もうすぐお正月。<バーミキュラ>でおせち料理を作ろう!


クリスマスが終わるとあっという間にお正月ですね。お店やデパ地下でおせち料理を買うのも良いですが、今年はおせち料理を手作りしてみてはいかがでしょうか?<VERMICULAR/バーミキュラ>の鋳物ホーロー鍋なら、素材の持ち味をグーンと引き出してくれるので、簡単なのにとっても美味しく仕上がります。今回は簡単に作れる縁起のいい5品をご紹介いたします。お正月だけでなく、普段のレパートリーにも活躍するレシピをご用意しました。ほっとする家庭の味で、家族皆で健やかに新しい年をお迎えください。
1.黒豆
「まめに働く」などの語呂合わせから、おせち料理では健康や長寿などの願いが込められる黒豆。<バーミキュラ>なら、短時間の加熱でもふっくらと仕上がり自然な美味しさを味わえます!冷蔵で約1週間保存も可能ですよ。
【材料(4人前/オーブンポットラウンド22cmを使用)】
- 黒豆 300g
- (A)熱湯 1.2ml
- (A)砂糖 200g
- (A)しょうゆ 大さじ2杯
- (A)塩 大さじ1/2杯
- (A)重曹 小さじ1杯
【作り方】
- 黒豆を洗って水気を切り、<バーミキュラ>はフタと本体のフチに油を塗っておく。
- <バーミキュラ>に(A)を入れフタをして15分ほど中火で加熱し、沸騰したら火を止め、黒豆とサビ釘を加えてフタをして一晩おく。
- フタを2cmほどずらして、2を中火で加熱し沸騰したらアクを取り除く。
- フタをして弱火に落とし1~2時間加熱したら、火を止めてそのまま冷やし、味を含ませたら完成。
【作り方のコツ】
- ヒートキーパーを使うと、作り方4の加熱時間が4分の1に短縮されて30分でできあがります。
- 黒豆を一晩おく時は、お鍋のフチが錆びないように油を塗っておきましょう。
- サビ釘を入れて加熱することで、鮮やかな黒色に仕上げることができます。
- サビ釘は、防錆されていない鉄製の釘を、中性洗剤で良く洗ってから、塩水につけて乾かす工程を、何度か繰り返すことで作れます。
※サビ釘をご使用される場合は誤飲などにご注意ください。
2.ぶりの照り焼き
「出世魚」のぶりを使った照り焼きは、立身出世を願って食べられます。作り方は、フライパンでぶりを焼き、甘辛い調味料を絡めるだけと簡単。表面を焼いたら弱火で火を通し、ふっくら仕上げます。
【材料(3人前/フライパン26cmを使用)】
- ぶり 3切れ
- 小麦粉 適量
- しょうが(皮つきのまま薄い輪切りにしたもの) 4枚
- (A)しょうゆ 大さじ2杯
- (A)酒 大さじ2杯
- (A)みりん 大さじ3杯
- 油 大さじ1杯
- 針しょうが 適量
- 白髪ねぎ 適量
【作り方】
- ぶりに小麦粉を薄くまぶす。
- フライパンを基本の強火で30秒ほど予熱し、油を入れてなじませる。底面全体からしっかりと煙が出てきたら、1のぶり3切れをまとめてトングなどで挟み、皮目を1分くらい焼きつける。中火にしてぶりをフライパンに広げ、両面を1分くらいずつ焼き、キッチンペーパーなどで余分な脂を拭き取る。
ポイント!ぶりは3切れまとめてトングで挟み、皮目から焼きます。出てきた脂には生臭みが混じっているので拭き取るのがコツ。煮汁が絡みやすくなる利点もあります。 - 中火のまましょうが・(A)を加え、ひと煮立ちしたら弱火にする。ぶりに煮汁を絡ませながら、煮汁が半量ほどに煮詰まるまで3分ほど加熱する。器にぶりを盛って煮汁をかけ、針しょうが・白髪ねぎを添えて完成。
ポイント!ぶりに煮汁をかけながら煮詰め、味をよくなじませます。
【作り方のコツ】
- 基本の強火(少し弱めの強火です)
炎がフライパンの底面の4分の3にかかるくらいの状態(IHなら1400Wくらい)。最初に予熱をするときや、野菜や薄切り肉などをサッと短時間で炒めたいときに使います。
3.筑前煮
上品な味で、やさしい野菜の風味が口いっぱいに広がります。先を見通せるようにと願った「れんこん」や、子孫繁栄を願った「里芋」など、一つひとつの食材に意味が込められています。
【材料(4人前/オーブンポットラウンド22cmを使用)】
- 鶏もも肉 1枚(300g 1口大に切る)
- 里芋 4個(160gぐらい 1口大に切る)
- にんじん 1本(中くらいのもの 120g乱切り)
- れんこん 150g(1cm幅の半月切り)
- ごぼう 1本(80gぐらい 乱切り)
- 干し椎茸 4枚(石づきを取って水でもどして一口大に切る)
- 板こんにゃく 1枚(スプーンで一口大にちぎり下茹でする)
- (A)薄口しょうゆ 大さじ3杯
- (A)みりん 大さじ2杯
- 絹さや すじを取って二等分10枚
【作り方】
- <バーミキュラ>を中火で2分予熱し、鶏肉・里芋・にんじん・れんこん・ごぼう・干し椎茸・こんにゃくを入れ、(A)を加えてひと混ぜし、フタをして弱火で25分加熱する。
- 上下を返すようにひと混ぜして、絹さやを加え、フタをしてさらに弱火で5分加熱する。
- 火を止めて、余熱で10分味を染み込ませたら完成。
【作り方のコツ】
- 余熱を利用することで、しっかりと食感を残しながら、具材に味を染み込ませることができます。
4.昆布巻き
野菜と鮭を使った「昆布巻き」。「喜ぶ(よろこぶ)」との語呂合わせで縁起が良いとされるお正月の定番料理です。ヒートキーパーで2~3時間保温すれば、味がよく染み込み、昆布がさらに柔らかくなります!
【材料/オーブンポットラウンド22cmを使用】
- 昆布 5本(早煮:昆布巻き用)
- ごぼう 1本(5mm角の棒状)
- にんじん 1/2本(5mm角の棒状)
- 鮭 1~2切れ(棒状に4等分)
- かんぴょう 適宜(20g程度)
- 酒 大さじ4杯
- きび砂糖 大さじ4杯
- しょうゆ 大さじ3杯
- みりん 大さじ3杯
【作り方】
- 早煮昆布を濡れふきんで軽くふいて汚れを落とし、かぶるくらいの水につけてもどす。長い物は30センチ程度に切る。かんぴょうはさっと洗い、塩でもみ、塩を洗い流したら5~10分水につけてもどす。
- ごぼうを皮つきのままきれいに洗い、昆布の幅に合わせて切り、太さ5mm角程度に切ったら水につけてあく抜きをする。にんじん、鮭も長さは昆布の幅にし、太さは5mm角程度に切る。
- 「野菜の昆布巻き」昆布に、にんじんとごぼうを置き芯にして巻く。かんぴょうで2ヶ所縛る。
- 「鮭の昆布巻き」昆布に鮭を置き、芯にして巻く。かんぴょうで2ヶ所縛る。
- <バーミキュラ>に、巻いた昆布を、結び目を下にして敷き詰め、昆布の戻し汁500㏄(昆布がかぶるくらい)、酒を加え火にかける。フタをして弱火で40分加熱する。
- 竹串を刺して柔らかくなっていれば、きび砂糖を加えさらに弱火で10分加熱する。
- しょうゆ・みりんを加え、15分弱火で加熱し、フタをしたまま冷ます。もしくは、保温カバーに入れ、2~3時間置く。
【作り方のコツ】
- 作り方5の時間は目安です。昆布が柔らかくなってから調味料を入れてください。
5.赤飯
おめでたい日やお祝い事に欠かせない赤飯。<バーミキュラ>で炊いた赤飯は、ふっくらもっちもちの食感、小豆の煮汁で炊いて豆の旨みを存分にお楽しみいただけます!
【材料(4人前/オーブンポットラウンド22cmを使用)】
- もち米 3合
- 小豆 80g
- 塩 小さじ1杯
- 砂糖 少々
- 酒 大さじ2杯
【作り方】
- もち米は洗ってザルに上げ、水気を切っておく。
- <バーミキュラ>に小豆と、小豆がかぶるぐらいの水を入れ、フタをして中火で加熱し、沸騰したらそのまま1分茹でて、ザルに上げる。この作業をあと2回、合計3回茹でこぼす。
- <バーミキュラ>に2の小豆と水540mlを入れ、フタをして中火で加熱し、蒸気が勢いよく吹き出したら、弱火に落として15分加熱する。
- 小豆を指でつまんで、若干固さが残るぐらいの柔らかさになっていたら、火を止め、小豆と煮汁を分けて冷ます。
- 4の煮汁に酒と水を足して540mlにしておく。<バーミキュラ>に1のもち米・煮汁・塩・砂糖を加えて、ひと混ぜし、その上に平らになるように小豆をそっと入れて、フタをして中火で加熱する。
- 蒸気が勢いよく噴き出し、鍋のフチから水滴がこぼれてくるまで、よく沸騰させたら、極弱火に落として13分加熱し、火を止めて13分蒸らして完成。
【作り方のコツ】
- 小豆は茹でこぼすことで、灰汁が抜けて、渋みが無くなります。
- 小豆の茹で汁を味見してみて、渋みがなければ茹でこぼしはしなくてもOKです。