いま私たちにできること。考えていることはみんな同じだった|#みんなでマスクvol.1

いま私たちにできること。考えていることはみんな同じだった

つねに身近な存在だったファッションブランドやアパレルメーカー、縫製工場の皆さまと一緒に、社会のために何かできないか。ひとりの女性バイヤーの小さな想いをきっかけに、次々に賛同者が集まることで大きな輪が生まれ、三越伊勢丹全体で取り組むこととなった「#みんなでマスク」。プロジェクトの立ち上げから奔走した清水文恵、神谷将太、関一成が「#みんなでマスク」のはじまりを振り返ります。

クロージング&アクセサリー1プロモーション マーチャンダイザー 清水文恵
クロージング&アクセサリー1プロモーション マーチャンダイザー 清水文恵
 
 
伊勢丹新宿店リ・スタイル バイヤー 神谷将太
伊勢丹新宿店リ・スタイル バイヤー 神谷将太
 
 
法人事業部付 事業開発ユニット 関一成
法人事業部付 事業開発ユニット 関一成
 
 
 

誰かのために、社会のために。自身に問い続けて生まれた

クロージング&アクセサリー1プロモーション マーチャンダイザー 清水文恵

清水:今回の「#みんなでマスク」の企画を思いついたのは店舗が休業になってずっと自宅待機になったときです。新型コロナウイルスの影響で逼迫している医療現場や仕事が減少している縫製工場の現状をニュースで目にして、三越伊勢丹としてなにかできることはないか、と考え始めたんです。偶然にもファッションブランドのインスタグラムで「ブランドの生地でおしゃれなマスクを作ってほしいです」というようなコメントも目にして、「アパレルブランドに生地を提供していただき、縫製工場でマスクを生産するのはどうだろう?」と思いつくがままに企画書を起こしはじめました。それが、「#みんなでマスク」のはじまりですね。その企画書を日頃から仕事の相談をしている先輩バイヤーの神谷さんに見せたんですよね。

神谷:自分もバイヤーとしてファッションを通じて社会貢献ができないかってとても強く思っていたから、清水さんの企画書を見てすぐにアクションを起こしたいって気持ちになったのを覚えている。やっぱり「ファッションの伊勢丹」に身を置く立場としては考えることは近いんだなって。自分は「ファッションはどんなときも心に豊かさをもたらすもの」だと信じているので、清水さんの想いにすぐ共感できた。

清水:神谷さんには3年前に同じチームで仕事をしていたときにも、よく仕事の悩みや考えを話していましたよね。

伊勢丹新宿店リ・スタイル バイヤー 神谷将太

神谷:すぐに自分が担当しているファッションブランドに企画のことを話したら皆さんから快い返事をいただけたので、次に社内のバイヤーにも協力をお願いして取り組みの輪をどんどん大きくしていって。あのときは「#みんなでマスク」を通じて世の中にアクションしていくことが自分たちがいまやるべきことだと思っていた。

清水:私は心が明るくなるようなおしゃれなマスクを作れたら素敵!って思いました。結果的に40近いブランドさんにご賛同いただけて、あらためて日頃から三越伊勢丹とつながりをもってくださっているお取組先さまに対しては感謝の気持ちでいっぱいでした。

神谷:企画に賛同してくれたけど、マスク作りに使えるテキスタイルを用意できないってブランドもありましたよね。参加することはできませんが応援しています!って温かなメッセージをたくさんいただいて、その気持ちだけでもすごくうれしかった。

清水:そして集まった生地はなんと約90種類!!これだけ多くの生地を国内の縫製工場の方々が素敵なマスクに仕上げてくれると想像するだけでワクワクしましたよね。みんなの想いがマスクというカタチになり、それがお客さまの手に渡って、さらにその収益が医療の支援に役立っていく。すべてが大きなつながりになっていきますから。

クロージング&アクセサリー1プロモーション マーチャンダイザー 清水文恵
 
 

想いの輪はどんどんひろがってクリエーターまでも参加

クロージング&アクセサリー1プロモーション マーチャンダイザー 清水文恵

清水:「#みんなでマスク」は婦人や紳士など担当の垣根を取り払って約20名のバイヤーと、またバイヤー以外の担当とも一丸となって実施することができました。まさにワンチームです(笑)。その中で法人事業部の関さんは、このプロジェクトのキーマンだったと個人的には思っています。多くのクリエーターの方々とつながりをお持ちの関さんが力を貸してくれたおかげで「#みんなでマスク」がより大きなプロジェクトになりましたから。

法人事業部付 事業開発ユニット 関一成

:清水さんがアイデアを話してくれたとき、 ちょうど自分も法人事業部の上司から「中小企業や医療機関を応援できないか」と課題を与えられていて、法人部門として支援の企画を練っていたときだった。「いま自分たちにできることは?」って考えるのはみんな同じですよね。 自分の企画書を清水さんにチャットで送ったら反応が良くて、そこからファッションの一企画というより三越伊勢丹としての正式なプロジェクトになった。

清水:プロジェクトとなると柱となるビジュアルやメッセージが重要だと思っていて。

法人事業部付 事業開発ユニット 関一成

:プロジェクトビジュアルに関しては迷うことなく、すぐに長場雄さんが思い浮かびました。 ずっと自宅待機をしているとたくさんの人とのつながりって大事なんだってあらためて気づくじゃないですか。「#みんなでマスク」は工場やブランド、さらにお客さまとつながっていくプロジェクトなので「人物」を描き続けている長場さんのイラストであれば、三越伊勢丹らしい社会的意義を届けられると思った。プロジェクトのメッセージをご担当いただいたのは過去に三越伊勢丹の別の企画でご一緒したコピーライターの後藤国弘さんですけど、メールで相談したら「何でも言ってください。お力になりたいです」と言ってくださって。ありがたいですよね。

 
 

みんながポジティブな気持ちで取り組んだプロジェクト

清水:神谷さんが多くのバイヤーに声をかけてくれて、関さんが想いを共有できるクリエーターの方に話を通してくれて、三越伊勢丹にはプロフェッショナルがたくさんいるってあらためて思いました。普段はそれぞれ別の仕事をしていても、こんなときだからこそ同じ気持ちで協力して動いていけるメンバーのことをとても誇りに思います。最初は自宅でモヤモヤしながら一人で考えていたのに、動き出したらあっという間に輪が広がりましたよね。

法人事業部付 事業開発ユニット 関一成

:いつの日か「#みんなでマスク」 にご賛同いただいた方々には、直接お会いして感謝を伝えたいですね。

伊勢丹新宿店リ・スタイル バイヤー 神谷将太

神谷:休業中で自宅にいながらも、テレビ電話やチャットでコミュニケーションをとり続けていましたね。時には夜中まで(笑)。

クロージング&アクセサリー1プロモーション マーチャンダイザー 清水文恵

清水:プロジェクトに携わった一人として、ファッションの力で少しでも皆さんが心から笑顔になっていただけるとうれしいです。

 
 

「#みんなでマスク」プロジェクトビジュアルを担当してくださった長場雄さん

長場雄 イラストレーター、アーティスト
長場雄
イラストレーター、アーティスト。1976年東京生まれ。東京造形大学デザイン学科卒業。アーティストとして個展を開催する他、雑誌、書籍、広告、さまざまなブランドとのコラボレーションなど領域を問わず幅広く活動。過去のワークスに、UNIQLO、ASICS、G-SHOCKとのコラボレーション、その他、マガジンハウス、RIMOWA、Technics、Spotify、Universal Music、Monocleなど国内外問わずさまざまなクライアントにアートワークを提供している。
 
 

「#みんなでマスク」プロジェクトメッセージを担当してくださった後藤国弘さん

後藤国弘 コピーライター
後藤国弘
コピーライター。TCC(東京コピーライターズクラブ)会員。大正大学表現学部客員教授。三越伊勢丹グループの仕事では「スタイリスト」のネーミングおよびブック制作、「エバーグリーン」のネーミングおよびブック制作、法人事業部のブランディング、東日本大震災「どんぐりバッヂ」チャリティ、ショッピングバッグのリニューアルほかのプロジェクトを担当。グッドデザイン賞、新聞広告賞優秀賞、TCC新人賞ほかを受賞。
 
 
 
 

社会全体だけでなく、ひとりひとりにまで大きな影響を与えた新型コロナウイルス感染症。地域と作り手、お客さまとつながり続けてきた三越伊勢丹グループは、この難局を乗り越えるために社会貢献活動に取り組みます。「人と時代をつなぐ 三越伊勢丹グループ」としての役割をはたしていきたいと考えています。

 
 
 
 

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