小学校・幼稚園お受験、シーン別 親子のスーツ・ウェア・雑貨の選び方

小学校・幼稚園お受験、シーン別 親子のスーツ・ウェア・雑貨の選び方のメインビジュアル

親と子が二人三脚で歩むことで多くを学び、親御さまにとってもお子さまにとっても成長のきっかけとなる幼稚園や小学校のお受験。春から始まる学校説明会や運動会などの学校見学、秋に迎える面接本番など、実りある一年を過ごすためにも事前の準備が重要です。

大切な日のためにご家族に安心と自信を与えてくれる、お受験シーンに欠かせないお洋服や雑貨アイテムを選ぶ際に気をつけたいポイントや選び方をまとめました。

お子さまのお受験服(スーツ・ワンピース・アンサンブル)のセレクトポイント

お子さまのお受験服の画像

女の子

  • 女の子の洋服は、刺しゅうやフリルなどちょっとした装飾はOK。袖丈は長すぎないもので、スカート丈は膝が隠れる程度を目安に長すぎないものを。

男の子

  • 男の子はベストを着用すると着崩れもカバーでき、きちんと見えます。パンツ丈は膝より少し上が理想です。

男女共通

  • お洋服は紺が主流ですが、学校のカラーに合わせてグレーや水色・柄物も。学校のカラーやテスト内容により適した服装は変わるので、事前にチェックを。
  • ブラウス・ポロシャツは、シンプルなものが最適。半袖が一般的ですが学校によっては長袖でも。肌触りなどが面接で気になったりしないよう、試着をして着心地を確認しましょう。
  • ヘアスタイルは清潔感を大切に。
  • 女の子のソックスは二ツ折りか三ツ折り、男の子は無地もしくはワンポイントのクルーソックスで。潔感のある白が一般的です。
  • 靴は黒が基本です。男の子はローファータイプ、女の子はワンストラップシューズを。脱ぎ履きしやすいものがおすすめです。

学校訪問の服

学校訪問の服の画像

早くて3月、本格的には5月のゴールデンウイーク明けから学校の説明会が始まります。寒暖差があり、空調により室内外の温度にも差がある時期のため、カーディガンを羽織るなど体温調節のしやすい服装を選びましょう。女の子なら半袖ワンピース+羽織ものを。男の子はポロシャツにベスト・ハーフパンツが基本。お子さまに合った、きちんとした印象を与えるものをおすすめします。

行動観察の服

行動観察の服の画像

遊びや運動・制作など学校ごとに試験内容は異なりますが、協調性や表現力、思いやりなど、お子さまの素の様子を見極めるのが行動観察です。リラックスして普段通りに振る舞えるよう、着心地がよく、軽くて動きやすいものを選びましょう。上着やパンツ・スカート丈など長すぎず、短すぎない、お子さまのサイズに合ったものをセレクトすることが大切です。着脱のしやすさも服選びのポイントになります。ベストを着ることで着崩れをカバーすることもでき、きちんとした印象になります。

面接本番の服

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第一印象が大切な面接本番。学校ごとの校風・特色や個性に合わせた服装を選ぶことが、志望校への理解と敬意を表すことにつながります。清潔感と動きやすさを基本とし、女の子は白ブラウス×アンサンブルやワンピース×ボレロを。男の子は白シャツに紺のハーフパンツ、ジャケットかベストを着用するスタイルが一般的です。だらしない印象を与えないよう、お子さまの体型に合ったサイズのものを用意してあげましょう。

幼児の服

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幼稚園受験では、動きのある自由遊びなど課題内容は園ごとに変わってきます。園の方針や特色に合わせた服装や髪型をすることで、教育方針をきちんと理解しているという印象につながります。また小さなお子さまの場合、着心地が悪いと落ち着きをなくしてしまいがちなため、事前に袖を通し、締め付けや肌当たりなど細やかに確認することが大切です。動きやすさときちんと感を備えた1着を選びましょう。

お子さまのオーダー服

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色や柄の組み合わせ、生地などが選べ、自分らしさが大きな自信につながるパターンオーダー。お子さまの個性を尊重し、それぞれのお子さまらしさが引き立つ特別な一着をお仕立てでき、なにより短時間の面接でも記憶に残るような着映えの良さがパターンオーダーの魅力です。

表情まで凛々しくなる お子さまのお受験服におすすめのパターンオーダーブランド

お子さまの靴と雑貨

お子さまの靴と雑貨の画像

お洋服を選んだら、次はお子さまのバッグや小物・靴を揃える番です。レッスンバッグや革靴・運動靴・上履き・シューズバッグ・・・。シチュエーションごとに必要なものはたくさんあります。きちんとした印象を完成させるためには、小物周りを整えることも欠かせません。受験後の学校生活でも活躍する、美しいデザインや品を備えたアイテムをご紹介します。

お母さまのお受験服(スーツ・雑貨)のセレクトポイント

お母さまのお受験服の画像
  • お母さまのスーツやワンピースもネイビーが主流です。深みのある濃紺であればより落ち着いた印象に。
  • ワンピースと上品なジャケットを合わせたスタイルが一般的です。
  • ワンピースは半袖で、胸元が開きすぎない清楚なクルーネックのものがおすすめです。
  • スカートはタイトすぎないもので、着丈は立ったとき、座ったときに膝のしっかり隠れる丈がきちんとした印象になります。着席のシーンも考慮して型崩れせず、シワになりにくい素材を。
  • ジャケットはジャストサイズより、少々余裕があったほうが動きやすく美しいシルエットになります。袖丈は手首より少し長めがおすすめです。
  • ハンドバッグは黒革のシンプルなデザインを。ブランドを明示するようなものは避けましょう。
  • 書類やお子さまの持ち物を入れるサブバッグは自立するタイプが人気です。
  • 靴はシンプルな革靴を。ヒールも高すぎないほうが安定感がありおすすめです。ストッキングはベージュを合わせます。

お母さまの学校訪問の服

お母さまの学校訪問の服の画像

学校にもよりますが、お母さまも学校に出向くときにはネイビーのシンプルなワンピースやスーツを着用するのが基本です。きちんと身なりを整えることで、学校に対する敬意や礼節を表すことができます。しかしながら、主役はあくまでもお子さま。目立ちすぎず、清楚な印象を与えるスタイルを心がけましょう。夏場も着用するシーンが多いため、汗ばむ季節に対応した素材のワンピースが1枚あると便利です。羽織ものがあると空調など寒いときにも便利。学校訪問の期間は汗ばむ季節が多いのですが、袖丈や裾丈には注意し露出を控えたスタイルで。長時間座ることも多いため型崩れしにくい素材がおすすめです。

お母さまの面接本番の服

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小学校受験では、お母さま、またはご両親の面接が入試科目に含まれる学校が多くあります。面接までは季節やシチュエーションを考えた着回しのできるスタイルが便利ですが、面接や考査当日には、お母さまの印象を引き立てる上質な1着を身につけることをおすすめします。清潔感やきちんとした雰囲気は、お母さまの品格にも結び付きます。仕立ての良い美しい1着で、内面の魅力まで輝かせましょう。

お母さまのオーダースーツ

お母さまのオーダースーツの画像

身体に美しくフィットする1着こそ、着る人の魅力を最大限に引き出してくれます。肩幅・身頃・スカート丈まで、お母さまご自身に合わせてあつらえたスーツで、いっそう気品高く。

いちだんと気品もアップ!オーダーやお直しで美しくフィットするお母さまのお受験スーツ

お母さまの靴と雑貨

お母さまの靴と雑貨の画像

行動観察や面接では、お子さまの着替えや資料など荷物が大変多くなります。機能性と上品さを備えたフォーマルバッグに、大きめの自立するサブバッグ、足音を軽減するヒール高のあるスリッパなどがあると便利でしょう。シンプルなデザインで上質な素材を使用したパンプスなど、お母さまの品あるスタイルを完成する、選りすぐりのアイテムをご紹介します。

お父さまのお受験服(スーツ・雑貨)のセレクトポイント

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  • 色は濃紺がスタンダード。シングルのダークスーツが一般的です。
  • 上質なウール地は品格を高めてくれます。光沢を抑えた無地を推奨します。
  • パンツ丈や袖丈は長すぎるのも短すぎるのもNG。身体に合ったものを選びましょう。
  • シャツは白の無地を。襟の開きが狭いレギュラーカラーが一般的で、カジュアルなボタンダウンはNGです。袖口の長さも注意。
  • ネクタイは無地か、落ち着いた印象の色・柄を選ぶことが大切です。
  • ソックスは椅子に座ったときに目立つので、脛の見えない長めのもので、黒や濃紺がおすすめです。

お父さまのスーツ

面接ではご家族そろっての印象が重要になります。既成のスーツも店頭スタイリストがフィッティングを確認し、サイズの補正を承りますが、肩幅・身幅・着丈・袖丈までお父さまの体形に合った1着をパターンオーダースーツでお仕立てするのもおすすめです。家族をまとめる安心感のある父親像を後押ししてくれるでしょう。

父親のお受験スーツの選び方。面接で好印象を与える服装のポイントとは