繊細なタッチで草花の儚い美しさを描く ジョアン・アイザック 版画アート特集

繊細なタッチで草花の儚い美しさを描くジョアン・アイザック版画作品特集あたたかな色使いで、草花の細部まで美しく描くジョアン・アイザック氏。
親日家としても知られ、生前に日本各地で開催された展覧会やサイン会を通じて、今なお多くのファンの心を魅了しています。
金属板を針状の道具で削る版画の伝統技法「エッチング」を用いて描かれた作品は、花の儚い美しさや静かに息づく生命力が感じられます。
独自の美意識と世界観で草花を描き続けたアイザック氏による版画アートの世界をご覧ください。

シクラメンの力強いピンクの存在感を活かした、素朴で温かみのある一枚です。

金属のシャープな花器の中に可憐なバラを生けた、個性的な作品です。背景まで楽しめる一枚です。

ガレの個性的な花器とふんわりと優しい雰囲気で描かれた梅の花の組み合わせが、可愛らしくも優雅な印象です。

Joanne Isaac

版画家。アメリカ出身。パーソンズ・スクール・オブ・アートとイエール・スクール・オブ・ファインアートに学ぶ。イメージの作成からプリントまで全工程を一人で行い、伝統的な技法を守ったエッチングプリントの作品を制作。ユニセフのニューヨークオフィスやパリの大使館など世界各地で展示を開催する。親日家としても知られ、日本では10年以上にわたり各地で展覧会、サイン会を開催する。引退表明後の2014～15年の来日展では多くのファンが 集まり、その人気を不動のものとした。2017年11月永眠。

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