第一園芸だより お花のある生活を愉しもう~四季の暮らし・夏~

季節の植物をお届けする第一園芸だより。今回は6・7・8月【夏】の生花や観葉植物をご紹介いたします。ご自宅でアレンジしたり、育てる際のポイントなども市村 亨店長に伺いました。

6月のおすすめ
あじさい&ハーブ


梅雨の季節に彩りを添えるあじさいには、いくつもの花が集まって咲くことから「家族」や「団らん」という花言葉がある、6月が旬の花です。6月といえば紫陽花の日、父の日、時の記念日、夏越の祓、などの記念日がありますよね。
そして、ハーブもこの季節が旬。少し触れるだけで爽やかな香りが漂うハーブを花と合わせれば、フレグランスのように楽しめる6月にぴったりなブーケやアレンジメントに。みずみずしいあじさいとハーブを、大切な方への贈り物やご自宅での空間作りにいかがでしょうか。
あじさい(梅雨入りを愉しむ)

あじさいは日本原産の花木ですが、原種は中国です。そこからヨーロッパへと渡り、品種改良を重ねて、さまざまな姿のあじさいが誕生したと言われています。あじさいの育て方は、翌年花を咲かせるための剪定が必要ですが、一度植え付ければ長い間お花を愉しめる寿命の長い植物で、年々花数が増える素敵なお花です。鉢花のほか、切り花やアーティフィシャルフラワーとしても人気。あじさい1本でもボリュームがあるので、お好きな花器に活けて梅雨を愉しんでみては。
ジューンブライド

大切なその時に!<第一園芸>ではプロポーズ大作戦として赤いバラのブーケをおすすめしています。常時約100本の赤バラをご準備していますので、花言葉に合わせてブーケをお作りする事も可能です。大切な人への想いをかたちにするお手伝いをいたします。プロポーズする場所への発送も承ります。
※お届けする場所(ホテルやレストランなど)には、事前にご確認をお願いいたします。
赤バラ1本=「一目惚れ/あなたしかいない」
赤バラ3本=「愛しています」
赤バラ12本=「私の妻になってください/付き合ってください」
赤バラ99本=「永遠の愛/ずっと好きでした」
赤バラ100本=「100%の愛」
赤バラ108本=「結婚してください」など
7月のおすすめ
七夕&カスミソウの日


短冊に願いを込めて笹に結んだり、織姫と彦星を思って夜空を見上げてみたりとロマンティックな1日にしませんか?<第一園芸>から、夏の夜空に輝く天の川のようにカスミソウを束ねた「七夕ブーケ」をご紹介いたします。また、織姫と彦星をイメージしてお好きなお花を2輪組み合わせたアレンジメントもお作りできます。
お中元

お中元フラワーギフトをご用意しています。朝顔やぶどう・カサブランカなど、夏のインテリアとしてお世話になっている人へ、感謝を込めてお贈りしてはいかがでしょうか。
□販売期間:2025年5月~7月上旬予定
□三越伊勢丹オンラインストア
お盆(新盆・旧盆のご案内)
お盆は日本に古くから伝わるご先祖様の供養のための風習です。お墓参り、法要などに生花アレンジメントをお作りできます。白を基調としたアレンジメントのほか、故人がお好きだったお花でお作りする事も可能です。お気軽にご相談ください。お盆は地域によって期間が異なりますが、東京を中心に7月13日から7月16日までと決まっています。
2025年のお盆
7月(新盆):7月13日(日)~7月16日(水)
※7月13日(日):迎え火=盆入り
※7月16日(水):送り火=盆明け
8月(旧盆):8月13日(水)~8月16日(土)
※8月13日(水):迎え火=盆入り
※8月16日(土):送り火=盆明け
8月のおすすめ
観葉植物・グリーン

観葉植物やグリーンで涼やかなお家時間のご提案。育てやすい観葉植物をチョイスして、コンパクトでありながらインテリア性の高い陶器鉢に植え込みました。ベッドサイドやデスクなどに飾って愉しんでみては!!
アンスリウム


アンスリウムは7月~8月にトロピカルな気分で愉しめる植物。鉢植えのほか、週末のお食事会やティーパーティーのデコレーションにぜひお試しください。きらめく水もトロピカルフラワーを引き立ててくれます。
長く愉しむためのポイント
1.切り口を新しくして水を吸いやすくすることです。水替えの際にぜひお試しください。また、長さは基本的に短い方が花持ちも良くなります。花がくたびれてきたら思い切って茎の長さを短くしてみましょう。
2.なるべく涼しい場所に置く事が大切。置き場所もエアコンの風が直接当たらない、なるべく涼しいところをおすすめいたします。
ご自宅で愉しむ、観葉植物のアレンジ方法(ポイント)
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用意するもの:軽石・鉢底ネット・培養土・化粧砂利・突っつき棒(先がとがっていないもの。割りばしなどでOK)・スコップ
手順
1.植えこむ器の底穴にネットを敷く。(器の底穴から土が出るのを防ぐため。)
2.軽石をネットが隠れる程度までいれる。(水はけをよくするため。)
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3.植えこみたい植物のポットを外し、器に入れ込む。
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4.器と植物の間にスコップで培養土を入れる。
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5.突っつき棒で培養土を押し込むイメージで突っつく。(培養土の隙間を埋めるため。)
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6.4と5の工程を繰り返し、植物が簡単に抜けないくらいまで培養土を入れ込む。
7.水やりをする。(器の底穴から水がでるまで。濁った水がでなくなるまでたっぷりとおこなう。)
8.土の表面に化粧砂利を敷いて完成。

<第一園芸>の胡蝶蘭

<第一園芸>は1898年に三井家別邸付属「三井農園」として創業いたしました。この頃はまだ珍しく、限られた人々だけのものだった胡蝶蘭を作出していた歴史があります。1960年頃からは支柱を使って仕立てた3本立、5本立等の寄せ植えなど、現在では一般的になった胡蝶蘭のスタイルを先駆けて扱ってきました。
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フラワーベースに入れる事でお部屋にも馴染みやすくなります。
あらゆるお祝いとして選ばれている大輪胡蝶蘭。優美で気品漂う花姿はフォーマルギフトにおすすめです。また胡蝶蘭の花言葉には「幸福が飛んでくる」と、花をお贈りした後も更なる発展を願うという意味もあり、お祝いに選ばれる理由でもあります。

<第一園芸>ではお祝い札やカードなどを無料にて承ります。お誕生日など、ご用途に応じてお作りすることも可能です。
□伊勢丹新宿店 パークシティ3 1階/第一園芸
□電話03-3352-8608 直通
※詳しくは係員におたずねください。