<aya nariai>何気ない仕草と表情がキュートな猫たちの日常

<aya nariai>何気ない仕草と表情がキュートな猫たちの日常のメインビジュアル

作者のaya nariaiさんは、千葉県で生まれたあと宮崎県で育ち、京都市立芸術大学で日本画を学びました。大学卒業後は美術教師として勤務する傍ら、“画家”としての道を諦めきれずに作品を制作し続け、退職後は作家活動に専念して各地での個展やグループ展に出品。各種イベントにも多数参加するなど、多くの美術愛好家に支持されています。

aya nariaiさんは幼少期に宮崎県の自然豊かな土地で育ったこともあり、大好きな植物を主に描いていたそうですが、2014年に野良猫を保護してから猫の仕草・表情・模様の美しさに魅せられ、その後の作品に多く登場するようになりました。2016年に出産した後は、子育てに奔走しながらも自身の子ども時代を重ねる機会が多くなり、近年ではその頃のイメージを反映したイラストも描いています。

「その時々で魅せられたもの、胸の中にある想いなどから“インスピレーション”を受けて制作しています」というaya nariaiさんは、水彩絵具を巧みに用いて独自性豊かな温かみある世界観を表現しています。そして近年は「絵をもっと身近に感じてほしい」という思いから、バッグやポーチ・ハンカチなどの雑貨を制作するなど、絵画以外の世界にも取り組んで作家活動の幅を広げています。

今特集では、最新作15点を一堂にご紹介いたします。色とりどりの草花やお気に入りの品々に囲まれた風景の中で生き生きと暮らす、個性豊かな猫たちの仕草や表情をお楽しみください。

  • 花語りの画像

    花語り

    イメージサイズ:約 21×29.7cm
    額サイズ:約 28.8×37.9cm
    技法:2022年制作 水彩紙・水彩絵具
    価格:33,000円

ポピーの花畑の中に溶け込むように佇んでいる白猫と黒猫。草むらを分け入っていく猫の様子を見て、身体に草むら模様が次々と映っていくイメージが湧き描きました。猫たちはいつだって一番近くで花たちと語り合っているように思えます。

  • 星降る夜はの画像

    星降る夜は

    イメージサイズ:約29.7×21cm
    額サイズ:約 37.9×28.8cm
    技法:2022年制作 水彩紙・水彩絵具
    価格:33,000円

夜空に一番近い場所で猫たちが集まり星の光に包まれているイメージを描きました。近くに住んでいる猫も、遠くへ行ってしまった猫も、同じお星さまを眺めていることでしょう。個別に描いた星を所々に散りばめ、コラージュしています。

  • 思い出を巡る旅の画像

    思い出を巡る旅

    イメージサイズ:約 21×29.7cm
    額サイズ:約 28.8×37.9cm
    技法:2022年制作 水彩紙・水彩絵具
    価格:33,000円

何度も通ったこの道を、あのときのメンバーでまた通りたい。楽しい思い出が待っているあの場所へ、ドライブに出かける猫たちを描きました。

  • 言の葉を抱きしめての画像

    言の葉を抱きしめて

    イメージサイズ:約 29.7×21cm
    額サイズ:約 37.9×28.8cm
    技法:2022年制作 水彩紙・水彩絵具
    価格:33,000円

心にある自分だけの大切な言葉たち。言葉を花に見立て、周りの誰かへと広がっていくイメージで描きました。たくさんのあたたかな言葉たちで、世界が彩られていきますように。個別に描いた花を所々に散りばめ、コラージュしています。

  • この道の先にの画像

    この道の先に

    イメージサイズ:約 21×29.7cm
    額サイズ:約 28.8×37.9cm
    技法:2022年制作 水彩紙・水彩絵具
    価格:33,000円

自転車で散歩中カルガモの雛たちに出会った猫。少しだけお引越しのお手伝い。車に気を付けて渡ろうね。あれ、黄色い君はどこから来たの?まあいいや、一緒に行こう。遠くから音楽が聞こえてくるような、カルガモたちが楽しく行進しているイラストです。

aya nariaiさんの画像
aya nariai
2011年 京都市立芸術大学美術科日本画専攻卒業。
主に猫・動物・花のイラストを中心に描き、雑貨等へ展開。水彩絵具の温かみや猫の自然な仕草・表情・植物の美しさを、作品を通して伝えている。