーブルが現れた。」当初は特定の機能をもたない造形物は、壊すという行為によって新たな機能がもたらされました。
「壊す」から生み出すアーティストと、
「壊される」を意識して生み出すデザイナー
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左:佐藤 オオキ氏、右:ダニエル・アーシャム氏
ニューヨークを拠点に世界的に活躍するアーティストとデザイナー佐藤 オオキ氏率いるデザインオフィスnendoの協業により生まれた本プロジェクト。
ダニエル氏の一貫した作品テーマ「Fictional Archeology(フィクションの考古学)」は、現代の日用品を部分的に「壊す」ことによって、あたかも発掘されたかのような表情を生み出すというコンセプトに基づいています。nendoは、TOKYO2020の聖火台のデザインや、フランス国鉄が運行する新型高速鉄道TGVの内外装デザインを手掛けるなど、世界的なデザインオフィスです。
コレクション
5種類のピース
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左下から時計回り
アームチェア (W900×D910×H700mm) 3,850,000円
ソファ (W1,800×D840×H700mm) 5,500,000円
コンソールテーブル (W1,800×D600×H1,000mm) 5,500,000円
ベンチ (W1,830×D430×H400mm) 6,600,000円
スツール (W630×D430×H400mm) 2,200,000円
nendoが作成した3種類の造形物から生まれたのは、
「アームチェア」・「ソファ」・「コンソールテーブル」・「ベンチ」・「スツール」の5種類のアートピースです。これらのアートピースは、発泡スチロールの造形物を壊すことにより作成をされましたが、最終的には石膏で成形され、保護のためにコーティングが施されます。
いずれもダニエル氏の作品に多く使われるパステルトーンの配色で仕上げられ、イベント期間中、店頭ではダニエル氏とデザインオフィスnendoにより制作されたプロトタイプをご覧いただくことができます。
販売方法についての詳細は
からご確認ください。“Break to Make”は、ダニエル・アーシャム氏、nendo、およびニューヨークのFriedman Benda(フリードマンベンダ)ギャラリーの三者が各々1点のみ(1アイテム1配色)制作権をもっており、各ピースの各色はそれぞれ世界で3点のみの制作となります。Friedman Bendaは、コンテンポラリーデザインを牽引するニューヨークのギャラリーであり、本プロジェクトの後援ギャラリーです。
コラボレーショングッズ
ダニエル氏とnendoのコラボレーションを記念したグッズ(Tシャツ・キャップ・キーチャーム)も登場。各々のロゴを融合したモチーフや、手書きのイラストがあしらわれています。
※オンラインストアでは、コラボレーショングッズのみお取扱いを予定しております。
※販売開始日:2024年2月3日(土)午前10時から販売開始予定。
“Break to Make” for Friedman Bendaイベント情報
□2024年2月3日(土)~2月6日(火)
□伊勢丹新宿店 本館5階センターパーク/ザ・ステージ#5
※ご来場前にお読みください。