インクの垂れるさま(ドリップ)をモチーフに唯一無二のスタイルを築き、アートサプライ「KRINK (クリンク)」の創業者であるCraig Costello (クレイグ・コステロ)によるエキシビジョン「NEW WORK」を本館2階 イセタン ザ・スペースで開催。
本展では、絵具とインクの物質性と過剰性を突き詰めたコステロ独自のアプローチの新作ペイント作品65点をご覧いただけます。
また、会期に先駆け、5月24日(水)～6月27日(火)に、新宿通り2面のウィンドーディスプレイにて、店頭とリンクしたインスタレーションを行います。
CRAIG COSTELLO/KRINK 「NEW WORK」
□2023年6月3日(土)～7月5日(水)
□伊勢丹新宿店 本館2階 イセタン ザ スペース
※本館ショーウインドウ：5月24日(水)～6月27日(火)
彼の作品は、コントロール（制御）とアンコントローラブル（制御不能）の相互作用を捉えており、ダイナミックな感覚を見る人が感じるように、「注ぐ」、「スプレーする」、「ドリップする」といった様々な技法を用いています。
彼の動きは、作品の展開を意図的に導く一方で、絵具やインクが自由に飛び散り、滴り落ちることで、有機的で予測不可能な形を作り出し、作品自体に命を吹き込みます。
完全と不完全のバランスは、コステロの有機的なジオメトリック作品を展示する本展で顕著に見ることができます。
また、ペイントに使用されるツールの販売もいたします。コステロは10年以上にわたって、消火器、園芸用スプレー、靴磨きボトルなど、一般的にファインアートとは縁遠い機器や物を再利用し、改造してきました。洗練と実験のプロセスを経て、コステロは日常的なものを今日のKRINKを定義するツールに変身させました。その結果、世界中のアーティスト、デザイナー、クリエーターに愛用される革新的なプロダクトが誕生しました。
幾何学的な作品に加え、インクドローイングの新しいコレクションも発表しています。グラフィティ（落書き）は、個性を表現するために使われ、グラフィティライター以外にはほとんど判読できません。コステロは自身のルーツであるグラフィティへの敬意を込めて、このコンセプトを取り入れています。
Craig Costello/クレイグ・コステロ
ニューヨークのブルックリンに在住し、活動しているアーティスト。
写真、ペイント、サイト・スペシフィック・インスタレーションなど、さまざまな手法で作品を制作しています。
コステロは周囲の環境に影響を受け、環境を創造的な空間としてとらえ、環境そのものが彼の活動にとって不可欠なものとなっています。
これまで、Palais De Tokyo、Les Abattoirs、Deitch Projects、Museum of Contemporary Artなどのギャラリーや美術館で展覧会を開催。また、東京、パリ、ソウル、ローマ、ロンドンなど、世界各地でインスタレーションを制作しています。
KRINK/クリンク
ニューヨークを拠点とするアーティストマテリアルブランドであり、クリエイティブスタジオ。KRINKは、グラフィティライターのための最初のインクとペイントマーカーのブランドとして始まり、アパレル、特別なアーティストツール、限定版、アクセサリーのコレクションを継続的に拡大する国際的なアート用品ブランドへと飛躍的に成長。
KRINKは独自の美学を確立し、世界中のアーティスト、デザイナー、ブランドがコラボレーションを求めるようになり、Nike、Tiffany & Co、Moncler など、アートとファッション界の大物たちと提携しています。
Untitled,2023
Acrylic on Canvas / 182.88cm × 121.92cm
187.2cm × 126.2cm × 5.5cm (framed)
Untitled,2023
Ink on paper / 21.01cm × 29.69cm
26cm × 34.7cm × 3.7cm (framed)
※価格はすべて税込です。
※画像は一部イメージです。
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