調和と愛に満ちた世界と動物たち
カレン・ホイプティング版画作品特集

「動物は私にとって“パッション(情熱)”です」と言うカレン・ホイプティングさん。
猫や犬などのさまざまな動物たちをモチーフに彼らの表情やしぐさを生き生きと描き、大胆かつ鮮やかな色彩で表現される作品は優しさと愛に満ち溢れています。
カレンさんの描く絵は、絶妙なバランスで構成された画面構成、モチーフと背景、そして文様がひとつの画面で絶妙に組み合わさり、調和のある世界観が表現されています。
見ているだけで癒しを感じさせ、お部屋を明るく彩る版画アートをぜひお手元でお楽しみください。

「世界中の動物たち、そして私の作品に登場する動物たち・・・皆が調和と、愛と、喜びの中でー緒に暮らせますように」カレン・ホイプティング

自由気ままなお茶会の様子。ちょっとお行儀が気になります。

火の輪くぐりもお手の物、自転車を颯爽と操る犬の曲芸師は得意満面です。

モノトーンのパンダとカラフルな果物や背景が絶妙なバランスです。

月のあかりに照らされて、美しく輝くお洋服のある風景はお洒落な女の子のお部屋のようですね。

Karen Hoepting/カレン・ホイプティング

1976年 カナダ生まれ。
1997年 ウォータールー大学美術部学士号取得、アウトドアアートエキシビジョン絵画学生部門優秀賞。
1998年 ルーミス・アンド・ツールス賞・ミクスドメディア部門受賞。

学生時代よりドイツ表現主義、象徴主義に魅力を感じ、キャシーコルヴィッツやエゴン・シーレ、そしてクリムトの描く色鮮やかで力強い作風に大きな影響を受けた。画面の中に独自の記号や文字を取り入れたカレンの作品は観る人の心に暖かく語りかける。この魅力的なカナダ人作家の作り出す世界は、原始的でありながら洗練されており、ここ数年欧米や日本で非常に人気が高い。
カレンの作品は原始的であると同時に大変洗練されており、抽象的なイメージを通して作り上げるあたたかな世界が作品の特徴である。「動物は私にとってパッションだ」と語るカレンの描く絵には、愛らしい動物たちの幸福感あふれる姿が生き生きと表現されている。

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