三越伊勢丹 名画版画コレクション Vol.3

近代日本画壇の巨匠・平山郁夫画伯(1930-2009年)の代表作・シルクロードシリーズの中から「朝陽パルミラ遺跡」の彩美版®美術複製画作品をご紹介いたします。

平山郁夫「朝陽パルミラ遺跡」彩美版®美術複製画
技法:彩美版®シルクスクリーン
制作数:500部
イメージサイズ:(約)37.5×52cm
額サイズ:(約)59×74×厚さ5cm
価格:308,000円
平山郁夫画伯の代表作「シルクロード」シリーズで描かれた砂漠とラクダの隊列の幻想的な光景は、シルクロードを通じて行き交った人々や文化の交流の象徴でもあり、平和への祈りそのものでした。
本作品は、昇りくる朝陽に浮かび上がるパルミラ遺跡(シリア・アラブ共和国)を背景に、静かに歩むラクダの隊列が幻想的に描かれており、平山画伯の晩年の力作です。
著作権者・平山美知子氏監修
(公益財団法人 平山郁夫シルクロード美術館名誉館長)
平山郁夫「朝陽パルミラ遺跡」彩美版®は、著作権者である平山美知子氏の監修のもと、原画の繊細な筆遣いや微妙な色調を忠実に再現して制作されました。ぜひ、お手元で珠玉の作品をお楽しみください。
監修者の承認印・限定番号が入った奥付シール(見本)
彩美版®とは
「彩美版®」は共同印刷株式会社の登録商標です。長年の経験により培われた画像処理技術を元に、厳選された素材に高精度デジタルプリントを施し、画材の質感と豊かな色調を再現した共同印刷の美術複製画です。
本作ではさらに一枚一枚に職人の手刷りによるシルクスクリーンを施すことで、豊かな色彩や筆遣いといった原画の持つ鼓動までも表現しています。
半世紀以上にわたり複製美術品の制作を続ける共同印刷の「彩美版®」は、業界屈指のブランドとして、多くの美術愛好家に支持されており、美術関係者からも高い評価を得ています。
原画所蔵美術館のご紹介
水野美術館(Mizuno Museum of Art)
水野美術館は、 実業家 故・水野正幸氏が長年かけて蒐集した作品をもとに平成14 (2002)年7月に開館した日本画専門の美術館です。
水野コレクションは、明治期、岡倉天心が目指した“新しい日本画”の創造に邁進した橋本雅邦・横山大観・下村観山・菱田春草らを核とし、川合玉堂や上村松園、そして戦後活躍した杉山寧・平山郁夫・加山又造など、近代以降、日本画壇を率いた巨匠たちの作品約500点で構成されています。
年4回程度のコレクション展にて、これらを順次紹介。その他、特別企画展を年2回開催しています。
また、美術館の前には約700坪の日本庭園を設けており、四季折々の表情を絵画のひとつとしてお楽しみいただけます。

電話 026-229-6333
詳細はホームページ等にてご確認ください。
平山郁夫「朝陽パルミラ遺跡」彩美版®美術複製画
仕様体裁

技法:彩美版®シルクスクリーン
限定:500部
用紙:版画用紙
額縁:特製木製額縁金泥仕上げ、アクリル付(クロス貼りタトウ入り)
イメージサイズ:(約)37.5×52㎝
額サイズ:(約)59×74✕厚さ5㎝
重さ:(約)4.9㎏
監修:平山美知子氏(公益財団法人 平山郁夫シルクロード美術館名誉館長)
解説:谷岡清氏(美術評論家/NPO法人美術教育支援協会理事長)
原画所蔵:公益財団法人水野美術館 寄託
<同時販売>
平山郁夫「月光パルミラ遺跡」彩美版®美術複製画
仕様体裁

技法:彩美版®シルクスクリーン
限定:500部
用紙:版画用紙
額縁:特製木製額縁金泥仕上げ、アクリル付(クロス貼りタトウ入り)
イメージサイズ:(約)37.5×52㎝
額サイズ:(約)59×74✕厚さ5㎝
重さ:(約)4.9㎏
監修:平山美知子氏(公益財団法人 平山郁夫シルクロード美術館名誉館長)
解説:谷岡清氏(美術評論家/NPO法人美術教育支援協会理事長)
原画所蔵:公益財団法人水野美術館 寄託
平山郁夫 Ikuo Hirayama(1930~2009年)
1930年 広島県豊田郡瀬戸田町(現 尾道市瀬戸田町)に生まれる。
1952年 東京美術学校(現 東京藝術大学)日本画科を卒業。前田青邨氏に師事。
1953年 再興第38回院展に「家路」を出品し初入選。
1964年 日本美術院同人に推挙される。
1968年 初めてアフガニスタン、中央アジアを取材。
1987年 再興第63回院展出品の「画禅院青邨先生還浄図」で内閣総理大臣賞を受賞。
1988年 ユネスコ親善大使に任命。
1989年 東京藝術大学学長に就任。
1993年 文化功労者として顕彰される。
1996年 日本美術院理事長に就任。フランス大統領よりレジオン・ドヌール勲章を受章。
1998年 文化勲章を受章。
2000年 薬師寺玄奘三蔵院「大唐西域壁画」完成。
2001年 「絲綢の路 パミール高原を行く」を制作。東京藝術大学学長に再任。
2004年 山梨県北杜市長坂町に平山郁夫シルクロード美術館が開館。
2007年 「朝陽パルミラ遺跡」「月光パルミラ遺跡」を制作。
2009年 逝去。享年79。
創作活動の傍ら「文化財赤十字構想」を提唱し、アンコールワットや敦煌石窟など失われつつある世界の貴重な文化遺産の保護、修復と未来への継承のため精力的に活動した生涯だった。