think good ~三越伊勢丹の考える“サステナブル”~とは?
“think good”についての考え方
“think good”とは、彩りある豊かな未来に向けて「想像力を働かせ、真摯に考えることからスタートする」という想いが込められたスローガンです。
2021年4月より、三越伊勢丹ホールディングスの「サステナビリティ基本方針」に基づいて本取り組みはスタートしました。
年に2回、「アースデイ」や「SDGs週間(グローバル・ゴールズ・ウィーク)」が開催される付近の日程で"think good"を掲げたキャンペーンを各店舗にて開催するほか、2024年度からは百貨店・関連事業会社を含め三越伊勢丹グループ全社が一丸となって取り組んでいます。
‟think goodってなんだろう。
~4つのテーマと主な活動~
“think good“では、以下の4つのテーマに基づき、三越伊勢丹の考えるサステナブル活動を行っています。
多様な価値観の尊重
- 多様なニーズへの革新的な提案
- 新たなお悩み、お困りごとの感動的な解決
- 新たなつながりの創造
活動の例
- ジェンダーレスビューティーの提案
- フェムテックなど、さまざまなウェルネスアイテムの提案
- 障がいのある作家によるアート作品の展開
地域社会との共創
- 産業の活性化
- まちの価値向上
- 社会貢献
活動例
文化の継承と革新
歌舞伎衣装について詳しくはこちら
- 文化、伝統の継承
- 新たな文化の創造
- 次世代支援、育成 (産学連携)
活動の例
環境への取り組み
- 温室効果ガス排出量削減
- 循環型社会の構築 (廃棄物削減、4R等)
- 生物多様性保全
活動の例
- ピースdeミライプロジェクト (アップサイクルの取り組み)
- (衣類回収)
- 伊勢丹新宿店・日本橋三越本店のリペア、リフォーム、リメイクサービス
- 屋上養蜂 (MIEL、日本橋みつばち倶楽部)
私たちはこれからも、お客さまやお取組先、地域社会など、あらゆるステークホルダーの皆さまと共に、多様な価値観を大切につなぎ、さまざまな選択肢を増やすことで、持続可能な社会と彩りある豊かな未来の実現を目指していきます。
歌舞伎衣装について
三越伊勢丹には、明治時代後期から昭和時代初期にかけて貸衣装としてつくられた三越
の歌舞伎衣裳が多く残されています。その中から『連獅子』の親獅子の精役(イラスト右)の衣装をイラスト化しました。
紺繻子地破立涌雷雲文金襴法被
こんしゅすじやぶれたてわくらいうんもんきんらんはっぴ
太い破立涌を背景として法輪文を表出した紺繻子地金襴の法被。法輪文は、中央の三巴文を、雲文と火焔文が取り囲む同心円状のものと、唐花状のものとの二種の構成となっている。『連獅子』で、獅子の精の役で用いられたと伝えられる。
法被は、能由来の衣裳で、軍装の武人や鬼神などの役に用いられる。広袖で前身と後身が離れ、両裾下を幅二寸ほどの共切(襴)でつなぐ。但し、能装束の法被の袖は二幅だが、歌舞伎衣裳では一般に一幅とされる。