パティシエ・後藤裕一さんが朝ごはんを本気で考える「後藤シェフの朝ごはん」。8月のレシピは、いつもの料理を手軽にワンランクアップしてくれる「だし醤油バター」です。「エスカルゴ料理に欠かせないエスカルゴバターに、だし醤油を応用してみました!」という後藤シェフ。フランスと日本の食が融合した魅惑のバターで、朝ごはんがパッとこだわりの味に。今回は簡単にできる焼きおにぎりアレンジもご紹介します。
RECIPE
だし醤油バター
材料(約200g分)
<鎌田醤油>だし醤油 50g
無塩バター 200g
エシャロット 10g
にんにく 2g
白ごま 10g
くるみ 15g
鰹節 3g
パセリ 5g
バターを室温に戻し(夏場は30分〜1時間ほど)、よく練ってポマード状にする。
電子レンジでほんの少し温めてもOK。
エシャロット、にんにく、パセリをみじん切りに。
くるみはローストして、指でほぐすように砕いておきます。
フライパンに少しオリーブオイルを引き、にんにくとエシャロットを炒める。
エシャロットが透明になってきたら、だし醤油を加えて弱火に。
軽く水分を飛ばしたら、器に移して熱を取っておく。
バターに熱が移らないようにするワンポイントです。
ポマード状にしたバターと他のすべての材料を混ぜ合わせる。
鰹節は袋の中で軽く砕いておきましょう。
しっかり混ぜ合わせ、均一に乳化したらOK。
混ぜ始めは水分多めに感じますが、乾物がだんだんと水分を吸っていきます。
しっかり混ぜ合わせたら、ラップで棒状にまとめるか、容器に移して冷蔵庫へ。
これで、だし醤油バターの完成です!
さて、今回はこのバターを使って、朝食にぴったりな焼きおにぎりに。
温かい白米に、だし醤油バターを溶かし混ぜ、俵形に握ります。
フライバンで焦げ目が付くまで焼き、紫蘇で巻いたら、だし醤油バター焼きおにぎりのできあがり。
だし醤油の香りとバターの旨みがたっぷり染み込んだ焼きおにぎり。この濃厚な味わいは、なんともクセになりそう…。くるみの食感もいいアクセントになっていて、何個でもいけるおいしさです。バターの保存可能な期間は、冷蔵で一週間ほど。肉、魚、野菜、パン、何でも合わせられるので、おうち時間にさまざまなアレンジを楽しんでみてはいかがでしょう。
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